子どもがいて小学校が休校している状態での在宅ワークは100%無理ゲーという話







新型コロナウイルスによる外出自粛要請により多くの方がオフィスに出勤せず在宅ワークに変更されています。とはいっても都市部で3割程度、全国平均では数%という低い数字になっています。

都市部のIT系大企業では過半数を超えているものの、地方の中小企業ではハードウェアの調達のコストやセキュリティの問題、また上司にスキルがないということなどの要因でリモートワークは全く進んでいません。製造業や小売業の販売などリモートワークが物理的に無理な業種もありますが、パソコンを使う事務に関して言えば今後はそのほとんどがリモートワークに移行すると思われます。

今回、リモートワークを体験した方は満員電車での通勤がどれほど苦痛だったか、自宅からオフィスまでの移動時間がいかに非効率だったかがわかったはず。ただし、通勤時間も必要だったかも…と考える人も少なからずおられるようで人間はないものねだりの生き物だと改めて。

 

またオフィスを無くしてその賃料と通勤定期代を給与に反映させれば立地によっては数万〜20万円ほど上乗せさせることが可能になります。

経営者としてもリモートワークで売上や利益が変わらなければオフィスを廃止してその分給与に反映させたほうが従業員にも喜ばれますし優秀な人財も集まります。

とは言え、今現在の状況で在宅ワークには大きな欠点があります。独身や子どもがいない家庭、もしくは子育てが終わった家庭は問題ありませんが今現在、子育て真っ最中の家庭での在宅ワークは正直無理だと思います。

政府の方針で全く意味のない休校になりはや2ヶ月が経とうとしています。我が家には中1と小4の娘がおり、卒業式と入学式、始業式に学校に行った以外はずっと自宅にいます。

ありがたいことに近くに公園があり、晴れている日は午後からは公園でお友達と遊んでくれているため、その3,4時間は手が離れますが、午前中含め多くの時間を子守で時間を取られます。学校からは学習プリントが渡されていますが全く教えられていないものを教科書を読んでプリントだけで理解するのは不可能。


 
スマイルゼミのオンライン学習もしていますが、こちらも独学で勉強するのは難しく親が教えなければ間違いだらけのままほったらかしになります。学校で授業を受けた後に学ぶことを前提にカリキュラムが組まれておりスマイルゼミなどの学習サービスだけですべて学ぶことは難しいと思います。


 

ワタクシの勤務先の百貨店は4月11日(土)から休業しておりそれ以来自宅待機の状態が続いています。販売が主業務のため仕事を奪われた状態になって10日程経ちました。妻の勤め先は営業しているため今までどおり働きに行っています。

というわけで妻が勤務の日は午前中はほぼ子どもにつきっきりになります。小さなお子さんがいて在宅ワークで働いている方もほぼ同じような環境だと思います。近くに公園がない場合はさらに午後も終日自宅にいるためずっと面倒をみなければなりません。

この状態で在宅ワークをするのはほぼ不可能で無理ゲーだと言わざるを得ません。子どもをほったらかしにするわけにもいかず、残された時間は子どもが寝てから起きるまでの時間しかありません。かといって睡眠時間を削ると免疫が落ちるため最低限6時間は確保する必要があります。

在宅ワークはメリットが多いのでぜひ広まって欲しいと思います。ただし、今の状況では子育て中の親にとっては在宅ワークは仕事が捗らないのも事実。一日も早く学校を再開してくれることを切に願います。

ある程度の年齢になればオンライン授業でもいいような気がしますが、小さなうちはやはり学校に行ってコミュニティで色々学習することも必要だと思います。情操教育には人と触れ合うことは必須でありオンラインでは養われません。

新型コロナウイルスの感染状況を見る限り、若年者にはほぼ感染せず感染したとしてもほぼ無症状のままで重症化することはありません。実際、30代以下の死亡はゼロなので心配する必要は全くないのですが、テレビなどのマスコミが煽りまくっているためほとんどの親が不安に苛まれており、地域によっては休校にするように署名したバカ親がたくさん発生する状況になりました。これは明らかにテレビ局による人災といっていいでしょう。


※データは東洋経済オンライン「新型コロナウイルス国内感染の状況」から借用

一日も早くみんなが正しい情報を掴んで不安を払拭するとともに学校を開始して子どもたちに教育を受けさせることを望んでいます。

ワタクシが参考にしているのは永江一石氏のブログと武田邦彦氏のYoutube。お二人ともしっかりとデータに基づいて話をされているので理論的で正しい情報を発信されています。決してはテレビの煽られた情報を鵜呑みにしないようにしてください。

感染症の学者の皆さまは戦略は立てられても戦術は無理と分かったのでわたしが代わりに立てた(永江プラン)

 


 

なお、在宅ワークに必須のアイテムを紹介したブログを書きましたのでもしよければ参考にしてみてください。

リモートワークで腰痛にならないために揃えたいアイテム7選!


 

ほな!おおきに!