定期的に参加している朝活ネットワーク名古屋で今回はセミナー講師の大岩俊之氏の講演を聴いてきました。「人の前で話すときは、最初と最後にこだわると上手くいく!〜心理法則である初頭効果と親近性効果とは〜」というテーマでお話されるとのことで興味津々で伺いました。
冒頭は記憶力についての話。人間の記憶力のピークは何歳かご存知でしょうか。みなさんも一緒に考えてみてください。
答えは
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答えは18歳。年齢がこれ以上の方、残念ながら、もう記憶力は低下する一方。単純に物事を記憶するには難しくなります。ただし、経験を元に覚えることはできますので、決して年齢がいっているから記憶できないというわけではありません。覚えにくくなるのは間違いありませんが…。
人に話すときに覚えてもらいやすい話し方とそうでない話し方があります。相手が聴いていないのは自分の話し方が良くないということなので、工夫しなければなりません。
記憶のグラフは浅いU字カーブを描きます。記憶に含まれるプロセスとして記銘 → 保持 → 検索 → 想起という段階を踏みます。そして系列位置効果として初頭効果、親近性効果というものがあります。
最初と最後は記憶に残りやすく、話の中盤は記憶に残りにくいことが科学的に証明されています。しかしながら、大事な話はたいてい話の中盤になりますが、残念ながら、ほとんど記憶に残りません。
真ん中は覚えてないことが多いのですが、重要なことも多く、工夫が必要。例えば、声を少し大きくしたり、具体的な事例を出して話をすると記憶に残りやすくなります。
就活生は面接において、初めの印象よりも最後の印象に気をつけないとなりません。消しゴムのカスをどう処理するかで印象が変わります。人事担当者はこういう細かいところを見ている場合がありますので、消しゴムのカスは自分で綺麗に拾って持って帰りましょう。間違っても床に捨てたりしてはいけません。
人前で話す場合は、初めにクイズなどを盛り込んで聴いている人を巻き込むとその後話しを聴いてくれます。自分が一方的に喋るのではなく、相手に喋らせることが大切。
最後にまとめをすると絶大な効果があります。内容を振り返って繰り返しましょう。繰り返すことにより、言いたいことが強調されます。筆者のブログでも長い場合は最後にまとめをしています。話す場合でも同様だということを改めて実感しました。
そして、最後に名言を言うと、ぐっと話が締まっていい感じで終われます。例えばダーウィンの名言で「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。」というフレーズがありますが、これは広く応用できて使い勝手がいい名言。名言集の本、もしくはサイトをブックマークしておくと何かと役立ちます。
そして最後に大岩氏が語ったのは、「100人受講者がいて、聴いたことをやる人は10人しかいません。そして、継続する人は1人しかいません。ぜひ、1%の人間になってください」ということ。これはまさにその通りで、継続することは本当に難しい。
ブログも手をつける人はたくさんいますが、毎日更新、もしくはそれに近い頻度で更新を継続している方はほとんどいません。たいてい、途中で挫折されます。
講演終了後に「講師をしていて良かったこと、おいしいことはなんですか?」と質問をしたら「先生と言われて扱いが良くなること、話すことで自分自身が勉強になること、見た目を気をつけるようになって痩せて健康になった」とのこと。
講師業はAIやロボットには代替されない職業なので、チャレンジしてみるつもり。まずは朝活復活させます!
ほな!おおきに!