旨くて唸る名店紹介シリーズとは・・・
全国各地の美味しいものを食べている筆者の舌をうならせた店のみを紹介するコーナー。値段が高くて美味しいものは世の中にたくさんありますがリーズナブルな値段で満足させてくれる店はそう多くはありません。食べた後に喉が渇かないことも選択基準のひとつ。そういったお店を中心にポツポツ紹介しております。ハードルは相当上げておりますので絶対にハズレはありません。自信を持ってオススメします。
自宅からほど近くにある好来系ラーメンの好陽軒。優しい味わいのスープに太めの麺、そして激ウマのメンマがたっぷり乗っている独特のラーメン。一番スタンダードなチャーシュー麺「松」でもかなりの量のメンマが乗っています。ここのメンマは一週間ほど天日干しされた上、筋が丁寧に取られており全く臭みがなく歯ごたえがシャキシャキとしており絶品。ここより美味しいメンマはまだ食べたことがありません。美味しいメンマが食べたくなったら好陽軒を訪れています。
鶏でじっくりダシをとったスープはパンチこそありませんが、奥が深い味わいで飲み干しても喉が乾きません。食べログなどの口コミを見ると時々「スープが薄くてイマイチ」といった書き込みがありますが、おそらく添加物まみれのラーメンばかり食べている舌音痴の方だと思います。ここのスープは無添加で本当に優しく味わいがあります。添加物の入った食品は一切食べない舌の肥えた娘たちがここのラーメンは「美味しい!」と最後まで完食するので味については折り紙付き。
ただし、娘たちはまだメンマがあまり得意ではなく、1,2本食べると満足するようで残り全てがワタシのところにやってきます。「松」を注文しても自動的に「竹」になります(笑)
ちなみにこちらが本来のメンマ大盛りの「竹」。丼一面メンマで埋め尽くされます。
テーブルの上には人参酢、リンゴ酢の他、ラー油などがあり、途中で味変することができます。
大将にいつから営業しているのかを聞いたところ創業43年目とのこと。いつ行ってもお客さんでいっぱいなので長年のファンがついているのでしょう。味も変わらないようにみえますが、おそらく飽きられることのないいよう少しずつ進化しているものと思われます。
もし、優しい味のラーメンで美味しいメンマが食べたい!と思ったらこの好陽軒を訪れてみてください。支払いを済ませた後の「ありがとうございました。また、どうぞ〜」というご夫婦の唱和が心地よく響きます。
ほな!おおきに!