先日、トヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」との発言をして話題になりました。イノベーションのジレンマに陥っているとはいえ売上利益日本一の企業でさえ、もう会社に頼り切ることは危ない時代になっています。
これからの時代、サラリーマンという立場でも構いませんが、いざとなったら自分で稼げるスキルを身につけておかないと厳しい時代に突入します。長時間残業して家と会社の往復の日々を過ごしていると人生詰みます。
そうならないためには働き方、生き方を改革して自分に投資すること。自己啓発として本を読んだり、社外の人と会ったり、旅行したりすることが大切になってきます。読書が一番効率がいい投資ですが、その次がセミナーや講演会に参加すること。ただし、漫然と参加して話を聴くだけでは何も得られません。
実はセミナーに参加したときに聴ける情報は4段階あります。講師から情報を目一杯引き出す方法を「メモで未来を変える技術」の著者である小野正誉氏が教えてくれましたのでご紹介します。
セミナーでしか聴けないこと
セミナーは基本、参加者した人しか聴けません。参加したどなたかがブログなどで内容を紹介したとしても二次情報になりますので、やはり自分の耳で聴いた一次情報とは腹落ちの深さが違います。気になったセミナー・講演会はできるだけ参加しましょう。
懇親会でしか聴けないこと
セミナー後の懇親会でしか聴けないことはたくさんあります。セミナー本編はたいてい1時間半〜2時間程度と時間が限られているため話しきれないこともたくさんあります。こぼれ話などは懇親会でしか聴けないので、時間と予算が許す限り懇親会に出席して講師の方と仲良くなりましょう。さりげなく講師と近い席に座ることがポイント。とはいえ、あまりガツガツすると嫌がられますので気をつけましょう。
隣(近く)の席でしか聴けないこと
懇親会に参加したとしても、講師と離れた席の場合、参加者としか話ができません。それも悪くはありませんが、本来は講師の話を聴きに来ているのですから、できるだけ講師の近くの席で話をしましょう。最初、離れてた場合でも途中から席を立って近づいてみましょう。講師も色んな方と話がしたいはずなので一声かければ大丈夫。
帰り道でしか聴けないこと(これ重要!)
講師の方からもっと話を聴きたいとか、もっと深く繋がりたいという場合は、さりげなく「何線で帰られるんですか? 僕も同じ方面です。」とかなんとか言ってついて行っちゃいましょう。ワタクシも以前、電車で隣の席に座って独り占め状態にして、質問をぶつけたりアドバイスをいただいたりしたことがあります。
ただし、「これから何が流行ると思いますか?」とか「どうしたら夢は叶いますか?」など抽象的な質問はやめましょう。また、相手のことを知っておくことは、最低限必要。例えば、著者ならその人の本を読んでおくとかFacebookの投稿をチェックして、趣味、思考、行動などを調べておくとか。
今後、セミナーや講演会に参加された場合はぜひこのテクニックを使って講演内容を120%自分のものにしてください。なお、話は聴くだけでは確実に忘れますのでノートにメモしてからまとめ直すか、ブログ書くなどしてアウトプットすることをオススメします!これからブログを始めるなら断然WordPressがオススメ。間違っても○メブロは使わないようにしましょう。
ほな!おおきに!