ビリギャル著者 坪田さんの講演会まとめ







ビリギャル

今年の2月、ビリギャルの著者である坪田さんの講演会へ行ってきました。ビリギャルの話は賛否両論あるようですが、それだけみなさん興味があることの裏返しでもあります。

あれよあれよという間に本は大ヒット、映画化されまた大ヒット。すごいことです。映画はまだ観ていませんが、近いうちに観る予定。

実際に坪田さんの話を聴いた感想は自己啓発系の話だなぁと。人間、潜在能力をいかに掘り起こしていかすかと言うことだと思います。確かに世の中の上位の3%ぐらいは生まれ持った得意稀なる才能があり、それをいかんなく発揮しているという感じがしますが、それ以外の9割はそんなに変わらないのかなと。スティーブ・ジョブズとか孫正義とかには絶対に勝てないと思いますが、そういう特殊な方々を除けば、努力とか思考で近づけるかなぁとも。

話は逸れましたが、2時間の講演会はとても有意義なものでした。ビリギャルご本人のお話や、お母さんのお話も聴けました。なかなか貴重な機会でした。

坪田さんの話をざっくりまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。メモ書きを起こしたものなので、わかりにくいかもしれません。あしからず(^^♪

◆目標設定をする
あなたが「奇跡」と思うようなことは何ですか?思い浮かべてください。

1.2.3.4.5.6 という数字が書いてあってその後に「好きな数字を選んでください」と言うと
ほとんどの人はこの中から選んでしまう。一言も「これらの数字から選んで」と言ってないのについつい枠の中から選んでしまう。人間はついつい枠の中で考えてしまう。奇跡を思い浮かべたら枠から飛び出せる。

◆20答法を試す
私は〇〇です。を20個つくる。書き出してみる。天才、健康、15個以上が深層心理を表している主語を変えて書き出してみる。妻、娘、部下など。

◆プラチナチケットを作ってみる
願い事が何でも叶うカードを作ってみる。収入や立場、生まれた環境など関係なく、そういったことを全てフリーにしたら何になりたいのか、どうなりたいのか書き出してみる。願いは叶う。思考は現実化する。書かなければ、叶うものも叶わない。

◆自己成就予言
目標を決めたら人に言いまくる。目標から離れたことはやりにくくなる。慶応に合格すると言いふらさなかったら合格してなかったでしょう。

◆目標は2つ作る →これ、ものすごく重要。
直近の目標と最終目標の2つを作る。割とすぐに叶いそうな簡単な目標と遠いけど何とか叶えたい大きな目標二つを設定する。それによって挫折せず大きな目標を叶えることができる。

◆ワクワクする目標を設定する
得意なこと、好きなことは努力が努力ではなくなる。

◆メンタルが9割
床にひいた椅子の幅の鉄板を歩くのは簡単でしょう。でもそれが高さ240mの上だと歩けない。鉄板の上を歩くという行為としては何一つ変わらないが環境によって精神が変わると、できたこともできなくなる。メンタルの力は大きい。

個人的にはこの話が一番刺さりました。

◆自己紹介の時
身近な人の前だと簡単だが大勢の前だと難しいと感じる人がほとんど。同じことでも苦手意識を持つと身体能力が一気に落ちる。いかに苦手意識を払拭して身体能力を上げるかが肝。

◆やる気スイッチを探して押してやる
誰しもやる気スイッチがついている。場所がわからない、気づいていないだけ。それを見つけてあげるのも親の役割。

◆リフレーシング
ネガティブワードをポジティブに言い換える。例えば 忙しい→やることがいっぱいある、など。サポートをしてくれる人がどう言うのかで違ってくる。ポジティブワードを使うことが重要。

◆扁桃体と前頭葉について知る
扁桃体は危険センサー。前頭葉は言葉を司る。徹底的に自分を褒めまくる。家族全体で褒めまくる。そうすれば絶対にうまくいく。

◆戦略
出来るだけ戦わず勝つかを考える。無駄な戦いはしない。受験も一緒。出ない所をいくら頑張っても受験においては無駄。人生においては無駄ではないかも知れないが時間が限られた受験においてはいかに効率よく勉強して点数を上げるかがとても重要で肝腎。受験に不要な科目はバッサリ切り捨ててリソースを集中させる。

求められていることをやる。しなくていいことをわかる。

孫子
彼を知り、己を知れば百戦殆うからず(あやうからず)

◆戦術
具体的な解決策
「四角の上に三角を書いてください」という指示を出すと色んなアウトプットが出てくる。

シニフィアンとシニフィエ

海を思いうかべるという指示でも色んな答えが出てくる。

指示したことはなかなか伝わらない。大きな声で挨拶しましょうと言っても伝わらない。
デシベル計で計り、「大きな声というのは◯メートル離れたところから測って◯デシベルというのが大きな声です」と定義すると誰がやっても同じ声の大きさになる。

出来る人のステップを細分化して真似る。手順と内容をどれだけ詳しく伝えているかどうか。

◆評価の方法
100点を目指すのは絶対駄目。自分の良いところを毎日磨く。1%増えると1年で37.78倍、1%減ると1年で0.02倍。両者の差はとてつもなく大きい。

◆エンカレッジメントの三段階
相互尊敬、相互信頼、相手が自分自身を勇気づけられるように勇気づける。共同体の役に立つように勇気づける。良い所を見つける、加点主義、プロセス重視、失敗許容、未成功。

Doing  行動
Having  持っているもの、地位
Being   存在 生まれてきただけでオッケー
どんな状況になっても、帰れる所があるのは強い。

失敗するイメージをするか、しないか。世の中に失敗はない。失敗ととらえるかどうかである。

以上、箇条書きなので、どこまで伝わったかわかりませんが、機会があれば、坪田さんの講演を聴いてみることをオススメします。

ほな!