2月16日からヴィパッサナー瞑想10日間コースの合宿に参加してきました。
詳細はこちらのブログで。1万1千文字ありますので、お時間のあるときにどうぞ。
人生の転機に山奥に籠もってヴィパッサナー瞑想10日間コースを体験したら、感覚器官が鋭敏になりすごいことが起こったという話
2月27日の朝に全てが終了し、それから約一週間が経ちました。
ゴエンカ氏に指導されたとおり、当日の夜から朝晩それぞれ1時間の瞑想を続けております。
6時過ぎに自宅を出発しなければならない日もあり、途絶えそうになりましたが、なんとか4時半に起きたりしながら継続できています。
先述のブログにも書きましたが、瞑想により、身体の各器官が鋭敏になり、色々すごいことが起こりました。
具体的には
・視力が良くなった(0.3〜0.4ぐらい上がった)
・視野角が広がって180度以上見えるようになった
・足の裏の感覚が敏感になり、地面の情報がダイレクトに伝わるようになった
・頭の中に人物を思い浮かべると、その人物の色と属性がわかるようになった
・読書スピードが倍ぐらいになった
・身体のキレが良くなり、ゴルフの飛距離がアップした
など、身体能力が大幅に拡張されました。
さて、この状態がいつまで続くのかを観察していました。
ずっと続くのか、一時的なものなのか…。
結果としては残念ながら劇的な変化は一時的なものであり、どんどんその効果は薄れています。
まず視力は以前よりはまだ良く見えますが、直後ほどの視力のアップは感じられなくなりました。
視野角に関しても同様で以前よりは広い範囲が見えてますが、170度ぐらいに狭まったような感じ。
終わった直後は異常なまで広い範囲が見えるため違和感バリバリだったのですが、そこまでの違和感は無くなりました。
足裏の感覚はまだそこそこありますが、直後ほどの違いを感じられなくなりました。
人物の色と属性に関してはぼんやりとして全くわからなくなり、何も見えなくなってしまいました。
これはかなり残念というか一番違いがわかります。
読書スピードは普段でもかなり速い方でしたが、さらに加速していました。
しかしながら、これもほぼ以前のスピードに戻りました。これが一番残念…。
身体のキレに関してはゴルフの練習に行き、こちらは以前よりは格段に良くなっているものの、直後の身体が思い通り動く感覚とはやや違うような気がしています。
というわけで朝晩1時間の瞑想だけでは、拡張された身体能力を維持できないということがわかりました。
そして1時間の瞑想自体も集中力が大幅に下がっています。
合宿中の集中力を数値で表すと集中できている時間が80%、雑念が入って他のことを考えてしまう時間が20%ほどでしたが、それが日を追うごとに集中できている時間が減っていき、60%、50%、40%、今は20%ぐらいしか集中できていないような気がします。
ふと気づくとその日の予定を考えていたり、やらなければならないことを思い浮かべていたり…。
環境が違うということもありますし、合宿中は毎日12時間瞑想していたので、そもそも気合の入れ方が違います(笑)。
昨日、ヴィパッサナー瞑想の専用アプリがあることを知り、それをダウンロードして使い始めました。
※このアプリは10日間コースを終了した人でないと使えません。
合宿で使用していたのと同様のゴエンカ氏の詠唱や指導メッセージが入った音声を聴きながら1時間瞑想することができるので、かなり合宿の雰囲気に近くなりました。
多少、集中力上がりましたので、今後はこのアプリを使って瞑想します。
今後も朝と晩の1時間ずつの瞑想は続けてく予定。
あとは週1〜2回ぐらいはしっかりと時間を確保してさらに日中に瞑想する日を作ってみます。
どのぐらい瞑想する時間を増やせば、合宿終了直後のような鋭敏な状態まで持っていけるのか実験してみます。
ほな!おおきに!