以前、美崎栄一郎さんのオンラインサロン「空の塾」でお会いしたルワンダ在住の加藤雅子さん。その時のブログはこちら。
その加藤さんが神戸と東京でイミゴンゴの展覧会を開催するというので神戸の三ノ宮へ足を運んできました。ちょうど5連休が取れたので奈良の実家へ帰省も兼ねての訪問となりました。
事前に加藤さんと連絡を取り近くの喫茶店でお茶しながら1時間ほどお話しました。オンラインで会った人とリアルで会うと背の高さが予想と違うことがよくありますが加藤さんは顔が小さいのにかなり身長が高くてモデル並み。そしてリアルは解像度が高い(笑)オンラインでもステキなオーラ出まくりでしたがリアルはさらにステキでテンションアゲアゲ。
ルワンダの生活についてや海外旅行の話で盛り上がった後、アーティスト ギャラリー「フローラ」へ移動。念願の「生」イミゴンゴを鑑賞することができました。
「イミゴンゴ」は幾何学模様を子牛の糞で描くアートになります。子牛の糞に灰を混ぜて作っていくギサカ王国(今はない)の伝統アート。アフリカでは人を招く時にいかに喜んでもらうかという考えがあり、元々はその一環としてインテリアを素敵にするために作ったと言われています。
昔は壁に直接描いていましたが、今は木の板に塗っていくためどこにでも置けるようになりました。伝統的なパターンが60種類ぐらいあり、最近開発されたモダンな柄が20種類ぐらいあります。重量はとても軽く、木枠で作られているのでフックで壁に留めることができます。
牛糞で作られていますが灰と混ざっているためニオイはほとんどありません。鼻を近づけると畳のような香りがします。使われている色は白、黒、赤、灰色が伝統的な4色。昔は塗料がなかったので自然から取れる赤土やカオリン、ドロなどで配色していました。作っているのはすべて女性で年配の方がメイン。最近は、カフェやホテルなどに飾られたりお土産として販売されることが多く人気があります。
ルワンダやイミゴンゴの詳細については上記で紹介したブログにてどうぞ。
壁面には幾何学模様のアートパネルが並んでおり、素晴らしい空間が広がっていました。
近代的な絵柄のイミゴンゴも5点ほど飾ってありました。
トートバッグやペンダントブローチなども。
一周目はそのまま何も考えず鑑賞し、二周目は絵の持つ意味が書かれたパンフレットを見ながら鑑賞。
どれかひとつ自宅に飾るべく、直感を研ぎ澄ませながら三周目に突入。ビビッと来た一枚を選びました。全て1点ずつしかないためこのあと開催される東京での展覧会が終わってから送ってもらうことになりました。どこに飾ろうかワクワクしています。といってもそんな広い家じゃないので限られてますが(笑)
会場にイケメンの男性がいるなぁと思ってたら、なんと加藤さんの旦那様!加藤さんの「私と結婚したいならアフリカで仕事を見つけてきて」という無茶振りに応じた伝説の?!ナイスガイにお会いすることができました。想像通りの方で本当に素敵なカップル。
※残念ながら旦那様の写真は撮れず…
アーティスト ギャラリー「フローラ」はコンクリート打ちっ放しのモダンな建築で開場する前にここで撮影させていただきました。今回はレフ板含めて本格的な機材を持っていき本気で撮影させていただきました。撮られ慣れていらっしゃるようで、細かい指示をすることなくステキな表情とポーズを切り取ることができました。笑顔もクールな表情もどちらも麗しい…。フォトブックに加えさせていただきます。
1時間ほど滞在し画廊を後にしました。加藤さんにもリアルで会えて、イミゴンゴのアートパネルも購入できて大満足。神戸での展覧会はこの日まででしたが11月6日(金)〜8日(日)、13日(金)〜15日(日)の6日間、東京のギャラリーで開催されますのでお近くの方やこの期間に東京へ行かれる方はぜひ立ち寄ってみてください!
【ルワンダ伝統アート イミゴンゴ展 imigongo tokyo MISHUKU】
日時:
2020年11月6日(金)~11月15日(日) 金土日のみオープン
12:00 – 19:00 (11月14日のみ18:00まで)
場所:
カプセル (SUNDAY cafe内)
東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
http://capsule-gallery.jp/access/index.php
google map:
https://goo.gl/maps/qQZYgixJy5BeRohy8
入場料:
無料
主催:
Cultural Capital Rwanda R&D ltd. / imigongo anywhere
https://imigongoanywhere.com
お気に入りの作品はご購入いただけます
ほな!おおきに!