2年前に次女が夏休みの自由研究を兼ねてヘアードネーションをしました。これをまとめた発表は大好評で色んな先生に褒められたり、お友達が何人かヘアードネーションに興味を持って参加したりと、とてもいい効果がありました。
そんな状況を見聞きした長女も「私もヘアードネーションする!」と言い出し、2年間かけて髪を伸ばしてかなり長くなったので先日カットに行ってきました。ヘアードネーションでお世話になったのは妻がずっと通っている「隠れ家美容室 ピュールヘアー」。美容師の森裕子さんの技術が上手で、いつも妻を美しく仕上げてくれて感謝しています。マンツーマンで対応してくれるので子どもでも安心。しばらく前から既存顧客だけで予約がいっぱいらしく新規は受付けていないとのこと。人気のほどがわかります。
今回も、お客さんはワタクシたちだけなので気を使うことなく娘がカットされる様子をずっと見つつ写真や動画を撮ったり、断髪のハサミをいれさせてもらったりしました。前回から店舗を移転し明るい雰囲気になっています。
まずは髪の長い状態を店内で記念撮影。もう少し伸ばしてもいいような気もしましたが本人曰くこの長さが限界だそうで。
まずはどんな髪型にしたいのかを事前にネットで色々調べたみたいでそれを森さんに伝えました。長女が選んだのは「広瀬すず」。う〜ん、親バカのワタクシが贔屓目に見ても広瀬すずにはなれませんが髪型だけならなんとかなるのか…(笑)
髪の毛を梳かして7本にゴムでそれぞれ分けていきます。
それぞれを本人、ワタクシ、妻、次女の順に断髪させてもらいました。プロの美容師が使うハサミを人生で初めてお借りして使わせてもらいましたが切れ味が鋭く、めっちゃ気持ちいい!快感〜。
7本に束ねられた髪の毛は結構重さがあります。
その後は森さんの華麗な手さばきでどんどん広瀬すずに近づいていきます(笑)
おおまかなカットが終わり念願だった憧れの美容院でのシャンプーへ。いつもは1,000円カットしかしてないのでずっとやりたかったらしくやっと夢を叶えてあげられました。
シャンプーをした後に炭酸水での頭皮マッサージがあり、これがめちゃくちゃ気持ちよさそう。この機械を置いている美容室は少ないらしく貴重な体験となりました。妻もしてもらっているらしいのですがいつも寝落ちしてほとんど覚えてないとのこと…。勿体ない…(笑)
シャンプーが終わった後はブローしてもらいつつ最終調整で髪を整えていきます。あれ、めっちゃ可愛くなってるかも…。
仕上がりはこんな感じになりました!広瀬すずには至りませんが結構可愛いのでは?親バカですいません。
最後にカットした髪をもって記念撮影。少しは誰かのお役に立てるかな。
Before&After
小さい頃からドネーション(寄付)の概念を教えるのも大事な教育だと思います。日本はお金も含めて寄付をする人の数が少なく、海外の1/3〜1/5とも言われています。お金の教育をしていないのが原因だと思われますが…。ワタクシ自信もお恥ずかしながら若い頃はほぼ寄付をしたことはありませんでしたが35歳を過ぎた時に寄付の重要性を知り、それからはたいした金額ではありませんが定期的に災害義捐金などに寄付しています。
ヘアードネーションは男性だとなかなか難しいと思いますが女性ならどなたでもチャレンジできます。髪の毛の伸びるのが速い人で2年、遅い人で3年ぐらいかかります。病気などの後遺症により髪の毛が無くて悩んでいる女性を手助けできますので、ある程度伸びている方はヘアードネーションしてみてはいかがでしょうか。
日本でヘアードネーションを受け付けている組織は主に2つ、ひとつは特定非営利活動法人「Japan Hair Donation & Charity(ジャパン ヘア ドネーション アンド チャリティー」(以下、通称「JHD&C」)。JHD&Cの寄付の条件は、「31cm以上の長さがあること・カラー、パーマでもOK、完全に乾いていること」ですが背が低い子どもではこの31cmのハードルを超えるのは難しいと思います。もうひとつは「つな髪」でこちらは15cm以上で寄付できます。
今回娘の寄付できる髪の毛の長さは25〜27cmぐらいだったので、「つな髪」しか選択肢がなくこちらに送りました。誰かが喜んでくれるといいなぁ。
ほな!おおきに!