あいちトリエンナーレ2019 情の時代 豊田会場へ行ってきた 豊田市美術館→讃岐うどん木乃屋→STREET BOOKS&COFEEのゴールデンコースで巡ってきました







4年に一度開催されるあいちトリエンナーレ。今回は愛知県美術館の展示が物議を醸し出し炎上しましたが、そのおかげで多くの方々にこのイベントが知れ渡ったことを考えればある意味成功だったのではないでしょうか。10月8日に展示が再開されましたが、日本では表現がまさに「不自由」であることを露呈しました。

あいちトリエンナーレは愛知県美術館のほか、名古屋市美術館、円頓寺商店街、豊田市美術館などでも開催されています。先日、豊田市美術館と豊田市駅前のトリエンナーレへ行ってきました。豊田市美術館ではクリムト展を開催しており平日の開館前に到着したにも関わらずすでに駐車場はほぼ満車状態。クリムト展は2回目ですが前回より倍以上の方がおられ大混雑していました。

 

 

一方、トリエンナーレ会場は空いていてゆっくり鑑賞しました。先にこちらを観たのが良かったかもしれません。絵画作品や天井から手が生えているオブジェ、吊り下げられた傘のようなものが上下するインスタレーションなどとても楽しめました。

 

特にこのインスタレーションは床に寝転んで鑑賞することができるためいつまでもボーッと眺めていられます。フワフワと上下する様はなんとも可愛らしく優雅なアート作品。

 

ひと通り見終わった後、クリムト展会場に足を運びましたが大混雑でゆっくり観られる状況ではなく…。2回目ということもあり著名な作品だけしっかり目に焼き付けてサーっと流して鑑賞終了。

豊田のトリエンナーレは美術館の隣にある廃校になった高校でも作品を展示しています。プールの底の一部剥がしてそれをを立てたなんとも奇抜な作品。スケールが大きく近くに行くと圧倒されます。トリエンナーレが終わった後は校舎も含めて全て解体され跡地に豊田市博物館が建設されます。2023年にオープン予定とのことなのでまた楽しみが増えます。美術館から博物館へのはしごコースになりそう。

 

その他、豊田市駅前でもいくつか作品が展示されていますので時間があれば訪れてもいいかもしれません。

 

トリエンナーレを見終わった後は讃岐うどんの木乃屋へ。個人的には愛知県内ではナンバーワンのうどん屋。特にかき揚げ天ぷらうどんが絶品。プリプリのエビだけをサッと揚げたサクサクの食感が最高。もちろんコシのあるうどんとダシのきいたつゆも完璧に美味しく最後まで飲み干しても喉が渇きません。

 

食後は豊田へ来る目的のひとつであるのんちゃんのコーヒーをいただきました。「CafebusNon」ではなく「STREET BOOKS&COFFE」という店名になり、コーヒーのクオリティはより一層アップしています。今回はアフォガートをいただきました。冷たく甘いアイスクリームに熱く苦いエスプレッソがかかっており絶妙のコンビネーション。これを考えた人天才。これだけでは物足りずアイスコーヒーを注文して帰りの車の中で飲みつつ帰宅しました。

 

今回の豊田市美術館→木乃屋→STREET BOOKS&COFFEというコースはゴールデンルートで超幸せな気分になります。木乃屋を蕎麦つちやに変更しても良いかな。前回はつちやを訪れたので交代で訪れるのがいいと思います。

芸術の秋と食欲の秋を両方とも満たせるのでぜひ豊田へ!なおクリムト展は10月14日(月・祝)までですが12〜13日は台風が直撃する可能性がありますので事前に情報を確認の上、気をつけておでかけください。


ほな!おおきに!