先日、中川区のドローンスクール「フライハイト」で開催された「プラモつくろーぜ会」に娘と参加してきました。
「プラモつくろーぜ会」はプロモデラーのリョータさんが運営されています。
HobbyJAPANの「オラザク選手権」で大賞を受賞されており、今現在もプラモデル雑誌に多数の作例や記事を寄稿されています。
作品のディティールが凄まじく、尊敬の念を抱きます。
フライハイトにはリョータさんのガンプラが飾ってあります。
モデラーとしてのスキルと、百貨店にも出店している某画廊での仕事、介護の仕事の経験を組み合わせて、このイベントを運営されています。
参加者とコミュニケーションを取りながら、製作テクニックを教えられる人材はレアで、おそらくリョータさんぐらいしかいません。
今回のフライハイト会場では十数名の方が参加されました。
テーブルやカウンターは新聞紙で覆われており、多少汚れても大丈夫。
排気ダクトを備えた塗装ブースが用意されているので、シンナー臭のするラッカー系塗料でも思い存分塗装することができます。
ニッパーなどの道具やガンダムマーカーなどが用意されているので、初心者や道具がない方でも参加できます。
ジャンクパーツなどもあるので、それらを組み合わせてオリジナルの機体を作ることもできます。
また今回は大阪からコーヒー&ビアスタンド「にじのわ」が出張で出店されており、美味しい珈琲をいただくことができました。
我が家には娘が二人いて、長女は身体や手を動かすことが大好き。
幼い頃から「リモコンの戦車作りたい」とか、「自分で作るラジコンカーが欲しい」とか男親を喜ばせるようなことを言ってくれてます。
神様から二人の女の子を預かったときには、自分の趣味である「プラモづくり」や「ラジコンカー」などとはもう無縁だと思っていたのですが、ジェンダーを超えて、遺伝子が勝りました(笑)。
長女はただ今中学3年生で高校受験を控えているのですが、受験対策用の勉強はどうも好きではないみたい。
テストはワタクシが取ったことがないような点数を持って帰ってきますが、ダンスが得意で、手を動かすことも好きで、コミュニケーション能力がとてつもなく高く、ワタクシと違って誰とでもすぐに仲良くなれるので、試験勉強ができなくても生きていけるような気がしています。
今回の「プラモつくろーぜ会」は13時からスタートし、ダブルオーガンダムを作りましたが、17時過ぎまで、特に休憩することもなく、ずっと集中して製作していました。
4時間、何かに夢中になれるのは、素晴らしいことだと思います。
かなり、親バカ入ってますがwww。
なんとか時間内に完成し、ダブルオーガンダムを持って、リョータさんと撮影させていただきました。
実はこの「プラモつくろーぜ会」はプラモを作ることが目的ではなく、手段でしかありません。
その目的とはプラモを作ることにより…
・空間把握の認知能力が高まる
・組立説明書を読んで理解し、プラモを組み立てることにより、段取り力がつく
・集中力が養われる
・手先を使うことにより、器用になり、脳のスキルがアップする
・改造することによりクリエイティブなスキルが養われる
etc…
プラモを作ることにより能力(脳力)開発ができることがわかっています。
ただし、プラモメーカーの人たちで、これを理解できる人はほぼいないとのこと。
どうしても、プラモデルそのものを売ることに視点が向いてしまっているようで…。
プラモデルを作ることによって様々な能力向上の効果があることがわかれば、一気にマーケットは広がり、プラモデルはマニアだけでなく、一般層にも大量かつ自然に売れていきます。
今まで、そういう話を理解できる人がいなかったらしく、ワタクシと話をして「やっと話がわかる人に出会えました」と言っていただけました。
というわけで、今後は企業の福利厚生のイベントの一環として、この「プラモつくろーぜ会」を広げて行きたいと考えております。
すでに某メーカーに打診はしておりますが、「うちの会社で、ぜひ『プラモつくろーぜ会』のイベントを開催して欲しい!」という方がおられたら、ぜひお声がけください。
イベント参加者同士、めっちゃ仲良くなれますし、新たな趣味として人生を楽しめるようになるかもしれません。
ほな!おおきに!