災害時に持ち歩くべき防災用品を災害のプロフェッショナルから聴いたのでAmazonリンク付きで紹介します!







先日、美崎栄一郎さんが主催する「空の塾」で災害派遣のプロフェッショナルであるN氏から色々と災害グッズについてお聴きしました。空の塾では毎晩15〜30名ほどの方がZoomミーティングをしています。塾生は様々な分野のプロフェッショナルがおり、3月はそれぞれ自薦他薦問わず、塾生が登壇するスタイルになっています。

N氏は前回、セルフディフェンス(護身術)について講演され、とても役立つ内容だったので今回も楽しみにしていました。

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今回は実際にN氏が災害派遣に持って行っている様々なグッズを紹介いただきました。過去には適当な装備で出かけてしまって死にそうになったこともあり、その経験を踏まえて必需品を厳選されています。一般人にはやや過剰なものもありますが、首都直下型地震や富士山の噴火はいつ起こってもおかしくありませんし、2030年以降は南海トラフ巨大地震が必ずやってきますので今から準備しておきましょう。

NewsPicks「地震、津波、噴火。天災リスクのリアル」で得た情報を共有します!備蓄含めた対策を!

 

なお、災害時の初期対応としてS・T・O・Pの頭文字の行動が大切とのこと。

まず「STOP」で一旦、立ち止まり闇雲に動かないこと。
次に「Think」で何をすべきか考えること。
そして「Observe」で観察すること。
最後に「Plan」で計画を立てて行動すること。
なるほど、プロフェッショナルはやはりひと味もふた味も違います。

ではグッズを紹介していきます。一応、Amazonのリンクを貼っておきますが必ずしも同じでなくてもいいと思います。N氏が紹介されたものでAmazonになかったアイテムは類似のものを掲載しています。似たような商品であればリーズナブルなコストコやワークマン、100均などでも構わないと思います。

ミステリーランチ リュック

災害の移動の時には両手を空けるのはとても大切。何が何でも絶対にリュックは必要。

グラナイトギア ハイカーサチェル ポーチ

衣服などを濡れないようにしまっておくポーチ。ジップロックなどでも代用できます。

モンベル トレッキング レインウェアジャケット /アンアクター迷彩ポンチョ

雨が降った場合に体温を下げないようにするためにレインウェアやポンチョは必須。モンベルがオススメではありますがワークマンでも全然オッケー。

モンベル エマージェンシーシート

いろんな用途に使えるエマージェンシーシート。一枚あると重宝します。寝袋代わりに使ったり、風雨や日光を防いだりと便利に使えます。

キーンサンダル YOGUI

避難所などで生活する場合に動きやすいサンダルがあるのとないのとで疲労度が全然違います。

ベイツ タクティカルブーツ

本職の方はこういうブーツが必須とのこと。一般人には装備過多かもしれませんが、いざという時は機動力が全然違うような気がします。

カシオ腕時計

時間を確認するのに丈夫で電池が持つチープカシオは最強。スマホでも時間はわかりますが電源が断たれた場合や節約したい場合などにはやはり腕時計が必要になります。自動巻きの腕時計でもいいと思います。

モバイルバッテリー

コンセントがない場合や停電した場合などに必須なのがモバイルバッテリー。スマホが使えないと本当に不便なので必ず持っておきましょう。一番のオススメはAnker。特に「PowerCore Fusinon 5000」がイチオシ。自宅に3台と職場に1台置いてあります。

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ダウンジャケット

冬場の防寒対策としてダウンジャケットは必須アイテム。着心地や軽さなどを考えるとモンベルやパタゴニアがオススメですが価格重視ならユニクロやワークマンでもいいかも。

メリノウールシャツ

シャツは体臭が臭くなりにくいメリノウールシャツが最強。モンベルをオススメされていましたが、他のメーカーでもいいかも。

携帯ラジオ

スマホのアプリ「Radiko」でもラジオを聴くことができますがあっという間にバッテリーがなくなりますのでやはり携帯ラジオはあると便利。単3乾電池電池で110時間使えます。

あごだし&玄米

被災地での生活が続くとどうしてもコンビニ弁当など添加物まみれの食事が多くなり身体がやられます。鍋に湯を沸かしてあごだしと一緒に玄米を炊くと最強フードが完成。我が家は茅乃舎だしを日常的に使っています。

ナルゲン トライタンボトル

マイナス20度の冷水から100度のお湯まで入れることができるナルゲンのボトル。一つあると重宝します。

JETBOIL フラッシュ

お湯を短時間で沸かすことができるJETBOIL フラッシュ。水とこれがあればお湯が作れ、様々な温かい食品を食べることができます。また身体を拭くときにも冷たい水で拭くのとお湯で拭くのとでは全然違ってきます。

