先日、撮影の仕事で金沢へ行くことになりました。
二日目はスタディツアーがあり、北陸先端科学技術大学院大学でトップレベルの研究をされている教授陣の話を聴いた後、金沢市内へ移動し、現代アートのセミナーを聴きました。
その後、セミナーで紹介していただいた、施設を実際に周ることに。
その中で、素晴らしい庭園に出逢いました。
それが「鈴木大拙館」。
モダンな建物も素敵なのですが、特に素晴らしいのが「水鏡の庭」。
池面に映るグリーンがとても美しく、心が癒やされます。
それが風によって波が立ち、様々な表現を生み出しています。
池の中程には、定期的に水を吐き出す装置があり、ここを中心に円形の波紋が生み出されるので、風のない日でも、表面の変化を楽しむことができるように工夫されています。
思索空間スペースには畳を敷いた椅子があり、ここから「水鏡の庭」を眺めるのは最高の贅沢。
そして、借景も完璧で、人工構造物が目に入らないようになっています。
島根にある足立美術館も同様で、やはり借景はとても重要なポイント。
今後、金沢に立ち寄ったら必ず訪れたい場所となりました。
もし、金沢へ行く方は、ぜひこの「鈴木大拙館」を訪れてみてください!
鈴木大拙館について
鈴木大拙館は金沢が生んだ仏教哲学者である鈴木大拙の考えや足跡を広く国内外の人々に伝えることにより、大拙についての理解を深めるとともに、訪れた人たち自らが思索する場として利用することを目的に作られました。
建築の設計方針
敷地の特長である小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界を展開していくことを設計の基本方針としました。
建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」によって構成されています。
この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています。
施設概要
敷地の特長である小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界を展開していくことを設計の基本方針としました。
建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」によって構成されています。
この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています。
利用案内
開館時間
午前9時30分から午後5時
※入館は午後4時30分まで休館日
毎週月曜日 (月曜日が休日の場合はその直後の平日)
年末年始 12月29日から1月3日
※展示資料の整理等のため休館する場合があります。入館料金
一般 310円
高校生以下 無料共通観覧券
1DAYパスポート 520円
3日間パスポート 830円
1年間パスポート 2090円金沢市内文化施設17施設で利用できます。
詳しくは金沢市文化施設共通観覧券についてをご覧下さい。
ほな!おおきに!