NewsPicks「地震、津波、噴火。天災リスクのリアル」で得た情報を共有します!備蓄含めた対策を!







先日WEEKLY OCHIAI シーズン4で「地震、津波、噴火。天災リスクのリアル」という特集がありました。メインゲストは京都大学大学院人間・環境学研究科 教授の鎌田浩毅氏。 専門は火山学、地質学、地球変動学。通産省(現・経済産業省)を経て ’97年より現職。近著に「地震はなぜ起きる?」「首都直下地震と南海トラフ」などがあります。

鎌田教授は近々起こりそうな天災リスクとして「南海トラフ巨大地震」「首都直下地震」「富士山大噴火」の3つがあり、それぞれ時期も規模もそれぞれ違うのでそれをまず把握しましょうと仰っていました。

南海トラフ巨大地震


※画像はNewsPicksより

これはマグニチュード8〜9の地震が、今後30年以内に「70%~80%」の確率で発生すると内閣府が発表していますが鎌田教授の予想としては2030年〜2040年の間にほぼ100%起こるとのこと。なので南海トラフ巨大地震が起こるまでにはあと10年ぐらいの猶予があります

被害想定(2019年5月時点)としては死者・行方不明者 最大で約23万1000人。東日本大震災の約12倍であり、 全壊および焼失棟数は最大で約209万4000棟にも及びます。

経済的被害は約207兆8000億円で国家予算の約2倍というとてつもない金額になります。津波は30m近くになると言われており、10階建てのビルの上を超えるような高さになります。

 

首都直下地震


※画像はNewsPicksより

今後30年以内に「70%」の確率で発生すると発表されていますが、鎌田教授の予想ではすぐにでも起こる可能性があり一刻の猶予もありません。マグニチュード7クラスの地震が起こり、被害想定の死者は最大で約2万3000人で阪神・淡路大震災の約3.5倍になります。

首都圏には3,000万人が住んでおり地震が起こりそうなポイントとして19箇所ほど想定されていますがどこで起こっても3,000万人に引っかかり帰宅困難者が大量発生します。歩いて帰宅するとなると数時間かかるような人が大多数になります。

全壊および焼失棟数は最大で約61万棟で阪神・淡路大震災の約5.5倍になります。経済的被害は約95兆円と国家予算に匹敵する規模になります。

富士山の大噴火

 


噴火のスタンバイ状態であり、いつ噴火してもおかしくありません。富士山は今まで150〜200年おきに噴火していましたが、今現在は300年間休んでいるため
マグマが相当溜まっており、いざ噴火すると相当な影響があります。ただし、いつ噴火するかは現在の科学技術では全くわからないため明日噴火するかもしれないし10年後かもしれないとのこと

富士山が噴火した場合の各種被害一覧は下記の通り。

※宝永噴火と同規模の噴火の場合

【人的被害】

・噴石等の直撃で約1万3600人が死傷
・降灰により約1,250万人が目、鼻、のど、 気管支の異常などを引き起こす

【航空】

羽田、成田など6空港で1日あたり515便、 約21万9000人に影響する。

【道路】

降灰により東京、神奈川、千葉、茨城、静岡の約3700km~1万4600kmに及ぶ道路が通行不能

【農業】

稲作、畑作への被害は合わせて 約24万7000haにダメージ(神奈川県の総面積と同等)

【鉄道】

車輪やレールの導電不良による障害や踏切障害等により約1800kmが混乱

【被害総額】

最大で約2兆5000億円

出典:内閣府HP「富士山ハザードマップ検討委員会 報告書」(2004年)

実は一番ヤバいのは富士山の噴火と言われております。火山灰により首都機能は完全に麻痺し、もし台風の季節と重なった場合、火山灰により下水道が詰まるため河川の氾濫や洪水などが発生する可能性が大きくなります。また火力発電所のタービンが止まり電気が止まります。そのためネットワークなどの通信インフラもすべて使えなくなります。

火山灰は細かいガラスのかけらであり下水に流そうとすると漆喰のようになり詰まるためすべて袋に詰めて破棄しなければならず膨大な作業量と時間がかかります。

首都圏が壊滅すれば他の地域も少なからず影響を受けるため日本自体が沈没する可能性も否定できません。

ちなみに各天災の経済的被害は単年度での予測であり実際は積年されるため実際は数倍になると言われています。

こういった天災が起こった時になんとか助かったとしても生き延びるためには事前の準備が必要になります。水や食料の備蓄をはじめ、様々な道具を用意しておく必要があります。

クラブハウスで鎌田教授と対談されたこともある元マイクロソフト社長でHONZ代表の成毛眞氏が先日、Facebookで災害の準備について投稿されていました。

・1リットルの炭酸水を平均残高で20本

・500mlのポッカサッポロ 加賀棒ほうじ茶を20本

・カセットコンロとガスボンベ20本

・「玉井製麺所」のそうめん9kg木箱入り
(即ジップロックに20束づつ再包装。カビ対策として「cotta(コッタ) 食品用脱酸素剤」を5個入れておく)

・「朝からフルーツ ミックス」20個

・「HEINZビーフカレー」840g缶入り4個

・「ほていフーズ焼き鳥 たれ味 塩味 柚子こしょう味 ガーリックペッパー味 4種」

・非常用トイレ100セット

 

そして常時風呂に水を張っているとのこと。風呂釜ぐらい量の水とカセットコンロについては地震災害を受けた人は絶対必須と言ってるので必ず準備しておきましょう!

またPRESIDENT Onlineにも記事を投稿されていました。

 

南海トラフ巨大地震はまだ猶予がありますが、首都直下型地震と富士山の噴火はいつ起こってもおかしくない状況にありますので、もし準備が足りない場合はすぐにでも買い出しに行きましょう。不安を煽るわけではありませんが、確実にリスクは高まっていますので…。最低、3日間は生き延びられる手段を確保しておきましょう。

来月初旬にアメックスSPGのポイントを使って富士マリオットホテル山中湖で2泊無料宿泊してきます。このタイミングで噴火はないと思いますが…。はてさてどうなることやら。運はいいのでたぶん大丈夫(笑)

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ほな!おおきに!