先日、東京へ旅行する際、事前にFacebookで某グループにいるメンバーに「朝モーニングできる方おられませんか?」と投稿したところ、手を挙げてくれたのが小野正誉氏。初対面でしたがFacebookのグループにいる方は信用おける方ばかりなので何の不安もなく待ち合わせすることにしました。
会ってお話ししたら、同級生だったり、筆者の実家と住まいが近かったり、子供の年齢がほぼ一緒だったりと共通点がたくさんあり、とても盛り上がり、時間があっという間に過ぎました。
仕事は丸亀製麺を展開するトリドールのIRや経営企画を担当されています。その傍で本を出版されており、献本いただきました。それが今回紹介する「メモで未来を変える技術」。たった100円で潜在意識の扉を開くというサブタイトルが付いています。
献本されたとはいえ、内容がイマイチだったら紹介しないでスルーしようと思っていましたが、素晴らしい内容だったので紹介します。実際に本人が実践したことが現実となっているので説得力があります。
書いてあることは簡単で「やりたいこと、なりたい姿をメモすれば願いはベストのタイミングで叶う」というもの。自己啓発書ではありそうな内容ですが、この本ではメモを習慣化するコツを、誰でも簡単に実践できるように書かれています。
今まで何度か頭に浮かんだことをメモするということにチャレンジしたものの、挫折してきました。それの原因を振り返ってみたら、手元にメモがないから。メモは1箇所に集約しなければと思い、1つだけしか持っていなかったのですが、それが間違っていました。
同じサイズの剥がせるタイプのメモを何個も買って、あちこちに置いて、普段持ち歩くバッグやポーチに入れておけば、いつでもどこでもメモができる環境が整います。小野氏はB7サイズのメモを勧めておられますが、ダイソーで実際に手に取ったら持ち歩くには少し大きかったのでワンサイズ小さいA6サイズのメモにしました。2冊で百円なのでひとまず2セット4冊購入。
仕事の時に使うポーチ、プライベートの時に持ち歩くワンショルダー、自宅のリビング、枕元にペンと一緒に置いてみました。おかげでいつでも手書きでいつでもメモができます。そして一週間ほど経ったら書いたメモを剥がし、パンチで穴を開け、カードリングで留めておきます。
小野氏の一年分のメモの画像を提供いただきました。これだけアウトプットするのはなかなかたいへんかもしれませんが慣れればどんどん書けるような気もします。
ポイントとしては
・必ず手書きで書く。肉筆は魂がこもります。
・同じ夢でも気にせずどんどん書く。とにかくたくさん書く。
・期限を設定しない。
・メモする時は上に余白空け、かつ行間にも余白を空ける。
・スピードが大事。思いついたらすぐ書く。
・具体的に書く。
メモするためのツールはダイソーなどの100均ショップで揃います。
1.メモ帳
2.3色ボールペン
3.カードリング
4.パンチ
5.ケース
必要なのは上記5つ。カードリング以外はダイソーではなく、こだわりの文房具を使ってもいいでしょう。
メモをすると潜在意識にアクセスするようになり、「夢のかけら」がどんどん集まります。それらがある程度集まるとパズルのピースがカチッとはまったような状態になり夢が叶います。しかも遅すぎず早過ぎずベストなタイミングで叶います。
潜在意識がアンテナを立て始めると、「夢のかけら」に関するヒントやチャンスに気付くようになります。心理学用語では「カラーバス効果」と呼ぶもので、何かのきっかけにより、普段は気に留めなかったものにも、無意識のうちに注目するようになります。
メモは夢のチャンネルを合わせてくれるスイッチのようなもの。書き続けていれば、そのうち夢は叶います。すぐ叶うものもあれば、時間がかかるものもありますが、いつかは必ず叶います。
特に夢がないという方も一度、書いてみてはいかがでしょうか。潜在意識の中には必ずいくつもの夢があるはず。歳をとってそれを封印しているだけではないでしょうか。
これからは本業だけではなく、複業で人生を楽しむ時代になってきています。ネットのおかげで夢が叶う可能性が飛躍的に高まりました。メモした夢をFacebookやブログなどのSNSで発信すれば、さらに短期間で夢が叶う確率が高まります。
そろそろ、今年も一年が終わります。新年初めの願い事だけで終わることなく、夢を叶い続けられる方法が書かれている「メモで未来を変える技術」をぜひ読んでみてください!
ほな!おおきに!