コロナの影響で一気にオンライン化の波がやってきました。打ち合わせはほぼZoomになりましたし、セミナーなども同様にオンラインでの開催が主流になっています。コロナが落ち着いたとしてもニューノーマルの世界が継続されるのは間違いありません。頭脳労働においては物理的な距離はゼロになりどこでも働ける環境が整いました。ただし、ハードウェアや通信インフラはより一層重要になってきます。
オンラインミーティングにおいても映像や音声のクオリティはとても重要なポイントになってきます。先日、オンラインミーティングで登壇された方のマイクの調子が悪いのか、もしくはZoomのノイズ除去設定の影響なのでしょうか、喋る度にブチブチと雑音が入り、とてつもなく聞き苦しくて途中で離脱しました。チャットで投げかけたら以前にも指摘されたとのことですが喋っている本人は聞き苦しいノイズ音はわからないため、そのまま放置されていたのでしょう。
そういった場合に指摘・注意してくれる環境、友人が大切になります。また自分がどう映っているかもとても重要になります。PCのスペックが低いのにバーチャル背景を使っていて映像が乱れまくっていたり、インカメラの性能が低くてぼやけていたりする方が時々おられます。
リアルの場合は自分の人となりを表すのはスーツや衣装、靴などの雑貨、しぐさなどですがオンラインの場合は情報量が一気に少なくなり胸から上だけになるためカメラ、マイク、PCの性能に大きく依存します。この3つに投資するだけで見違えるようにクオリティがあがります。
特にWebカメラをデジタルカメラにすると背景が適度にボケた雰囲気のある映像を配信することができます。その際、カメラを設置するのに便利なのがマイク用のスタンド。カメラを立てる際は通常三脚を使いますがテーブルの上に足を広げなければならない三脚を置けるスペースはまずありません。
その点マイクスタンドは設置スペースが小さくて済みますのでパソコンの横の空いたスペースに置くことができます。ただし、ネジ穴のサイズがカメラの三脚用と違うためサイズを合わせるネジ変換アダプタが必要になります。
変換アダプタはAmazonて千円弱で販売されていますので簡単に手に入ります。2個入なので余った分はライトスタンドなどにカメラを取り付ける際にも使えます。
マイクスタンドだけだと角度などの調整ができませんのでスタンドとカメラの間に雲台を取り付けることをオススメします。
ある程度高さの調整もできますし一度セッティングすれば画角も常に揃えることができます。オンラインミーティングが複数人数のときであれば画面にかぶらない斜め位置からで特に問題ないと思います。一対一の場合は画面と重なっても正面に置いた方が違和感なく話せます。
マイクスタンド、変換アダプタ、雲台3つで3,000円ほど。Webカメラ用にデジタルカメラを購入したけど置き方に困っている方は参考にしてみてください。
なお、Webカメラ用のデジタルカメラのオススメはSONY ZV-1。VLOGGER向けに開発された機種なのでWebカメラとしても十分に使用できます。購入してからしばらく経ちますが全く不満はありません。
多少の投資は必要になりますが、これからオンラインミーティングが増えることはあっても無くなることはありませんので早めに機材を揃えた方が元が取れます。ぜひWebカメラ代わりにデジタルカメラを使ってみてください。その際の設置はマイクスタンドで!
ほな!おおきに!