極楽空間で名古屋–大阪間を快適に移動!「近鉄特急ひのとりプレミアムシート」レビュー







先日、プロフィール写真の撮影と新しくなった中之島美術館でモディリアーニ展を鑑賞のため久しぶりに大阪へ行ってきました。

時間的には新幹線の方が圧倒的に早いのですが、今回は以前からずっと乗りたかった「近鉄特急ひのとり」で移動することにしました。

 

ひのとりはレギュラーシートのほか、先頭車両、最後尾車両はプレミアムシートになっています。

今回は迷わずプレミアムシートを選択。

 

なお、金券ショップで近鉄の株主招待乗車券を購入し、特急券のみ購入するとお値打ちになります。

距離にもよりますが、名古屋–難波間は2,410円ですが金券ショップなら1,600円〜1,700円程度で購入できますので、800円前後お値打ちになります。

なので運賃が1,600円、プレミアムシート特急券が2,830円なので合計4,430円が片道の料金になります。

新幹線の料金は片道5,680円なので料金の差は1,250円。

かかる時間は新幹線が約50分、ひのとりが約2時間10分なので、その差80分。

でもリラックスできる時間を2時間も楽しめてお値打ちなら、ひのとりという選択肢は十分にアリだと思います。

プレミアムシート車両は3列シートになっており、レギュラーシートの4列と比べてかなりゆったりした間隔になっています。

 

座席の前後間隔は130cmと広く、さらに電動リクライニングを採用。

 

シートはすべてバックシェル構造になっているため、リクライニングシートを倒しても後ろ座席に影響しません。

 

一時、ホリエモンが『「席を倒してもいいですか?」と聞いてくる人がウザい』と発言して賛否両論飛び交いましたが、このシートであれば、そんな心配は無用。

角度は相当深くまで倒れますので、ゆっくりくつろげます。

さらにレッグレストが付いているのでリラックスした態勢で過ごせます。

 

右側の肘掛けの中に折り畳みテーブルが収納されており、取り出せば食事をしたりパソコンで作業することができます。

 

ただし、左側にあるカップホルダーとテーブルの端が干渉してカタカタ音がするので少々気になり、間にハンカチを挟みました。

ここは設計ミスかな…。

 

窓は大きく、明るくて開放的。

 

カーテンは電動スクリーンタイプで眩しければ適度に遮光することができます。

 

フックはバックシェルに2箇所、窓際に1箇所ありますので、荷物やコートをかけることができます。

 

車内Wi-Fiが完備されているので、ネット環境も万全。

スピードは下りが5〜7Mbps、上りが12〜17Mbpsとブラウジングするには十分な速度。

 

YoutubeやAmazonプライムなどの動画の鑑賞も画質の設定を調整すれば観られるはず。

そして、スマホやタブレットならビューンの雑誌読み放題サービスと本要約読み放題サービスのFlierが利用できます。

 

AmazonのKindle unlimitedに入会しており、かなりの雑誌を読むことができますが、KindleUnlimitedでは読めないも多数あり、iPadminiでいくつか雑誌や気になる本を読み漁りました。

出入口付近にはカップ珈琲や紅茶、グラノーラやインスタントたまごスープなどの自販機が設置されています。

 

お湯はフリーなので、自宅からティーパックやインスタントの味噌汁やスープなどを持ってくれば無料で利用できます。

手荷物を預けるロッカーがあり座席に持ち込まなくてもOK。

 

洗面所はとても明るくてキレイ。

 

運転席は中央に座席があり、最新鋭だけあって、めっちゃカッコイイ。

天井付近までガラス張りなので、視界は抜群。

 

思わず心が中学生に戻り、動画撮影してしまいました(笑)。

新幹線に比べると線路幅が狭いので多少揺れる区間がありますが、スピードが新幹線と比べると速くないので、許容範囲内。

初めてのひのとり体験でしたが、大満足!!

新幹線より80分ほど余分にかかりますが、終着駅は新幹線は少し中心部から離れた新大阪なのに対して近鉄は中心部の難波なので実質の差はもう少し縮まります。

しかもプレミアムシートでも新幹線よりお値打ちなので、今後大阪へ行くときはひのとりで行くことにします。

名古屋–大阪間の移動はぜひ近鉄特急ひのとりでどうぞ!

 

ほな!おおきに!