最近、プロフィール写真の撮影依頼をいただくことが増えてきました。おそらくはClubHouseをはじめとしたSNSのプロフィール写真の需要が高まっていることが要因だと思われます。スタジオで撮ってもらうほどではないけど自撮りでは…という方がワタクシの得意な領域。
シワを消したり肌をツルツルにしたり目を大きくしたりというレタッチは一切しませんが、光のコントロールとテクニックで自撮りするより格段に素敵なプロフィール写真を撮影いたします。
最近のスマホのカメラアプリはよくできていて、シワは見事に無くなるとともに肌ツヤがよくなり、さらに小顔効果のエフェクトがかかります。ずっとバーチャルのままであればこれでもいいのかもしれませんが、こういったアプリで加工したプロフィール画像を使っていて実際は別人のように老けている方が時々おられます。以前、そういう方にお会いして思わず息を呑むことがありました。こういう場合、相手はガッカリすることになりますのでやりすぎには注意しましょう。
プロフィール写真の撮影は季節のいい時期は近くの公園など屋外で行うことが多いのですが、冬場や雨の日は室内で撮影した方がいい写真が撮れます。名古屋でオススメの撮影場所が名駅からほど近くの「トヨタ産業技術記念館」。
トヨタ産業技術記念館はトヨタグループの共同事業として設立。豊田佐吉が明治44年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設されました。建築史的に評価された赤レンガの建物を、グループ全体の歴史的遺産として保存しながら広く社会の健全な発展に役立つことを目的として運営されています。ここのメインロビーが撮影ポイントとして最高のロケーションとなっています。
大理石やレンガの壁があり背景に最適。少し手前に立って望遠寄りのレンズで撮影するといい感じのテクスチャになります。ワタクシの場合、ほぼ85mmF1.8のレンズで撮影しています。
また天井から自然光がシェードを通して柔らかく入るため晴れた日でも明るすぎずフワッとした光になります。雨の日はやや光量が足りないこともありますがISOを上げれば特に問題ありません。
ポイントはレフ板で顔を明るくするとともに眼にキャッチライトを入れること。これだけで雰囲気がグッと良くなります。レフ板を固定するためにスタンドライトとフレキシブルアーム&クリップを使っています。これさえあれば助手いらずで一人で撮影できます。
このテクニックと道具は著名人、有名人を多数撮影しているプロカメラマンの稲垣氏に教えていただきました。プロから教えていただけるのは本当にありがたく、感謝、感謝。
カメラのレフ板を自由自在に固定できるマンフロットのフレキシブルアーム&クリップが超便利!プロフィール写真を撮るなら必須のアイテム!
トヨタ産業技術記念館は平日なら空いているためできる限り土日を避けて撮影しています。どうしても土日に撮影する場合はスタッフの方に申し出るとともに他のお客様の迷惑にならないように撮影してください。
過去にトヨタ産業技術記念館で撮影した写真のほか、公園などのアウトドアで撮影した写真を掲載しておきます。
※掲載は本人の許可をいただいております。
ここからはアウトドアのロケハン
人間だけでなくわんこも撮ります。年賀状用に撮影させていただきました。
SNSや名刺のプロフィール写真が必要な方はブログのお問い合わせ欄もしくはFacebookからご連絡くださいませ。
ほな!おおきに!