蒸し暑く長かった今年の夏もやっと終わり、過ごしやすい季節になりました。10月を過ぎても日中は30度になる日もあり地球温暖化を肌で感じます。ここ数日やっと日中でも過ごしやすく朝晩はめっきり涼しくなりました。

日照時間がどんどん短くなり夜が長くなってきました。最近は働き方改革で残業が減っている方が多いのではないでしょうか。空いた時間をどう過ごすのかもこれからは重要になってきます。会社の人とばかり飲みに行ったりボーっとテレビを見て過ごしていると人生詰みます。社外の人と遊んだり、セミナーに参加したり、読書したり自己研鑽して日々勉強しないと生き残っていけない時代がやってきます。

とはいえ、勉強ばかりでもバランスが取れずつまらない人間になってしまいます。オススメなのは美術館へ行くこと、映画を鑑賞するなど…。直接ビジネスに役に立つことは多くはありませんが教養がつくとともに知識に厚みが出ます。昨年は美術館に30回訪れ、映画は110本鑑賞しました。映画を100本観ると本を読む時間が減ったので今年は映画を50本にする代りに毎月1本以上映画館で鑑賞することにして今のところ毎月達成しています。

映画館で年間50本観るのは時間的になかなか大変ですが、ストリーミングで映画鑑賞すれば案外たやすく達成できます。ワタクシはAmazonプライム会員なのでプライムビデオで鑑賞しています。無料で鑑賞できる作品は定期的に入替されますが本数はどんどん増えています。

10月は大ヒットした「カメラを止めるな」がラインナップに加わりました。秋の夜長にオススメの映画をご紹介します。昨年から数えて150本ほど観た中で厳選しましたのでハズレはないと思います。とは言っても好き嫌いはあるので合わない可能性はありますが…。

邦画

カメラを止めるな

単館上映からはじまり、制作費300万円ながらSNSで火がつき興行収入30億円というとてつもないヒットとなった映画。確かに面白くて、惹きこまれます。映画館でこれだけ笑ったのは初めて。カメラがぶれながら動き回るシーンがあり見ていると酔ってしまうので、大画面で観る場合は少し下がって観たほうがいいかも。

鍵泥棒のメソッド

銭湯で転び頭を強打して記憶を失った男になりすました売れない貧乏役者が織りなすコメディ作品。複雑に絡み合った事態の行く末には、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っています。堺雅人, 香川照之の役者としての才能に感嘆します。

コーヒーが冷めないうちに

有村架純、石田ゆり子が出ているだけでも必見ですが、ストーリーも素晴らしくキャッチコピーどおり、何度か泣けます。松重豊の名演に涙ちょちょぎれます。現実には起こりえないタイムマシーンものですが、ありそうに思える脚本が素晴らしい。

しあわせのかおり

特に期待して観たわけではなかったのですが、素晴らしい作品。観終わったあとに幸せな気持ちになると同時に、美味しい中華料理が食べたくなります。筆者の場合、西紅柿炒鶏蛋（トマトと卵の炒め物）が無性に食べたくなり、近所の中華料理屋ですぐに食べてに行きました。

この世界の片隅に

アニメ作品ではありますが、子どもから大人まで鑑賞できる名作。戦争の悲惨さをほのぼのとしたタッチのアニメで伝える素晴らしい作品。小学生の娘たちも感じるものがあったみたいで、戦争を経験していない世代はぜひ鑑賞して欲しい作品。

上記以外にも面白い作品がたくさんあります。ぜひ鑑賞してみてください。ただし、「夜明けの街で」「今度は愛妻家」は大人向けなので、ご注意ください。

南極料理人
今度は愛妻家
夜明けの街で
シンゴジラ
フィシュストーリー
大空港２０１３
ハンサムスーツ
奇跡のりんご
今夜ロマンス劇場で
陽はまた昇る
チチを撮りに

洋画

アラジン

ディズニーの名作「アラジン」の実写版。最新のVFXで本当に現実と思える凄い映像と壮大な音楽、素晴らしいストーリーで観るものを引き込みます。さすがディズニーと思わせる作品。とにかく必見。

僕のワンダフルライフ

わんこの輪廻転生を描いた作品。伏線が張られていて、よくできたストーリー。予想外に泣いてしまいました。めちゃくちゃ良かったので娘たちと観なおしましたが、やはり泣けました。少々ラブシーンがありますが、子どもでも許容範囲内。続編の僕のワンダフルジャーニーもめちゃ良かった！

ボヘミアン・ラプソディ

伝説期バンドであるクイーンのボーカル、フレディー・マーキュリーの自伝的作品。音楽が本当に素晴らしく、後半は鳥肌が立ちます。何度も映画館に通った方が大勢おられますが、その気持は良くわかります。クイーンファンはもちろん、そうでなくても十分楽しめます。

アデライン100年目の恋

不老の肉体になった主人公が様々な葛藤の中、生きていく物語。主人公のブレイク・ライブリーがとにかく美しい。彼女を見ているだけでも幸せな気持ちになれます。

グレイテスト・ショーマン

「ラ・ラ・ランド」の作詞・作曲チームが送るミュージカルエンターテイメント作品。ミュージカル映画はあまり好みではないのですが、この作品は別格で最後まで飽きることなく楽しめました。ヒュージャックマンの演技も去ることながらストーリーも素晴らしい。一番最後に「最も崇高な芸術は人を幸せにすることだ」という言葉の意味がよくわかります。大人から子供まで楽しめる感動の作品。