ひふみ投信でおなじみのレオス・キャピタルワークスの代表取締役社長兼最高投資責任者の藤野 英人氏が先日Facebookで「 ゲコノミスト(お酒を飲まない生き方を楽しむ会) 」というグループを作られました。6/10に開設されてまだ一週間ちょっとですが、すでに900人以上の方がメンバーになっています。投稿も頻繁に行われており、とても盛り上がっております。
ワタクシ自身、昔は毎日夕食の際にビールを飲んでいましたが、家飲みは5年ほど前に止めたのでグループができてすぐメンバー登録いたしました。その後は毎日100人前後のペースで増え続けており、世の中にお酒を飲まない・飲めない人がたくさんいることがわかりました。
日本人の飲酒量は年々減っており、アルコール飲料各社は売上を上げようと知恵を絞っているようですが、この流れは止まらないような気がします。特に若者にとってはコストの高いアルコールを飲むだけの価値を見出せていないと思われます。実際、ワタクシもお酒を止めてみたらメリットの方が遥かに大きく、飲まなくても全く問題ないことがわかりました。
飲酒習慣のある者の割合を見てみると20~29歳の男性は14.5%、女性にいたっては6.5%しかいません。若くなるほどに割合が減っており、おそらく今後も増えることはないと思われます。これらのデータを見る限り、飲酒をする人は若年層ではマイナーな存在であり、飲まない人こそがメジャーであることがわかります。居酒屋やレストランは今後はいかに飲まない人が楽しめるようなメニューを考えて、客単価を上げる方法を見出さなければ生き残っていけないような気がします。
そして成人人口はまだ緩やかに増えていますが、酒類消費数量は年々減少の一途を辿っています。
裏を返せば、他では飲めないような特色のあるノンアルコールドリンクを提供できれば、需要を掘り起こせるため同業他店と差別化することができます。例えば某高級ホテルでは一杯6,000円の超高級緑茶を提供しています。ここまででなくても、感動するほど美味しいお茶やソフトドリンクであれば、アルコール並みかそれ以上の単価でも注文されるはず。また、それぞれのメニューに合うような軽めのドリンクを考案するのもいいかもしれません。
今回、厚生労働省、国税庁、総務省などの統計をみて思っていた以上にお酒を飲まない「ゲコノミスト」が多いことがわかりました。喫煙者と同様、飲酒者も減っており、これらに関連する企業はビジネスモデルを見直し必要があると思います。
それはさておき、ワタクシが自宅での飲酒をやめた3つの理由をお伝えします。
時間を有効に使える
アルコールに強い体質ではないため、350mlの缶ビール1本で顔がほんのり赤くなると同時に動悸が激しくなり、そのあと眠くなります。以前は夕食の際にビールを飲んで、そのあとソファでうたた寝して…という生活を送っていました。転機はブログを書くようになったこと。ブログを書くには時間を捻出する必要があり、食後毎日のように寝ていては時間が足りません。
最初は夏場にビールを止めるのは至難の業だと思っていましたが、先にビールを飲むのをやめた方がいて、その方は代わりにウィルキンソンのクリアジンジャーを飲んでいるとのこと。早速、Amazonで注文し、真似してみたら、これが全然OK。完全にビールの代替飲料になりました。当たり前ですが、全く酔わないので脳もそのまま正常な状態なのでブログを書いたり、読書をしたり、映画を観たり、食後の2〜3時間を有効に使えるようになりました。
たまにストレス解消がてら楽しく飲酒するのはいいと思いますが、毎日のように酔っ払って何もせずに寝ていてはこれからの時代落ちこぼれていくような気がします。
健康に良い
缶ビールを1本飲んでいるときも飲酒量が少なかったため健康診断で引っかかることはありませんでしたが、歳を取るにつれ 肝臓をはじめ確実に代謝機能は衰えてきます。若い頃と同じように飲み食いしていると体型はメタボになり、 γ-GTPなどの各種数値が異常をきたすことがあります。
ただいま46歳ですがおかげさまで人間ドックの健康診断ではオールAをキープしています。今年はメガネをやや弱めにしたのをかけていたため視力の項目だけBでしたが矯正すれば問題ありませんので実質すべてAだったことになります。
アルコールをやめてから睡眠の質は確実に上がりましたし、寝覚めも良くなりました。まだ毎日大量に飲酒されている方は量を減らすか、ばっさり止めてみてはいかがでしょうか。身体がすこぶる快調になります。
コストが減る
ビールをはじめ、ワイン、ウイスキーなどのアルコール飲料は結構なコストがかかります。特に日本酒・ワインなどの醸造酒やウィスキー・ブランデーなどの蒸留酒の中にはとてつもなく高価なものがあります。ワインの中には1本100万円を超えるビンテージワインなどもあり、投資目的で買うなら資産になる可能性はありますが飲む目的なら消費にしかなりません。
発泡酒を炭酸水に変えた程度ではよほどの量を飲まない限りコストはあまり変りませんが、ワインや高級ウィスキーを飲んでいる方がそれらを止めたら相当コストが削減されます。ワインをボトル半分程度あける方であれば一日1,000円は下りません。それを炭酸水に変えれば1/10以下のコストで済みます。
もちろん、ワインにはポリフェノールなど健康にいい成分も含まれていますし、料理にマッチするワインもあり、生活を豊かにする側面もありますので、一概に止めればいいというものではありませんが、がぶ飲みしているような方は少し見直してみてはいかがでしょうか。
以上、お酒をやめた3つの理由をお伝えしました。ワタクシの場合は自宅でお酒を飲むのをやめたらメリットが大きくて、ほとんど外でも飲まなくなりました。とてつもなくアルコールに強い体質で高収入の方は除いて、お酒をやめたら上記のようなメリットがあります。お酒はタバコほどは身体には悪くはないですが、メリットよりデメリットの方が多いので、一度試しにやめてみてはいかがでしょうか。飲まないといられないというのは固定概念で意外とすんなりとやめられるかもしれません。
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また強炭酸水を美酢(ミチョ)で割ったドリンクもオススメ。こちらは美容にもいいので特に女性にオススメ!
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ほな!おおきに!