文章を書く人はもちろん、SNSなどで発信する人は必読!書評「バズる書き方」成毛眞著

ワタクシがFacebookでフォローしている数少ない一人が元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏。Facebookの投稿は吟味されており、とても参考になることが多く必ずチェックしています。先日、「2040年の未来予測」とほぼ同じ時期に出版されたのが今回紹介する「バズる書き方」。

 

物書きにとってはとても参考になる内容でブロガーやライターはもちろん、SNSなどで発信することが重要になってくる現代人にとっては必読の一冊。

成毛氏曰く、Facebookの投稿は投稿後も何度も推敲しているとのこと。そこまでするからこそ、文章が面白くて読みやすくフォロワーが4.5万人もいるのでしょう。またオススメされる商品もハズレがなく結構な頻度で購入しています。

副題として「書く力が、人もお金も引き寄せる」とありますが、今の時代、これはまさに真実。ライティングのスキルがあればウェブと組み合わせることにより自由なスタイルで稼ぐことができます。もちろん、ただむやみやたらに書くだけではなく読み手にとってわかりやすく興味を惹くような文章を書くスキルが必要になってきます。

第1章の「バズる文章は見た目が9割」ではスマホで読むときの見た目が重要ということで必須となる3つのルールが紹介されています。また漢字の閉じ開きで文章の印象が変わることなどが書かれています。

実際に成毛氏がFacebookに投稿した文章の推敲のビフォアフターが掲載されており、とてもわかりやすく参考になります。

 

第2章の「 読み手を意識した書き方」では完璧な文章ほどつまらないものはないということが書かれています。「ロジカルな文章」より「おっ?!」と目を引くような「面白い文章」を書くことの方が大切。

また裏の取れていない記述は最も信頼を損なうということを仰っています。いわゆる「孫引き」というどこの誰かも知らない他人の情報をそのまま転記するだけの文章は「ゴミ情報」でしかありません。

芸能人のゴシップを扱っているブログによくある「〜だそうです」「〜らしいです」というのがこれに当たります。ワタクシもブログを書いていますが基本的には自分で体験した一次情報しか記載していません。見聞きしただけの情報は基本的には載せないようにしていますが載せる場合は信頼のおける人が書いたものもしくはそれが正しいのか裏を取った上で載せています。

そのほか、Facebookで参照元リンクを貼りつけた文章の投稿は3日に1回、複数投稿が最強とのこと。毎日ブログを書いており、それを毎朝7時にFacebookへリンクを貼って投稿していますが、3日おきのほうがいいのかもしれません。ただし、間隔が空くと忘れてしまいそう…。これについては2月になったら実験がてら試してみるつもり。

 

第3章の「どんな相手にも誤解されない書き方」ではゆがめて受け取る読み手もいるので絶対に誤解をされないような文章を書くように心がけましょうと書かれています。世の中には暇で楽しいことがなく鬱々とした生活を送っている人が少なからずおり、揚げ足を取るような誹謗中傷じみたコメントやクソリプを送ってくる場合があります。

ワタクシのブログでそういうコメントをしてくるのは統計学的には0.5%程度ですが誹謗中傷を避けるため誤解されないような文章を書くことも必要になります。なお、修正しすぎると悪文になってしまうので推敲は書いた直後に数回だけに留めるようにしましょう。

 

第4章 の「1行で引き込む書き方」ではとにかく「1行目」が勝負と説かれています。ブログで言うならタイトルに当たりますがFacebookなどではそれが最初の1行になります。ブログを書いているとわかりますがタイトルの付け方は本当に大切。タイトル如何でPVは大きく変わります。

その他、助詞や副詞、句読点の使い方などテンポとリズムのいい文章を表現する方法が書かれています。

 

第5章 の「共感を呼ぶ書き方」では、あえて想定読者の「マイナス10歳」を狙えと説かれています。これは文章に限ったことではなくファッションでも同様。年齢よりやや下を狙うのが鉄則ということが改めてわかりました。文章の書き方でマイナス10歳のターゲットを狙うのはなかなか難しいですが…。