サーモス 山専ステンレスボトル

サーモスの山専ステンレスボトル。お湯を冷まさずに保管するには最強。これより良いものがあったら教えてほしいと仰っていました。

サーモス ステンレスキング・シルバー・フードジャー

我が家も使っているサーモスのフードジャー。こちらは蓋の中にスプーンが付いておりそのまま温かい食材を食べることができます。これは便利そう。

箸 スノーピーク 和武器

携帯用のお箸。100均でも十分かもしれませんがスノーピークはやはり使いやすさ抜群。

ストリームライト サイドワインダーコンパクトII

暗闇で先が見えないとめちゃくちゃストレスが高くなります。こちらはベルトが付いているため頭に付けてハンズフリーで使うことができます。耐久性抜群でこれがイチオシ。ちなみにシン・エヴァンゲリオンで登場しているとのことなので今度観る時にチェックしてみます。

ペンライト

特定の場所を照らすのに便利なのがペンライト。映画のサバイバルシーンなどでもよく出てきます。最近はLEDなので軽くて長時間使うことができます。

ケミカルライト

パキッと折ると発光するケミカルライトが結構役立ちます。耳の横に挟んでおけば暗闇の中で自分の位置を知らせることができます。また赤と緑のライトを両手に持ってヘリに向かって振れば目の前まで誘導できて助けに来てくれます。

レザーマン マルチツール ウェーブ プラス

様々な用途で使える十徳ナイフ。一つあると重宝します。

缶切り

十徳ナイフにも缶切りは付いていますが緊急用のため避難生活が長期になるとかなりたいへんなのでお守り代わりにひとつちゃんとした缶切りを入れておられます。

モンベル キーカラビナ ホイッスルナスカン

助けを求める時にホイッスルは役立ちます。豪雨災害のときなどは人間の声では全く聞こえないのでホイッスルは必須になります。リュックに付けておきましょう。こちらも100均でもいいと思いますがデザインはやはりモンベルがカッコいい。

レンザティックコンパス

スマホのアプリでもコンパスは使えますがバッテリーが切れたら使えませんのでアナログのコンパスは移動して逃げるときには便利。

ライター

100円ライターでも構いませんがガンタイプが便利。

止血帯

怪我をして止血が必要な時に使うのが止血帯。これで命を守れる場合もあります。使うことがないことを願いますが…。

災害用グローブ

トゲが刺さっただけでもそこから化膿してたいへんなことになることもあります。どんなものでもいいですがサバイバルの際はグローブは必須。ワークマンなどでもいいかも。

メリーズ トイレに流せるおしり拭き

N氏が一番推していたのがこのメリーズのおしり拭き。普段も常に持ち歩いているとのことだったのでワタクシもひとつリュックに入れておきます。

サングラス

災害地ではホコリが舞うことが多く、風が強いと目をやられます。サングラスやゴーグル、メガネなどがあるのとないのとで全然違います。オークリーがオススメですが安いものでも構いません。

ミネラルウォーター

人間、水がないと生きていけません。究極、水と塩があれば当分生き抜くことができます。また水を沸かしてお湯にできれば相当幅が広がります。

歯ブラシ

口腔ケアはとても大切。歯ブラシがないと虫歯になったり口内環境が悪化し病気になったりします。

ディアナチュラ マルチビタミン&ミネラル

避難生活が続くと食生活が偏りビタミンやミネラルが欠乏してきます。そんなときにはサプリメントが役立ちます。

ベネクス リカバリーウェア アイマスク

体育館などの避難所は常に明るいため睡眠の質を上げるためにはアイマスクが重宝します。ワタクシは仕事の休憩時間にアイマスクを付けて20分仮眠しています。遮光して短時間、仮眠するだけで疲労度が全然違います。

MOLDEX 使い捨て耳栓

夜間眠るときなどに騒音から身を守るための耳栓。個人的にはこのモルデックスがイチオシ。実際に使っていますがフィット感が半端なく価格がリーズナブル。種類によって防音のレベルが違うのでまずはこのお試しセットがオススメ。

ハナノア 痛くない鼻うがい

自宅に常備しています。災害地はホコリが舞うことが多いためハナノアがあるとスッキリします。少しでも喉や鼻に違和感を感じたら速攻でハナノアを使っています。おかげさまでここ数年、風邪をひいたことはありません。

日焼け止めクリーム

春先から夏場にかけては日差しが強く、日焼けをするため日焼け止めは必須アイテム。特に首のうしろが焼けやすいので重点的に塗りましょう。ブランドは何でもいいと思います。

寝袋

避難所生活では毛布を貸してくれることもありますが寝袋があると断然ラクに過ごせます。特に冬場は全然違いますのでひとつあると便利。

キャンディ

疲れた時に糖分があると体力を回復することができます。山の遭難では飴ちゃんがあるかないかで生死をわけることもあります。

以上、講演を聴きつつ、できる限り拾ったつもりですが抜けているものもあるかもしれません。防災用品については色んなサイトで様々なグッズが紹介されていますので、それらも参考にしつつ万全の体制を整えておきましょう。

今回の講演もかなり役立ちました。ただし、全部揃えると相当な金額になるため、少しずつ優先順位の高いものから購入していこうと思います。皆さんも必要に応じて揃えてみてください。Nさん、貴重な情報ありがとうございました!

ほな!おおきに!