国立新美術館開館10周年「安藤忠雄展―挑戦―」に行ってきた







国立新美術館開館10周年記念の特別企画展として開催されている「安藤忠雄展―挑戦―」に行ってきました。先に友人が見てきて「めちゃ良かった!」と言っていたので何としても行かねばと日程を調整し訪れました。

 

前日から東京入りしており、通った金券ショップを覗いたところ、会期終了が近いため、850円とおおよそ4割引になっていたので即購入。ラッキー!

 

12/4(月)の午前10時前に国立新美術館に到着したら、すでに50名ほどの入場待ち。東京はどこへ行っても平日でさえ人がいっぱい。中央の案内所にキャリーバッグを預け中に入りました。

 

音声ガイドは安藤忠雄氏本人が語っているとのことで迷いなく借りました。間違いなく550円以上の価値はあります。この音声ガイドは絶対に借りることをオススメします。

 

会場内では安藤忠雄氏の歴代の建築作品が並んでおり、写真パネルだけでなく、模型が飾ってあるため、とてもわかりやすく見ていて楽しめます。安藤忠雄氏が設計した家に住んでみたいと思いましたが果たしてどのぐらいの金額になるのでしょうか。

今回の企画展の目玉として大阪茨木市にある光の教会が会場に再現されていました。実物と全く同じものが作られており、実際に中に入ることができます。コンクリートに十字のスリットが入っているため、そこから光が漏れ、幻想的な雰囲気になっています。これを考えた安藤忠雄氏、マジ天才。

 

しかし、期間限定の展覧会で、こんな大掛かりな建築物を作って経費を補えるのは東京ならでは。地方の美術館では絶対無理なので、そういう点では東京は、やはり魅力的な街。住みたいとは思いませんが…。

 

以前訪れた直島のプロジェクトも詳細に説明がなされており、さらに理解が深まりました。子どもがもう少し大きくなったら必ず再訪します。すでに夢リストに書き込んであります。会場内で写真撮影可能なのは光の教会と直島プロジェクトコーナーのみ。

 

今後のライフワークに各地にある安藤忠雄氏の建築物を観ることを加えました。一番行きたいのはヴェネツィアにあるプンタ・デラ・ドガーナやパラッツォ・グラッシ。美味しいパスタやイタリア料理を食べた後で訪れる安藤忠雄氏の建築なんて考えただけで最高。メモに書いておけば必ず願いは叶うので早速書きました。

物販コーナーでは今回の企画展の図録が1,980円というお値打価格で販売されていたので躊躇せず購入。安藤忠雄氏のサイン入り、フルカラー300ページでこの価格は通常ではありえません。4,000円だったとしても買っていたかも。その他クリアファイルとマステも購入しました。

 

安藤忠雄氏のファンはもちろん、そうでない方にも超絶オススメの展覧会。今後、これだけの規模のものはおそらくありませんのでお見逃しなく!

 

国立新美術館開館10周年「安藤忠雄展―挑戦―」

会 期
2017年9月27日(水)~12月18日(月)
毎週火曜日休館

開館時間
10:00~18:00 金曜日・土曜日は20:00まで
※9月30日(土)、10月1日(日)は22:00まで
※入場は閉館の30分前まで

会 場
国立新美術館 企画展示室1E+野外展示場

観覧料(税込)
当日
1500円(一般) 1200円(大学生) 800円(高校生)
前売/団体
1300円(一般) 1000円(大学生) 600円(高校生)

アクセス
東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から 徒歩約5分

 

 

2年前に参加した安藤忠雄氏のセミナーのブログはこちら。文章が下手だな…。

今話題の人 安藤忠雄氏の講演会に行ってきた

ほな!おおきに!