三洋堂書店で「文庫X」という不思議な本を見つけた







次女がどうしてもディズニーの映画を見たいと言うのでDVDをレンタルするために三洋堂書店に行きました。見終わってDVDを返しがてら本のコーナーを散策しておりましたら、奥の一角に「どうしてもあなたに読んで欲しい1冊がここにあります!!」というPOPとともに何やら怪しい本が平積みしてありました。装丁が表も裏も手書きの文字でびっしり埋まっています。こんな装丁の本は見たことがありません。

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どうしてもあなたに読んで欲しい1冊がここにあります!!「こんなことが本当にあるなんて…」読み終わったとき、きっとあなたはそう思います。小説やドラマのように思うかもしれません。でも小説ではありません。表紙のタイトルで先入観を持たずに読んで欲しい。そう考えて、タイトルを隠して売ることに決めました。この本は心の底から一人でも多くの人に読んで欲しいと思える一冊です。読んでいると、現実の社会の不条理さと残酷さに涙が出てきます。怒りがこみ上げてきます。そして、それに立ち向かって行く著者のまっすぐな姿勢に心が動かされます。読めばきっと、あなたの中の常識は大きく揺らいで変わります。魂が震えるこの体験を、どうかあなたも感じてみてください。
(税込)810円 三洋堂書店従業員一同

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ここまでのことを書かれたら中身がとっても気になります。どんな本かわかりませんでしたが買わずに帰ることができず、まだ自宅には積ん読本が数冊ありますが、つい買ってしまいました。本のタイトルを公表するとネタバレになってしまいますのでここでは紹介しませんがリンクを貼っておきますので近くに三洋堂書店がない方、この本のタイトルが今すぐ気になる方は下記のリンクをクリックもしくはタップしてください。アマゾンに飛ぶようになっております。

この本の中身はこちら(文庫本) / (Kindle版) ※ネタバレになりますのでご注意ください

ちなみにこの記事を書いた時点でこの本のレビューは148もあり、そのうち5つ星が117、四つ星が19と素晴らしい評価。今年の5月に発行されてこのレビュー数はすごい。まだ読んでおりませんが読み終えたら書評ブログ書きます。アマゾンの読み放題サービスなどが出てきている上に出版不況も重なり、リアル書店はどんどん淘汰されており、こういった企画を続けることがリアル書店として生き残る方法ではないかと思います。

この本のタイトルが気になった方はお近くの三洋堂書店に足を運ぶか、先ほどのリンクを踏んでみてはいかがでしょうか。

ほな!