Appleの新製品発表会がありました。昔は夜ふかしして発表会をリアルタイムで見ていたこともありますが最近はそこまでの熱量はなく翌日にサイトを見て確認しています。
今回発表になったのは激薄のカラフルなiMac、ディスプレイが美しくなったiPadPro、耐落下性能を向上させたiPhone12、4K対応のAppletv、そして全くの新製品である探しものが見つかるAirTagの5つ。
iMacのデザインは劇的に薄く、ソリッドでカッコよくて確かに魅力的ですがとりあえず今のiMacでもそんなに困っていないし、サイズが24インチという小さめなディスプレイなのでパス。27インチが20万円ぐらいで出たら欲しい!
iPadminiProが出たら迷っていたと思いますが、iPadProだけだったのでパス。
iPhone12は顔認証だけで指紋認証センサーがないのでパス。ただし、iPhone12miniはデザイン・サイズ的にはかなり魅力的。サムスンみたいに画面内指紋認証があれば買っていたと思います。室内ではマスク必須のこの状況で指紋認証センサーがないのは不便で仕方ありません。
Appletv4Kは利用していないので完全にパス。
今回、AirTagだけは購入します。今までTileという忘れ物トラッカーを使っていましたが、AirTagの方が圧倒的にデザインがカッコいいし、万が一紛失したときでもiPhoneやiPad、Macは世界中に数億台稼働しているのであっという間に場所を検知してくれます。これは他のトラッカーと比べて圧倒的な競争優位があります。
例えば、電車やバス、タクシーなどにAirTagを付けたバッグなどを忘れたとしても周囲10m以内にiPhoneユーザーがいたら場所が通知されます。世界中、特にiPhoneのシェアが高い日本でiPhoneユーザーがいない場所を探すほうが難しいような気がします。人の行き交う場所であれば、まず間違いなく誰かのiPhoneが10m圏内にあることでしょう。
AirTagの電池はどこにでも売っているCR2032というコイン型電池を使う仕様になっています。寿命は1年ぐらい保ち、さらに電池が切れる前にiPhoneに通知が来るようになっているので電池切れで使えなくなっていたということはありません。
世紀の大発明というガジェットではありませんが、製品としての完成度がとてつもなく高く、音を鳴らして、通知することもできるしiPhoneの「正確な位置を見つける」機能で探すこともできます。「正確な位置を見つける」機能に使われるのはiPhone11以降の世代に使われているU1チップ。近距離でしか使えませんが数センチ単位で位置を特定できるので室内であればまず間違いなく見つけることができます。
AirTagの登場によりTile、MAMORIOなどのトラッカー事業者はほぼすべて殲滅されるような気がします。
4つで12,800円とTileなどと比べるとやや割高ですが、iPhoneとの連携を考慮すれば妥当なお値段。財布、キーケース、自転車、傘などに付けておけば落としたり無くしたりしてもすぐに場所がわかります。
離れた時に通知する設定もできるので忘れる機会も減ることでしょう。AirTagを取り付けるホルダーのアクセサリも同時に発表になりました。これにより、Applewatchのバンドやケースに続いてAirTagアクセサリーの大きなマーケットが創出されました。エルメス仕様のものはバーキンなどにぶら下げていても違和感がない素敵なデザイン。ただし、ホルダーだけでAppleWatchが買えるほどの価格。一般市民には手が出ません。
ワタクシはキーケースに付けるためBelkinの1,580円のホルダーをひとつ購入する予定。それ以外は財布、カメラのストラップに入れて、あとは自転車のどこかに隠しておくつもりなので本体だけで使います。
久しぶりにAppleから新しいガジェットが出て購入しますが、忘れたり、見失ったときにしか役に立たないので買ってもワクワクはしないなぁ…(笑)
ほな!おおきに!