昨日「映像で見る被災地in名古屋」という上映会に参加してきました。
「被災地で生きる人たちの生の声を、 1人でも多くの人に伝えたい」と言う思いから、
名古屋の報道機関で働くひとりの女性ディレクターが
東日本大震災以降2年余りにわたって東北に通い撮り続けた映像記録の上映会でした。
ディレクターの笠井さんとは作家の美崎栄一郎さんが主催したワークショップの
同期メンバーとして知り合いました。
小柄ながら美しくパワーに溢れた女性です。
毎月、自分の時間とお金を使って東北に通い、
そこに住んでいる人々の生の声を記録し続けています。
彼女は南相馬市を中心にドキュメンタリーを撮り続けておられます。
未だ復興が進んでいない現状を伝え、震災を風化させないのが使命だとおっしゃってました。
第1回目の上映会は私が主催者となったり開催しました。
2回目からはメニコンに勤める友人が、企業のCSRとして開催をし今回が3回目となります。
回を重ねる毎に参加者も増えています。
また今回は映像の中でも特に中心人物となっている
上野さんと言う男性が福島から来られておりました。
上野さんは震災の津波で両親と8歳の娘さん3歳の息子さんを亡くされた方です。
私自身も6歳と3歳の娘がおり、その気持ちを思うと胸が詰まります。
今、娘たちと何気ない生活が当たり前にできていることに心から感謝しています。
そして亡くなった方々の分まで娘たちを幸せにしなければという思いもあります。
会場では復興支援のための寄付を募っていて、私も微力ではありますが、
寄付をさせていただきました。
今回の寄付先は下記です。
もし、ご興味があれば、見てください。
今後も定期的に上映会をする予定ですので、また詳細が決まればこのブログでもご案内いたします。
ちなみに開催されたメニコンANNEXのHITOMI HALLは素晴らしい施設で、
他のイベントもいろいろ開催されていますのでぜひホームページを覗いて見て下さい。