先日発売されたパワーアップした新「ポメラDM250」。
ポメラは折りたたみ式の初代ポメラDM10を購入しましたが、親指シフトに移行したため、ローマ字入力しかできないポメラを使うことが無くなり友人に譲りました。
それ以来、新製品は気になるものの、食指は動かず…。
先日、前モデル(DM200)から約6年ぶりにポメラの新商品DM250が発売になり、ヨドバシカメラで実機が置いてあったので触ってきました。
ワタクシがポメラに求めるのは次の3点。
1.親指シフトがMacと同じレイアウトで使えること。
2.薄型軽量で一度の充電で長時間使えて、瞬時に起動すること
3.キーボードのクオリティがMacBookAirと同等かそれ以上であること
1.の親指シフトがMacと同じレイアウトで使えることについては今回、右に1列ずらすOLZレイアウトの設定が追加され、ほぼMacBookAirと同じ使い方ができるようになりました。
ただし、バックスペースでの削除はできず、それだけが気になります。
文字の削除は基本的にはエンターキーの左横中断の「*キー」で行ってはいますが、時々昔の癖でBSキーを使うことがあり、両方使えるのが望ましいのですが…。
2.の薄型軽量で一度の充電で長時間使えて、瞬時に起動することについては画面は大きく、見やすさは十分ありつつ、薄型軽量でキーを押せば瞬時に立ち上がります。
重量は620gと前のモデルよりは40g重くなりましたが、質感を保ちつつ軽量なのはさすが。
バッテリー容量は前モデルよりアップし、約6時間長い、約24時間の使用時間を実現しています。
これだけバッテリーが保てば十分でしょう。
3.のキーボードのクオリティがMacBookAirと同等かそれ以上であることについては前のモデルより打鍵感はかなり良くなりましたが、残念ながらMacBookAirには全く及びません。
ここはもっとこだわって欲しかったところ。
キーピッチは17mmとMacBookAirと同じなのですが、キーとキーの間隔がほんの少し狭いため窮屈な感じがします。
手の小さな女性にはこちらの方がいいのかもしれませんが…。
個人的にはキーボードのクオリティにはかなりこだわりがあり、自宅では東プレのリアルフォースを使っていますので、ポメラでは満足できる打鍵ができません。
せめてMacBookAirと同等であればいいのですが、それにも及ばず…。
外出するときはほぼMacBookAirを持ち歩いているため、これを自宅に置いてポメラだけで出かけるというシーンがなかなか想定できなかったので今回も見送りとなりました。
キーボードのクオリティがMacBookAir並になり、3万円ぐらいで購入できるのであれば、検討するかもしれません。
ただし、キーボードについては大多数の市販のノートパソコンと同等のクオリティなので、こだわりのない方であれば、十分だと思います。
ノートパソコンを持ち歩くのは重たいけど、出先で文章をパッとたくさん打ちたいという女性にはとってもオススメ。
毎日文章を書く方は、ぜひ一度ポメラDM250の実機を触って確認してみてください!
ポメラDM250特長(公式サイトから抜粋)
パワーアップした新「ポメラ」
バッテリー容量がアップし、従来機(DM200)より約6時間長い、約24時間の使用時間を実現しました。
また、1ファイルあたりの保存文字数も従来機(DM200)の2倍の20万字へアップしました。
USB Type-Cに対応。充電確認用LEDを新たに搭載。
文章をより編集しやすく、“書く”ための機能を強化
「ポメラ」には日本語入力システムとして専用のATOKを搭載しています。また、様々なニーズに合わせたフォーマットを用意しており、文章作成を強力にサポートします。
ATOK校正支援機能を強化し、より文章作成がしやすくなりました。また縦書きの脚本や台本が書きやすいシナリオモードを追加しました。
使い勝手をさらに向上させる新たな機能を搭載
もしもの時にファイルを復元できる、ゴミ箱、オートバックアップ機能など、根強い人気を持つ「ポメラ」ユーザーの要望をもとに、さらなる使いやすさを実現。
入力へのこだわりも、より強く
US 配列キーボードユーザー向けに、「ポメラ」DM250用にカスタマイズしたUS 配列を追加。
また日本語入力に特化した「親指シフト」には、DM250向けに改良したレイアウトを1種(OLZレイアウト)を追加し、より入力しやすくなりました。
「ポメラ」専用スマホアプリを刷新
スマホとのWi-Fi接続により、テキストファイルの共有がスムーズに。
また、「ポメラ」本体で作成したQRコードを使用してスマホへのテキスト転送も可能。
手軽に運べる小型・軽量
「ポメラ」はとにかくコンパクトサイズ。
小型軽量でバッグにもスッと入るので、いつでもどこでも持ち運びが可能。
安心の長時間駆動
リチウムイオンバッテリー搭載で長時間駆動を実現し、外出先でも安心してご使用いただけます。
パッと開いてすぐ起動
電源ONで即起動するので、書き留めたいひらめきやアイデアのタイミング を逃しません。
また、パソコンのように電源を切るたびに保存する必要がなく、パッと開けば先ほどの画面がすぐに表示されます。
スペック
前モデルとの比較表
ほな!おおきに!