堺屋太一氏著の平成30年と言う本を読んでいます。
15年ほど前に新聞に連載されていた小説が本になったもの。
本の発行も10年以上前になります。
この本は私が尊敬する経営者の長谷川嘉哉さんのお勧めで読み始めました。
内容に関しては今現在、平成25年時点でもかなりの部分で当たっています。
特に経済の分野に関してはほぼ正確にトレースしている
といっても過言ではありません。
堺屋太一氏はこうなって欲しくないと思いながらこの本を書いたそうですが、
残念ながらこの本の通りに日本経済ほか、政治は動いているようです。
円安はますます進み、消費税は12%から20%へ移行する論議がなされてたりします。
もちろん、当たっていない部分もあります。
例えばデータをフロッピーディスクに保存したという表記がありますが
今現在フロッピーディスクを使ってる人などいませんよね^_^;
この本は上下巻でかなり分厚く、読み応えがありますが読んでおいて損は無い本です。
年末年始の読み物としてぜひお勧めします。