熱田の歴史が楽しく学べる!あつた歴史文化カードを集めてみた







万葉集の時代から謳われてきた「あつた」。そんな古い歴史と文化を誇る熱田区から選りすぐりの名所や史跡の情報がカードになりました。カードの種類は15種類。カードはひとつの場所に2枚あるところがほとんどなので、8箇所廻れば全部集めることができます。

 

カードの配布場所は高蔵・旗屋・ 白鳥・ 千年・ 野立・大宝・船方の各コミュニティセンター、 名古屋市体育館、 熱田神宮公園 、法持寺、霊心寺、熱田文化小劇場、熱田図書館、熱田生涯学習センター、熱田白鳥の歴史館、熱田児童館、熱田福祉会館、名古屋国際会議場、 中央卸売市場 、白鳥庭園ですが全て廻る必要はありません。

 

熱田児童館と熱田福祉会館以外は比較的中心部にかたまっているので歩いて廻ることも可能。長距離歩くのが苦手な方は自転車で史跡を巡ったりしながらカードを集めるのがおすすめ。特に古墳群がある白鳥公園は古墳マニアでなくても雰囲気を楽しめます。

先日、子どもたちと一緒に8箇所を廻り、15枚のカードを集めてきました。カードには隠されたキーワードがあり、並べるとある文章ができあがります。謎解きのヒントは冊子に載っていますので、15枚全部集めればどなたでもわかるはず。

 

熱田区役所の3階にある地域力推進室でキーワードを答えると先着1,000人にホログラムが輝く「熱田神宮」のお宝カードがもらえます。ただし、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までしか受け付けていないため、土日休みの職業の方は行けません。学校に通っている生徒でも習い事や部活があるので、午後5時までに行くことは難しいと思います。このへんがお役所だなぁと…。

 

受付の担当者に「土日や遅い時間でも受け取れる図書館を窓口にしたらどうですか」と進言したら「アンケートに書いておいてください」と言われました。おそらくですが、3月末までの会期中に改善するつもりはなさそうな印象を受けました。民間企業であれば、即対応するはずですが、公務員はおそらく一度決めたものは、変えない体質が染み付いているのでしょう。

熱田区に住んでから13年が経ちますが、まだまだ知らないことがたくさんあり、そういった意味ではこのカードはとても参考になりました。ただし、いくばくかの経費をかけて、こういった取り組みをするのであれば、もっと盛り上がって地域社会に貢献するような仕組みを作ったらいいのにと思いました。例えば、カードの裏に店舗の割引券やクーポンなどがあれば、その店に足を運ぶのではないでしょうか。また、スポンサーとして資金協力してもらえば、経費も浮いて余分な税金を使わなくて済むはず。

自宅の近くに屋外プールがあるのですが、更衣室とトイレがボロくて使い勝手は最悪。名古屋市全区で温水プールがないのは熱田区だけ。他の区と比べて住んでいる人口が少なく、比例して税収が少ないので仕方ない面もありますが、更衣室とトイレの改修ぐらいはできるはず。もう少し頭を使って、お金の使い道を考えていただきたいと切に願います。

それはさておき、熱田区民の方はもちろん、周辺の地域にお住まいの方は、ぜひ「 あつた歴史文化カード」を集めてみてください。尾張名古屋の歴史を楽しく学べます!

 

 

ほな!おおきに!