ようやく落ち着いたので平日の開店直後に松坂屋のゴンチャに行ってみた







世間は空前のタピオカブーム。都市部ではタピオカドリンクの店が乱立しています。以前もブームがありましたが、今回は第3次のタピオカブームといわれています。タピオカは原価が低くとてつもなく儲かり参入障壁が低いので猫も杓子も店を開いている状況。ただし、なかにはクオリティの高いお茶とタピオカを提供する店もあり、その中のひとつ が台湾ティーカフェの「Gong cha(ゴンチャ)」。

東海地区では「ららぽーと」に最初の店舗がオープンし待ち時間が2時間以上の大行列が続きました。その後、松坂屋とオアシス21に店舗がオープンしましたが、どの店舗もかなりの待ち時間が発生していてしばらく様子をみていました。松坂屋のゴンチャは5月末のオープンから2ヶ月が経ち、やっと落ち着いてきたようなので、平日の開店直後に訪れました。

開店してから3分後に売場に到着したらすでに20人ほどの方が並んでいました。開店前にすでに並んでいたのだと思われます。予想より多くの方が並んでいましたが、特に急ぐ予定もなく娘たちが「どうしても飲みたい!」と言うので並ぶことにしました。

 

待っている間にメニューを見ながら何にしようか相談。カップのサイズは3種類ありますが、二人で分けるならMがベスト。意外と早く進み10分ほどで注文カウンターに到着。

 

今回はブラックミルクティーとウーロンミルクティーをそれぞれパール(タピオカ)をトッピング、甘さと氷少なめで注文しました。ゴンチャはテナント扱いのため松坂屋の優待カードなどは一切使えません。またスマホ決済にも対応していませんがクレジットカードは使えますので現金を持っていなくても大丈夫。

 

一応、スタンプカードを作ってもらいました。そうそう来ないような気もしますが。

 

注文してから提供されるまでまた列に並び、10分ほどでやっと出てきました。並び始めてから受け取るまでおおよそ20分。帰り際に待機列を見たら少なくなっていたので10時半ぐらいに並ぶのが一番待ち時間が少ないような気がします。

 

初めてゴンチャのドリンクを飲みましたが、タピオカはモチモチでコンビニなどのタピオカドリンクとは別物。ウーロンミルクティーはあっさりめ、ブラックミルクティーの方がややお茶の香りが強く、個人的にはこちらの方が好み。甘さは控えめで注文してちょうどいい感じでした。ただし、日頃から甘いものを口にしている方は「普通」でいいかもしれません。

 

少し前にノナラパールの黒糖ミルクを飲みましたが、タピオカがやや固めだったのでゴンチャの方が美味しく感じました。硬さについては好みがあるのでなんとも言えませんが、ゴンチャの方がお茶の淹れ方も含めて本格的な感じがします。

タピオカが流行ると景気が悪くなるというジンクスがあるのですが、今回もそのジンクスは当たりそうな予感がします。第1次タピオカブームの時は「ブラックマンデー」、第2次タピオカブームの時は「リーマンショック」がありました。日本はオリンピックまではなんとか持ちこたえたとしても、その後は一気に景気が減速するのは間違いありませんし、それまでに米中貿易摩擦の影響により世界経済が減速しそうな気がします。果たしてこのジンクスは当たるのでしょうか…。

原価を考えるとあまりオススメできるドリンクではありませんが、タピオカのモチモチでツルッとした喉越しは病みつきになります。まだゴンチャを飲んでいない方はぜひ一度試してみてください。

 

History

お茶の発祥地である中国では古来、希少だった最高品質のお茶を、時の皇帝に献上するしきたりがありました。
それは貢ぐ茶、「貢茶(ゴンチャ)」と呼ばれ、皇帝に大いに愛されていました。
その後、時代を経て、お茶は広く大衆にも愛される飲み物として、ヨーロッパを始め、世界中に広まっていったとされています。
ゴンチャというブランドには、お茶の歴史に対する私たちの思いが込められています。
それは、中国皇帝が愛したような、伝統ある中国茶をお客様に味わっていただきたい、しかしながら現代的に、格式張らずに気軽に味わっていただきたい、という思いです。
そんな思いを持って、ゴンチャは、台湾南部に位置する台湾第二の都市・高雄で2006年に誕生しました。

 

My Gong cha

ゴンチャでは、高品質の台湾ティーを、お客様のお好みに合わせてカスタマイズした一杯を、お茶のスペシャリストであるティー・コンシェルジュがご提供いたします。
豊富なメニューから、まずお好きなドリンクをお選びいただき、甘さ、氷の量、3つまでお選びいただけるトッピング、すべてお客様のお好みに合わせてご提供いたします。
平日のお仕事の前後にホッと一息つきたいときに、休日のショッピングの合間に、あなただけの“My Gong cha”にぜひ会いに来てください。

 

茶葉へのこだわり

私たちは、それぞれの茶葉の風味が一番引き出せる温度や時間、そして鮮度にこだわり、お客様に高品質な台湾ティーをお楽しみいただくための労力を惜しみません。
台湾茶のブランド産地のひとつ、阿里山(ありさん)で栽培された茶葉を始め、厳選された高品質の茶葉を使用し、店舗で丁寧に抽出しています。
台湾茶は香りや風味がとても繊細です。私たちは台湾茶ならではの美味しさを味わっていただくため、抽出時の湯温や抽出時間を茶葉ごとに変えています。賞味期限は抽出後4時間以内と定め、香りや鮮度にこだわった一杯を提供いたします。

 

フレッシュに、丁寧に

台湾茶と並ぶゴンチャ自慢の一品が、パール(タピオカ)です。
その輝きが黒い真珠のように見えることから名付けられたとも言われる、ミルクティーとの相性抜群のこのトッピングは、本場台湾から直輸入し、台湾直伝のレシピを用いて、店舗で丁寧に仕込んでいます。
ゴンチャ独特の、大粒でありながら、もちもちとした食感、やわらかな糖の甘みにあふれた、自慢のパールをぜひお楽しみ下さい。

 

 

ほな!おおきに!