今、有名芸能人をはじめとするセレブ界隈、SNS界隈で話題沸騰中の招待制・音声SNS「ClubHouse(クラブハウス)」。毎日、有名芸能人、著名人がこぞって参戦しており、今までではあり得ないようなコラボレーションが繰り広げられています。
もうこうなるとラジオ局はあがったりではないでしょうか。大物ゲストを呼んでいたら、さらに大物がフラッとやってきてトークを繰り広げるみたいなことが日常茶飯事になっています。ラジオでは絶対にあり得ないコンテンツがどんどん生み出されています。
すでに徹夜で参加してほとんど睡眠を取っていない「ClubHouse廃人」も出現し始めています。それほどまでに不思議な魅力のある「ClubHouse」ですが使える端末はiPhoneをはじめとするiPadなどのiOS端末に限られておりAndroid端末やPCでは一切使えません。
なぜiPhoneだけしか使えない仕様にしているのか、それは「一定の品質を確保できる」からに他なりません。iPhone(iPad)はAppleが一元管理して製造しており、機種の新旧やグレードによって多少の違いはあるものの一定以上のマイク・スピーカーの水準を満たしています。
一方、Android端末やPCは様々なメーカーが参入して製造しており、その品質は高性能なものから低品質なものまでバラツキがあります。マイクやスピーカーの性能も千差万別でクオリティがバラバラのため一定以上の水準を満たすことができません。
人間に例えるならiPhoneは偏差値60以上の高校生、大学生のみ。多少の優劣はありますが、ある一定のスキルは担保されています。先生が授業をした場合、統制が取りやすくコントロールが容易。誰もがきちんと会話することができ円滑に授業を進めることができます。
一方、Androidは幼稚園児から小・中・学生、社会人、主婦、はたまた高齢者までおり、しかも偏差値もまばらな状態。先生が授業をした場合、泣き叫ぶ子もいれば、言うことを聞かない頑固爺がいたりして、統制が取れません。カオスな状況に陥ります。まともに会話が成り立たず授業は一向に進みません。
ClubHouseは音声だけが情報がないので、音質が良いかどうかが生命線になります。iPhoneなら故障していない限り一定水準以上の音質はキープできますが、AndroidやPCの場合聞きづらかったりノイズが入ったりというこが往々にして考えられます。
実際、ZoomでミーティングしていてもiPhone単体の方はほぼ問題ありませんが、AndroidやPCを使っている方は音声が聞きづらかったり、極端に小さかったり、ブチブチノイズが入ったりとトラブルが多発しています。本人は自分の音声を聞くことがないため他の人から指摘されるまで気づくことはなく、まわりにストレスを与えます。
というわけでClubHouseは今後もおそらくiPhoneなどのiOS端末以外の利用を開放することはないような気がします。AndroidアプリはiOSアプリに比べて比較的簡単に作ることができるのに、それをローンチしないのは上記のような理由があるからでしょう。
もしかしたら今後Googleに買収されて仕方なくAndroid端末での利用開始が始まることがあるかもしれませんが、そうなったらClubHouseの音の良さが損なわれてユーザーが離れていくような気がします。
ClubHouseは現状、とてつもなく面白いコンテンツで溢れかえっており可処分時間を奪う中毒性のあるSNSとなっています。もしAndroid端末を使っていて参加できない方はiPadを使ってみるか、これを機会にiPhoneに乗り換えてみてはいかがでしょうか。それぐらいの価値は十分にあります!
こちらのブログでClubHouseの使い方を解説しておりますので、使い方がわからない方はまずは読んでみてください。
ほな!おおきに!