この春小学校を卒業した長女のランドセルが素敵な財布にトランスフォームしました!







長女が今年の春に小学校を卒業しました。こないだヨチヨチして天使だったのにあっという間に大きくなってしまいました。6年間背負っていたランドセルも1年生の時はとてつもなく大きく思えたのに最後はちょうどいい大きさになりました。子供の成長は本当に早い…。

そのランドセルはもう使うことがなくなりましたが、粗大ごみに捨てるのも気が引けます。ワタクシの両親からのプレゼントだったこともありますが6年間、雨の日も風の日も、暑い夏の炎天下も、寒い冬空も一緒に歩いて使い続けたので本人は相当思い入れがあります。妻が「リフォームして小さなランドセルにしたら?」と言ったのですが正直小さいランドセルは飾る以外に用途がなく邪魔なだけなので却下しました。

実際に使える財布などの雑貨にできないかと思案したまましばらく時間が経っていました。そんな折、Zoomで革職人の結城さんと出会いました。オリジナルのバッグや財布、キーケース、キーホルダー、小物入れなどを作っておられます。ちょうどキーケースの買い替えを検討していたのですぐキーケースを購入しました。

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15年ぶりにキーケースを買い替えてみた


 
その後、妻が届いたキーケースを見て「私も欲しい!」と言ったので直接工房を訪れて革を選んで完全オリジナルのキーケースをオーダー注文しました。これがめっちゃ素敵な感じにできあがってきました。

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妻がオーダーでステキな革のキーケースを作りました!


 

これを作りに行った際、結城さんに「ランドセルを財布に変身させることはできますか?」と聞いたら即答で「できますよ〜」とのことだったので再度ランドセルを持って鈴鹿にある工房へ。ランドセルに使っている革を使うので色の指定はできませんが全体のデザインやファスナー、縫い糸の色などは選べますので簡単に打ち合わせをして出来上がりを楽しみにしていました。その時、ついでに革リボンの製作体験をして娘たちは大満足。

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娘たちが友人の革工房でリボン製作体験してきました


 

そして3週間後に財布が送られてきました。箱はリボン付きの輪ゴムで止められており、ちょっとしたことですがこういうところにこだわりを感じます。ワクワクしながら娘と一緒に開封して出てきた財布がこちら。

 

ちなみにこの輪ゴムはコクヨの「和ゴム」という製品。コスト高いのでいざと言う時に使えばインパクトあります。


 

うわ!めちゃ素敵!色はダークワインレッドで大人っぽい色だったので落ち着いた雰囲気で高級感が漂います。ファスナーはL字タイプ。これが一番使いやすいと思います。ワタクシが使っている財布もこのタイプ。

 

財布の中はランドセルの内側に使われていたピンクの革を所々に配色してありアクセントになっています。中央にはファスナーの付いた小銭入れ、カードホルダーは12枚分、お札を入れるスペースが2箇所、そして両脇にフリースペースが2箇所あり容量は十分。使い勝手もたいへん良好。

 

長女はまだ中1ですが無くさなければ相当長く使えそう。紛失防止としてtileを中に入れおくことにしました。これさえあればうっかり忘れたとしても財布の在り処がわかります。


 
不要になったランドセルが見事にトランスフォームして超〜素敵な財布になりました。価格は税込28,600円。「世界にひとつだけの財布」ということを考慮すればとてもリーズナブル。ちなみにランドセルからこんな感じで型紙が作られて財布になります。

 

もし、お子さんが小学校を卒業してそのままランドセルを破棄するのは勿体ない…という方は革工房ALPHA MADEに依頼してみてください。物語のある世界にひとつだけの財布が手に入ります。なお、オプションとして革に余裕があればキーホルダーやパスケースなどの作成などもできるようなので相談してみてください。

革工房ALPHA MADE

TEL
090-4239-8191

メールアドレス
alphamade.suzuka@gmail.com

 

ほな!おおきに!