クーラーつけっぱなし論争に終止符を打ってみた

この夏もクーラーをつけっぱなした場合と出かけるときこまめに切った場合どちらがコストが低くなるのかという論争が繰り広げられました。今年は大手エアコンメーカーのダイキンがつけっぱなした場合とこまめに切った場合との実験をして話題になりました。

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第5回 『ダイキン 空気のお悩み調査隊がゆく!』8月の猛暑日・大阪の築10年・南向きマンション2部屋での検証結果日中30分の外出ならエアコンは切るより「つけっぱなし」がお得でした! 時間に関係なくいつでも「つけっぱなし」にするのは逆効果

ただこの実験はたった1日なので信頼性に欠けています。本来であれば気温の高い日、低い日、雨の日などを含めて1週間ぐらいの期間で実験し、かつマンション、アパート、一戸建てなど複数の住まいで検証しなければ実際の評価はできません。かのダイキンともあろう企業がこのような限定された実験・検証の結果を出すのはちょっと意外でした。

昨年の7月にドキドキしながら1ヵ月間クーラーをつけっぱなしたところ、電気代は若干高くなっただけだったので、その結果をブログに書いたところ三日間で50万以上のアクセスがありました。それだけ多くの方がエアコンをつけっぱなしにしたいけど電気代が高くなるのでは?と気にされていたのでしょう。去年は結局2ヶ月半ほどつけっぱなしにしましたが電気代はやや上昇した程度で、汗をかかないためシャワーを浴びる回数が減り、伴ってガス料金、水道料金が減ったので光熱費のトータルコストとしては前の年と比較してマイナスとなりました。

今年も7月からつけっぱなしにしております。電気代は冷蔵庫を新型に変えたこともあり7月は前年より大幅に安くなりました。普段の月と比べてもたった10%ほど上がっただけでした。8月は猛暑だったこともあり7月と比べると751円弱高くなりました。ただし他の要素もあるためすべてクーラーの電気代の増とは限りません。

環境は築20年、南向きのマンションの2階、クーラーをつけっぱなしているのは20畳のリビング・ダイニングのみ、妻と子ども二人の4人家族。8月の電気代は約8千円でした。

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さてクーラーをつけっぱなすのか、はたまた出かける度にスイッチを消し、夜寝るときに暑いの我慢してクーラーをタイマーかけて切るのとどっちがいいのか?という話ですが、結論としては「絶対にクーラーをつけっぱなしにした方がいい」。

電気代が多少高くなったとしても、汗をかかなくなりシャワーを浴びる回数が減るためガス料金と水道料金は確実に減ります。その結果トータルコストとしてはエネルギーの消費は下がります。もしエネルギーの消費が上がり電気代が高くなったとしても、つけっぱなしの快適さから比べると、もうクーラーをいちいち切るという選択肢はありません。蒸し暑い外から帰ってきた際、部屋が春のような気持ちのいい温度が保たれている快感は止められない。帰ってきてからクーラーをつけて冷えるまでしばらく耐えるということはもう考えられません。

蒸し暑い日本の夏は、夜中でも気温が下がらず寝苦しい。我慢するぐらいならつけっぱなして快適に寝たほうがずっと体に優しい。睡眠の質も上がり体調も良くなります。クーラーで冷えるのが嫌いという方もおられますが、それは温度を下げすぎるから。27〜28度でつけっぱなしておけば、冷えすぎることはありません。

今ぐらいの時期はクーラーをつけっぱなしかはたまた切るか難しい季節ですが、日中長時間クーラーをつけるのであれば、つけっぱなしで問題ありません。朝起きて外の気温が低い場合は窓開けっ放してそのままクーラーをつけっぱなしにしておきましょう。それでも電気代はほとんど変わりません。むしろつけたり切ったりする方が電気代は余分に掛かります。それほどにエアコンのコンプレッサー(室外機)をゼロから立ち上げるときの消費電力は高いということを肝に銘じておきましょう。今年はやっと昨晩からクーラーを切りました。約2ヶ月半のつけっぱなしが終了しました。

部屋の広さ、エアコンの性能、壁の断熱性、自宅にいる時間などの様々な条件次第ではありますが、エアコンをつけっぱなしても電気代が恐ろしく上がることはあり得ません。電気代が前月や前年の倍になることは絶対にありません。安心してつけっぱなしてみてください。

今年の夏はそろそろ終わります。今年クーラーをつけっぱなしにしようかどうしようか悩んでいたあなた、来年の夏はぜひクーラーをつけっぱなしで快適なエアコンライフを!

ほな!