レジ袋有料化は海洋プラスチックゴミ汚染解消には効果なし!海洋ゴミの半数は漁業のブイ・ロープということを知っていますか?そしてレジ袋は有料でもスーパーで貰ったほうがお得でエコで清潔!

先日、朝活ネットワーク名古屋で元航海士の間瀬さんの講演を聴いてきました。中学生の時に自転車で遠くまで行った時にどこまでも行けることに気づき、海岸へ辿り着いた時に「海なら世界中どこでも行ける!冒険したい!」との思いから航海士になられました。ただし船舶会社に勤務したら予想外に制約が多く自由がなくて航海も同じルートばかりで退屈なため退社し、今は鳥羽で牡蠣漁に携わられています。

 

間瀬さんが海に出て気づいたのは海洋ゴミがすごいということ。ただしそのほとんどは漁業で使うブイやロープが大半で、世間で悪者にされているペットボトルやゴミ袋などはほんのわずかでしかありません。

 

個数的にはペットボトルやそのキャップが一番多いのですが重量ベースになると約半分が漁業関係のゴミになります。海流が流れず溜まる場所にはゴミの島が出来上がっており、まるで氷山のように海に浮いています。大きなものになると数十メートルに達するものもあり、これを除去するのはまず不可能。引っ張って輸送するには燃料コストがかかりすぎますし、そもそもこういったゴミを運べるサルベージ船を作るところから始めなければならず現実的ではありません。

漁業ゴミは廃棄するのにお金がかかったり、陸上への運搬が面倒なため故意に海洋投棄されるものや、陸上に廃棄してあったものが台風などで海に流されてそのままゴミになるものがあるとのこと。ブイやロープはリサイクルするより新品を買ったほうが圧倒的に安価なのでリサイクルが進んでおらず、今後もかなり難しいとのこと。また漁業関係者の環境意識が低く部外者からの意見には聞く耳を持たないため、それを変えるのもたいへんみたい。

そして、やり玉にあげられているレジ袋は個数、重量ともにたったの0.4%程度しかありません。ということは海洋ゴミ問題の本質はレジ袋を有料化することではなく漁業ゴミをいかに減らすかが重要なポイントのはず。

 

 

なお、海洋に流出したプラスチックごみの発生量を国別で見ると1位 中国 132~353万t/年、2位 インドネシア 48~129万t/年、3位 フィリピン 28~75万t/年であり、日本は30位でわずか2~6万t/年しかありません。日本の海洋に流出したプラスチックごみは中国の1/60、インドネシアの1/20程度しかありません。

 

しかしながら、なぜかレジ袋削減=海洋ゴミ問題解決みないな構図になっています。間瀬さんが言うには漁業のブイやロープは身近になく自分ごととして共感できないため身近にあってわかりやすいレジ袋がターゲットになったのではないかとのこと。

なのにも関わらずレジ袋有料化どころかレジ袋全廃を条例にした亀岡市長はどうしようもなくマヌケ…。不便を強いられている市民のみなさんが本当に気の毒。ガイアの夜明けで追っかけ取材しており、苦情があったときのために大晦日の夜から市職員が複数で泊まり込みをされていました。間違った政策に付き合わされて正月を家族と過ごせない部下も本当にお気の毒。そもそもスーパーなどが開くのは朝10時からなので、開店前の時間からで十分なはずですが、その判断もできないのか、もしくはマスコミに取り上げてもらうためのポーズなのか…。

 

ちなみにレジ袋は有料だったとしてもスーパーで購入した方が安く手に入ります。レジ袋は家庭に入ればゴミ袋として使われます。そのゴミ袋を新たに購入する場合、ポリ製なら小さいサイズで約2.2〜2.5円、大きいサイズだと 5〜5.5円、自然分解するバイオマス配合のゴミ袋だとさらに1〜2円程度上乗せされます。

一方、スーパーのレジで購入した場合はほぼバイオマス配合のレジ袋ですが価格は小さいサイズで2円、大きいサイズで5円の店舗がほとんど。ゴミ袋を購入するより安価に手に入れることができます。そしてエコバッグは何度も使うため衛生的にとても汚く、特に夏場は湿気と熱によりエコバッグを開けたら虫がわいていたという事例もあります。

マスコミではほとんど取り上げられていませんが、ポリ袋を削減したことにより焼却炉の燃焼効率が低下し重油を余分に使って燃やしています。ポリ袋は石油からできているので紙ゴミなどと一緒に燃やすことにより燃やす際のエネルギーとなっていたのですがそれが減ったためゴミが燃えず、余分なコストがかかっています。日本の焼却炉は性能が高いためポリ袋を燃やしても人体に影響するようなガスが出ることはありません。

レジ袋有料化の背景にはおそらく何らかの利権が絡んでいると推測されます。日本の場合はバイオマス配合のレジ袋に切り替えることによる利権ではないかと言われています。

レジ袋有料化も結局は利権のためのだったという話

 

また各自治体で行われているゴミの分別は最終的には全て同じ焼却炉で燃やされており、全く意味がありません。環境問題しかり、コ口ナのPCR検査、マスク着用、GoToトラベル・GoToイート停止、飲食店の夜間営業時間短縮など、全く無意味なことをいつまで続けるのでしょうか。そしてこれらのついて何の疑問も持たずに右へ倣えで従う日本人も情けない…。

今回の朝活では討論の最後に「環境問題にしてもコロナにしても、自然体験やいろいろな人との付き合いが足りず、想像力を働かせる材料が足りないのではないか?」という結論に達しました。小さい頃に自然の中で遊んでなかったり、大人や友達と触れ合う機会が少なかったり、本を読まないまま大人になってしまうと本質を判断できる材料がないため同調圧力に流されてしまうのだと思われます。

今、子育て中の親御さんは子どもと一緒に部屋に閉じこもるのではなく、できるだけ外へ出て遊んだり、一緒に読書したりして過ごしてください。大きくなってからの感性と本質をつかむ力、受容度が全然違ってきます!

本質を見抜く力を得るにはちきりんさんの本をオススメいたします。

 

ほな!おおきに!

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