パナソニック汐留美術館で開催中の「和巧絶佳展令和時代の超工芸」へ行ってきた







例年、6〜7月と10月〜11月のどこかで美術館巡りがてら東京を訪れています。ただし、今年はコロナの影響があり美術館も閉館していたり展覧会が中止・延期になるところが多く様子を見ていました。

ここ最近は連日コロナ陽性者が200人前後との報道があり東京へ行きにくい雰囲気ではありますが重症者は右肩下がり、死亡者に至ってはほぼ皆無の状態。どうやら不安を煽るためにPCR検査数を増やして陽性者数をたくさん出したいのと特定の医療機関が検査でボロ儲けするためという裏事情がある模様。

そんな最中ではありますが、とても気になる展覧会がパナソニック汐留美術館でスタートしたので思い切って行ってみることにしました。例年は1泊2日で5〜6ぐらいの美術館を巡りますが今回は日帰りで行ってきました。ちなみにJR東海ツアーズの日帰りツアーを利用したので料金は往復で11,900円と通常の半額程度。指定した列車の変更はできないという制約はありますがかなりお得な料金で東京まで往復することができます。キオスクで使える500円のクーポンもついており実質11,400円となります。

パナソニック汐留美術館はJR新橋駅から徒歩7〜8分の場所にあります。周辺には電通や資生堂など大手企業のビルが建ち並んでいます。美術館はパナソニック本社ビルの4階にあります。

特別企画展 和巧絶佳展令和時代の超工芸は日本を代表する若手のアーティストをキュレーションした展覧会。絵画ではなくオブジェを作られているいわゆる「職人」にスポットを当てた展覧会になっています。

 

数々の素晴らしい作品が並んでいましたが、個人的な見どころは升の中に生きてるような金魚を描く深堀隆介氏やパンフレットの表紙にも取り上げられている超絶繊細な模様を書き込んである磁器の見附正康氏、ガラス細工の山本茜氏ら。他にも素晴らしい作品がたくさんありました。

 

 

 

台湾の故宮博物館に陳列してあった作品も素晴らしいものがありましたが、今回の展覧会ではそれに匹敵するような作品がいくつかありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

所要時間は1時間あればゆっくり見てまわれると思います。ワタクシは最後まで見たあと折り返してスタートまで戻り再度鑑賞して約1時間で見終えることができました。

帰り際、下りのエスカレーターに乗っていたら大好きな石田ゆり子さんの広告のタペストリーが飾ってありさらに気分上々で美術館を後にしました(笑)

美術館が自社ビルの中にあること、これが本業ではないため利益重視ではなくCSRの一環として開催しているため入場料は1,000円と他の美術館に比べるとリーズナブル。平日の夕方訪れましたが混雑しておらずゆっくり鑑賞することができました。国立西洋美術館のような事前予約は必要ありませんので直接訪れてもおそらく大丈夫だと思います。

会期は9月22日まで。絵画も好きだけどオブジェや緻密な工芸品が好きな方はぜひ「和巧絶佳展令和時代の超工芸」を訪れてみてください。

特別企画 和巧絶佳展令和時代の超工芸 公式サイトリンク


ほな!おおきに!