映画「えんとつ町のプペル」より泣けた!書評「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」西野亮廣著

2020年12月25日、クリスマスの日に映画「えんとつ町のプペル」が公開されました。初日に行く予定をしていたのですが子どもが体調不良で看病することになってしまったので3日ほど遅れての鑑賞となりました。映画の感想についてはまた別の機会に。

事前に予習というわけではありませんが西野亮廣さんの最新著書「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」を読んでから鑑賞することにしました。


絵本「えんとつ町のプペル」は一番最初のクラウドファンディングの時に購入し、西野亮廣さんの天才っぷりをずっと追いかけ続けています。実は4年半前に催事運営部にいた時に個展を開催しようと企画をしたのですが「クラウドファンディング」の仕組みを上層部は理解できず頓挫しました。ワタクシの説明の仕方も足りなかったのかもしれませんが、この本にも書かれているように当時は「詐欺、宗教」みたいな受け止め方しかされておらず致し方なかったと思います。

時が経ち、映画公開されて大ヒットしているこの状況を見て、その時に西野さんを批判していた方々は今どう思ってるのでしょうか。ま、そういう人に限って手のひらを返したように「やっぱり西野って天才だわ〜」とか言ってたりしますが。

さて、「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」はビジネスエッセイながら3箇所ほど泣かされました。西野さんの著書は全て読んでいますしVoicyもほぼ欠かさず聴いていますので8割ぐらいは知っている内容ではありましたが、新たなエピソードがあり心に刺さる箇所がいくつもありました。

天才がこれだけ努力したら絶対に他の人は勝てません。「売上や利益が落ち込んだのはコ口ナのせいだ…」と言い訳をする方がほとんどですが、それは甘えに過ぎないことがわかります。西野さんはこの状況下でもあらゆる手を尽くして映画を成功に導きました。ワタクシのFacebookのスレッドは鬼滅の刃の時よりも「えんとつ町のプペル鑑賞しました。号泣!」という投稿が目立っています。

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」は今までの著書の中でも西野さんの「情熱」と「想い」が最も詰まっており、心を揺さぶられました。とても西野さんの生き方を真似はできませんが多少でも近づかないとあかんなと…。

この本の中でいくつか大きく頷いた箇所を紹介します。

『無知な善人の正義感はいつも始末が悪く、時代を遅らせます』

まさにこの通りで一番タチが悪いのが「無知な善人の正義感」。新型コ口ナについても同じことが言えます。この手の人たちは知らないものについては不安や恐れを感じるため相手を攻撃します。知らないなら様子を見ればいいのに先駆者を叩きます。絵本を無料化したときも「クリエイターが食えなくなる」と短絡的な意見を述べていた声優がいましたが、全く見当違いだったことがわかったはず。

もし、自分の知らない何かが始まった時は徹底的に調べるか様子を見て暖かく見守りましょう。基本的には若い人たちの方が圧倒的に優秀なので、その点を抑えておけばそう間違いは起こさないと思われます。まずは「なるほど」「で、それはどういうこと?」という肯定の言葉を口癖にすれば時代に乗り遅れずに済みます。

『思いついてもらうことが大切』

イラストレーターの中村佑介さんがCDジャケットの仕事をもらうために、想起させるような作品を作り続けていて、その思考法がとても役に立ったとのこと。「えんとつ町のプペル」も多くの人に「映画」を想起させるよう本にいくつもの手法が取り入れられています。

今後はサラリーマンといえどもパラレルワークが当たり前になってきます。そうなった場合に「○○といえば○○さんに頼もう」と思いついてもらえるような発信をしていくことが大切。それは作品作りであったりサービスであったり。

ワタクシの場合はブログやそこに書かれている内容、写真撮影で問い合わせがちょくちょく来るようになりました。今の勤務先がパブリックに複業解禁になったらさらにそれを加速させるつもり。もう少しでやる気のある人にとっては楽しい時代がやってきます。そのためには今から種まきしておくことがとても大切。

『お客は「顧客」と「ファン」と「ファンだった人」の3つに分けられる。「顧客」はサービスを買う人。「ファン」はサービス提供者を応援する人。「ファンだった人」はサービス提供者を私物化する人』。

特に飲食店でこれを感じます。ワタクシが「旨くて唸る名店紹介」で取り上げているお店は未だにどこもお客さんが大勢詰めかけて賑わっています。ここでしか食べられない唸るほど美味しい料理にはファンがついており、コ口ナであろうが関係なく立ち寄ります。

一方、空腹を満たすためとか、ただ集まってたいして美味しくもない食事をするだけのお店は軒並み苦戦しています。もちろん、立地などもあるので一概には言えませんが、今まで「ファン」を作ってきたか「顧客」を作ってきたかの差が如実に出ているような気がします。

今後はますますこの傾向は強まることは間違いありません。料金が高くても見合った価値があればファンは必ずつきます。決して美味しいという条件だけでなく、店の雰囲気や接客の良し悪しも分かれ道になります。実はコ口ナは20年ほど時計の針を早めただけで、これから日本の人口は急激に減るので伴って飲食店や小売の店舗に訪れる客の数も激減します。この状況で生き残れない飲食店や小売業はどちらにせよ20年後には生き残れないので時間が少し早まっただけとも言えます。

この他にもいくつも頷くポイントがありました。これからの時代を生きていくためには必須の一冊。社会人はもとより学生の皆さんにはぜひ読んで欲しい素晴らしい本。これだけの情報がたった1,540円で得られるなんて本当に素晴らしい。間違いなく一番リターン大きい投資になります。

えんとつ町のプペルをもう観終わった方もまだ観ていない方もぜひこの「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」を読んでから映画を鑑賞してみてください。

ほな!おおきに!

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