先日、Amazonプライムビデオを物色していたら、評価が良く、レビュー数が多かったのが「老後の資金がありません!」。
主演は天海祐希、夫役の松重豊、姑役の草笛光子ほか名役者が揃っています。
老後の資金問題という重い話題をユーモラスに描きつつ、ホロッとさせてくれます。
今後、年金はどんどん減っていき、ワタクシたち団塊Jr.世代が老人になる頃には、払った金額ぐらいしか貰えなくなるはず…。
いや、それさえもないかもしれません。
今のうちから、歳をとっても稼げる方法を考えておいたり、働かなくても収入が入ってくる仕組みを整えておく必要があります。
一番ヤバいのはサラリーマンだけの収入しかない働き方で定年退職して、何も稼げない状況に陥ること。
少しでもいいので、複業などで自分で稼ぐ力を今のうちから身につけておかないと、本当にたいへんなことになります。
ま、それはさておき、この「老後の資金がありません!」は時間のある時に、軽い気持ちで鑑賞してみてください!
イントロダクション
いまや「人生100年時代」と言われる日本。
高齢になっても働くのは当たり前、年金や貯蓄だけで、老後の生活は大丈夫なのだろうか。
社会の仕組みもどんどん変わっていく中、どんなに準備をしても、不安は募るばかり…。
「老後の資金は2000万円必要」とも言われる中、生きていく上で、どんな備えが必要なのか?
そんな社会の最小単位である家庭の切実な課題、もとい現代日本が抱える最大の問題に、普通の主婦が立ち向かう!
痛快!お金のコメディ・エンターテイメント、ここに誕生!
原作は、巧みな設定で読者の共感を呼んでいる稀代のストーリーテラー垣谷美雨の34万部を突破したベストセラー小説「老後の資金がありません」(2011年/中公文庫)。
親の葬式、子供の派手婚、夫の失職、セレブ姑との同居……
お金の災難に振り回される普通の主婦・後藤篤子の奮闘が、小気味よく綴られる。
老後の資金問題というシリアスなテーマを、ユーモラスに描いた原作に引きつけられた製作陣が“大人が見られるコメディ映画”化を目指し、製作はスタートした。
本作の主人公・篤子役に白羽の矢が立てられたのは、日本最強のコメディエンヌ・天海祐希。
数々の作品で、デキる女性を鮮烈に体現してきた天海が、本作では、平凡な主婦の魅力を引き出す。
誰もが迎える問題にあたふたしつつも、家庭を切り盛りする篤子を明るくコミカルなタッチで演じきる。︎
主人公を大いに翻弄する面々の筆頭には、姑役に芸能生活70周年を迎えた草笛光子。
自身のキャリアでも他に無い“異例の変身”の挑戦は必見!
夫役に天海とは初の夫婦役となる松重豊、そして新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、柴田理恵、石井正則、若村麻由美、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子(経済ジャーナリスト)、竜雷太、藤田弓子、哀川翔ほか毒蝮三太夫、三谷幸喜などバラエティに富んだキャスト陣が大!大!大集結!
丁々発止の演技で魅了する。
主題歌は、氷川きよしに決定!
煌びやかなステージと圧倒的な歌唱で幅広い人気を博す氷川が、本作のために歌い上げた新曲「Happy!」は、明るいサンバのリズムが鑑賞後の幸福感をさらに盛り上げる。
メガホンをとるのは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)のヒットも記憶に新しい、前田哲。
さまざまな社会問題を、独自の視点とリズミカルな作風で極上のエンターテインメントに仕立ててきた演出力を、本作でも発揮する。
人生100年時代、苦難は事あるごとにやってくる。
だけど、泣いてばかりじゃいられない!
ストーリー
主婦・後藤篤子(天海祐希)は、困っていた。
家計は妻に任せきりの夫・章(松重豊)の給料と篤子がパートで稼いだお金をやりくりして、フリーターの娘・まゆみ(新川優愛)と、大学4年生の息子・勇人(瀬戸利樹)を育て上げた。
節約をモットーに、自分に許した小さな贅沢と言えば、月謝5000円のヨガ教室程度。
憧れのブランドバッグも我慢して、老後の資金をコツコツと貯めてきた……はずなのに!
身の丈に合っていたはずの篤子の生活が、突如綻び始めたのだ。
入院していた舅の今際の際に、章の妹・志津子(若村麻由美)から喪主を押しつけられ、葬儀代400万円近くを支払うことに。
折しも、密かに正社員登用を期待していたパート先をリストラ。
なかなか次の仕事が見つからないところに、まゆみが結婚相手を連れて来た。
年収150万円のバンドマン・琢磨(加藤諒)は、地方実業家の御曹司につき、芸能人御用達の式場での盛大な披露宴を希望しているという。
しかも費用は両家の折半で、最低でも300万円負担することに。
700万近くあった貯金があっという間に底をついてしまいそうな、後藤家大不況の中、章の会社がまさかの倒産!?
住宅ローン完済の当てにしていた退職金は当然0円。結婚30周年目前、夫婦そろって失職するハメに。
篤子の銭闘はなおも続く。
金銭感覚が麻痺しそうになりながらも、自動車の売却やレンタルモップの解約など、家計のダウンサイジングを次々と断行。
しかし篤子の努力もむなしく、出費はかさむばかりだ。
いよいよ毎月9万円の姑・芳乃(草笛光子)への仕送りさえ捻出できなくなった篤子は、志津子夫婦との話し合いの席で、芳乃を引き取ると口走ってしまう。
やむなく姑との同居がスタートするも、元・老舗和菓子屋女将は超がつくほどの浪費家だった…!
芳乃の豪快な金遣いに、貯金はいよいよ0円が目の前に迫る勢いになってきた頃、今度はいきなり「生前葬をする」と言い出した!?
ありとあらゆるお金の問題に振り回されてきた篤子の我慢は、ついにピークに達する!!
果たして篤子は、この絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか?!
ほな!おおきに!