先日、ワゴン車が大型トラックに追突され夫婦が死亡、娘2人がけがをした事故がありました。DQNに絡まれて車を停車させられての何ともやりきれない事故。容疑者は危険運転致死傷で起訴と暴行罪で起訴されましたが、亡くなった夫婦は戻ってきません。心よりお悔やみ申しあげます。
最近はこういったDQNや当たり屋による車のトラブルが激増しています。自分が安全運転を心がけていても、頭のおかしな人間に絡まれたら、どうしようもありません。そうならないことを願ってはいますが、いざという時のために以前から設置しようと考えていたドライブレコーダーを購入しました。ニュースではドライブレコーダーの売上が急増しているとのこと。同じような考えの方が大勢いるのでしょう。ドライブレコーダーは5,000円台から4万円近いものまでピンからきりまであり、どれを買っていいかわからず、色々調べてみました。
調べてみてわかったドライブレコーダーに必要な条件を挙げます。
録画は200万画素以上
一番重要なのは画質。200万画素あれば少し遠くの車両ナンバーを識別できますが、200万画素未満では潰れてしまいます。もちろん、300万画素あればさらに映像は綺麗になりますが、本体価格もあがりますし、撮影した映像のデータも大きくなります。現時点で一番バランスがいいのが200万画素になります。
GPS搭載
GPSを搭載していれば、撮影した位置や速度も同時に記録されます。もし事故が起きた場合に証拠としての情報が増えます。こちらも必須の機能。
HDR搭載
HDRやWDRが搭載されていると明暗差の大きな場合でも綺麗に映ります。白とびや黒つぶれ、逆光に強いため、しっかりとした映像を残すことができます。これはできるだけあった方がいい機能。
LED信号機対応
LED信号機対応でない場合、全く信号の色が映らないことがあります。昔ながらのランプの信号なら大丈夫ですが、LED信号は対策していないレコーダーだと一定の周期で消えます。、証拠として不十分になることがあります。こちらも必須の機能。
ノイズ対策済
カーナビや地デジを使っている場合、アンテナと干渉して電波が乱れるのを防ぐためにノイズ対策済製品を選びましょう。特に地デジチューナーを使っている方は、あった方がいいと思います。
この条件を満たしつつ、お値段も手頃だったのが「COMTEC HDR352GH」。
COMTECにはほぼ同じ性能で3,000円ほど安い機種「ZDR-014」もありますが、こちらは部品が韓国製になります。ドライブレコーダーは直射日光を浴びるため部品の耐久性は重要になってきます。日本製は韓国製より品質のいいパーツを使っているため、故障のリスクは減ります。なお、「HDR352GH」には3年保証がついていますが、「ZDR-014」には1年しか保証がありません。どうせ買うならカタログスペックでは見えない部分の品質が優れている「HDR352GH」を買った方がいいと思います。
付属品として「ドライブレコーダー搭載車 録画中」というシールが入っていたので早速、車の後部に貼りました。これだけでも相当抑止力があるような気がします。ステッカーだけ販売されていますので、とりあえず貼っておくといいかもしれません。
ほとんどのドライブレコーダーはシガーソケット電源が使えますが、コードがダッシュボードを這うことになります。スッキリさせたいならオートバックスなどのカー用品店で取り付けしてもらいましょう。内部から電源を取ってくれて配線も見えないようにしてくれます。作業料は5,000円かかりますが、車内を美しくしたい方、すでにシガーソケット電源をスマホなどで使っている方は内部電源から取ることをオススメします。自分でも内部電源を使っての設置は出来ないことはないですが、かなりの手間と労力がかかるため、プロに任せたほうがいいでしょう。
今回はオートバックスで購入し、オプションパーツ、作業費など込みで3万円弱かかりました。とりあえず何でもいいのであれば数千円でドライブレコーダーを搭載することはできますが、実際画像を確認する際に、必要な情報が読み取れなくては何にもなりません。購入の際は上記に挙げた条件をクリアした製品を選びましょう。この記事が購入の際の参考になれば幸い。
ほな!おおきに!