先日、読書家のTさんから、オススメいただいたのが田坂 広志著「すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟」。
バリバリの理系のエリートが、目に見えない話を語られているので、信憑性があります。
5つの覚悟として
すべては導かれている
人生で起きること、すべて、深い意味がある
人生における問題、すべて自分に原因がある
大いなる何かが自分を育てようとしている
逆境を超える叡智は、すべて与えられる
と記されています。
倫理法人会で学んでいることと、とても似ており、重なり合う部分がかなりありました。
そして、7つの原理という本の中に「全個皆完(ぜんこかいかん)の原理」というのがあり、起きてくる現象(苦難)を嫌わずに受けとめ、「これがよい」と肯定し、自分の誤りや不自然な生き方を改めていく時、おのずと苦難は解決していく…
と、書かれており、こちらも同じようなことになります。
また下記の3つのことを理解しておくことが大切になります。
人は、必ず死ぬ
人生は、一度しかない
人は、いつ死ぬか、わからない
先日、死生観のセミナーを受講しましたが、この本を読んで、改めて、「今を生きる」ことの大切さを実感しました。
もし、何か困ったことが起きたら「導きたまえ」と祈りましょうと仰っています。
人生、平坦では何も面白くありません。
山あり、谷あり、だからこそ、人生は深く楽しいものになります。
できるだけ、谷は浅く、そして期間は短くしたいものですが…。
この「すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟」は、まさに、今の自分にベストなタイミングでやってきました。
こういう良書を提供してくれるTさんには感謝しかありません。
これからも、付かず離れず、末永くお互い高め合っていけたらと思います。
目次
序 話 あなたの中に眠る、不思議な力と叡智
第一話 自分の人生は、大いなる何かに導かれている
第二話 人生で起こること、すべて、深い意味がある
第三話 人生における問題、すべて、自分に原因がある
第四話 大になる何かが、自分を育てようとしている
第五話 逆境を越える叡智は、すべて、与えられる
終 話 なぜ、人生で、不思議なことが起こるのか
著者について
田坂広志(たさか・ひろし)
1951年生まれ。74年東京大学卒業。81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。87年米国シンクタンク、バテル記念研究所客員研究員。
90年日本総合研究所設立に参画。取締役を務める。
2000年多摩大学大学院教授に就任。現名誉教授。
05年米国ジャパンソサエティより日米イノベーターに選ばれる。
08年世界経済フォーラム(ダボス会議)GACメンバー。
10年世界賢人会議ブダペストクラブ日本代表。
11年内閣官房参与。
13年「田坂塾」を開塾。現在、国内外から七千名を超える経営者やリーダーが学ぶ。