そのほかディスるよりほめろ、賛否両論の話題は、忍び込ませろ、思いつきで書くほど共感されるなどが解説されています。

 

第6章の「人を動かし、買わせる書き方」ではエッセイの極意は「起承転結」だけでなく少し遊びを入れてさらに「転」を意識すると面白い文章になると書かれています。整いすぎていると人の印象に残りにくく、「いいね!」などのリアクションにも繋がりません。整っているよりも遊び心のある文章の方が印象に残りファンが増えます。

そして文章を書くなら目的を決めることが重要になります。宣伝なのか、日記なのか、役に立つための記事なのかを予め決めて書きましょう。ワタクシのブログ「ノマサラ」は自分で興味を持ったことやみなさんの役に立ちそうなことを取り上げています。

個人的には「自分のおすすめに確実に反応してもらえる確率を高めるために『買わせる最後の一押し』をする」というのがとても参考になりました。「ノマサラ」では購入してよかったガジェットを紹介していますので今後は「最後の一押し」をしてみます。反応してもらえる確率を上げるフレーズを色々考ないとな…(笑)

 

ネットが発達し、日常のインフラとなっている現代においてFacebookやブログなどで「文字で自分の思いを伝える」必要性が日毎に高まっています。せっかく文章を書くなら多くの人に読まれたいと誰しもが思うはず。そのためには「バズる」文章の書き方を知っておけば「バズる」確率は飛躍的に高まります。

仕事で文章を書いている方はもちろん、これからは自分で発信しない人はどんどん稼げなくなっていきますので、ぜひこの「バズる書き方」を読んで文章を書くスキルを上げて人とお金を引き寄せましょう!

バズる書き方」内容

はじめに

・「書けない人」ほど上手くなる
・誰でも1万分の1の書き手になれる
・SNSこそ本気が試される

第1章 バズる文章は見た目が9割

・好きな歌詞やセリフが1つあればいい
・スマホ仕様の見た目が重要
・門外不出! HONZ式文章術
【ルール1】何があっても「字下げ」するな
【ルール2】140字ごとに行間を作れ
【ルール3】特殊文字は使うな

・「漢字の閉じ開き」が第一印象を決める
・これだけは押さえておきたい校正の基本
・自分の書きグセを把握せよ

第2章 読み手を意識した書き方

・完璧な文章ほどつまらないものはない
・ネタを思いつかなくても無問題
・フォローテクで書く力が上がる
・「孫引き」するな

◆「自分の体験」を元に書いた文章
(1)実体験に基づく情報
(2)直接仕入れた情報

◆参照元リンクを貼りつけた文章
・3日に1回、複数投稿が最強

第3章 どんな相手にも誤解されない書き方

・ゆがめて受け取る読み手もいる
・意味にも「閉じ開き」がある
・慣用句は書き手の腕の見せどころ
・茶化し方にも作法がある
・修正しすぎると悪文になる

第4章 1行で引き込む書き方

・とにかく「1行目」が勝負
・いい文章にはグルーヴ感がある
◆「接続詞(副詞)で拍子をとる
◆テンポよく短文・中文・長文を交える

・細部に宿る助詞使い
・すらすら読ませる読点テク
・語尾で韻を踏め
・副詞は「ここぞ! 」で使え
・「いいね! 」もシェアも補足情報で決まる

第5章 共感を呼ぶ書き方

・あえて想定読者の「? 10歳」を狙え
・ディスるよりほめろ
・賛否両論の話題は、忍び込ませろ
・批判文はポジティブに〆ろ
・思いつきで書くほど共感される
・コメント欄でフォロワーを増やす

第6章 人を動かし、買わせる書き方

・エッセイの極意は「起承転結・転」
・書く目的を決めろ――宣伝か、日記か?
・遠慮気味に書くと下手になる
・「言わずもがなの一文」が要
・「飯ネタ」がいちばん難しい
・買わせる最後の一押し

 

ほな!おおきに!