あまりにも切なくも美しい大人の愛の物語… 映画評「マチネの終わりに」







昨年は一年間で映画100本鑑賞するという目標を掲げ、結果111本という結果で終えました。しかしながら、本を読む時間が減ってしまったので今年は50本に減らす代わりに毎月映画館で1本以上鑑賞するという目標を立てました。1月は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、2月は「アリータ・バトルエンジェル」、3月は「運び屋」、4月は「スパイダーマン:スパイダーバース」、5月「アベンジャーズ エンドゲーム」、6月「アラジン」、7月「キングダム」、8月「天気の子」、9月「記憶にございません」、10月は「僕のワンダフルジャーニー」を鑑賞しました。自宅ではAmazonプライムを中心に鑑賞しており、合計ですでに44本鑑賞しました。

今月は仕事が終わってからレイトショーで「マチネの終わりに」を鑑賞。原作本は3年ほど前に読んでお気に入りの小説のひとつとなりました。映画化されるにあたり主演が福山雅治と石田ゆり子と知って楽しみにしておりました。石田ゆり子は見た目もタイプで性格も可愛くて大好きな女性のうちのひとり。


 

ネタバレになるので内容の詳細は書きませんが、とある女性の行動により二人がすれ違い思わぬ人生を送ることになります。あまりにも切ないストーリーで胸が痛くなりました。恋愛は思い通りにいかないことの方が多いとは思いますが、それにしても切なすぎる…。

テンポはかなりゆっくりでギターの音色を楽しみながらじっくり作品を鑑賞することができました。とにかく福山雅治が男前でカッコいい。目の前で福山雅治にギター弾かれて落ちない女性はいないと思います。この映画はこの二人だから2時間飽きることなく観ることができましたが、違う俳優だったら退屈だったかもしれません。

原作を読んでからかなり時間が経っているので詳細は忘れており、原作に忠実かどうかが定かではありませんが本を読んでいなくても楽しめます。ただ、レイトショーとはいえ、観客はワタクシを含めて6名だったので興行的には厳しいような気がします。万人にオススメできる作品ではありませんが、今恋愛中の方や恋愛していた頃を思い出したい方にはぴったり。

とりあえず、福山雅治か石田ゆり子のファンなら2時間間違いなく楽しめますのでぜひ映画館へどうぞ〜。

作品概要

誰よりも深く愛した人だった –
東京・パリ・ニューヨークの彩り豊かな街並みを舞台に、音楽家とジャーナリストの男女二人が、出会い、悩み、そして愛した六年一
原作は、芥川賞作家・平野啓一郎の代表作「マチネの終わりに」。 ラブストーリーでありながら、人生の苦悩、 世界の分断や対立といったテーマを織り交ぜ、 登場人物たちの心情の変化を緻密に描き出し、大きな話題を生んだ。
主演は、アーティスト、俳優として、常に第一線で活動を続ける福山雅治。
天才ギタリストとして名を馳せるも、現状の演奏に満足が出来ずに自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史を熱演。 そして、蒔野と惹かれあうジャーナリスト・小峰洋子役には映画、ドラマ、CMなどあらゆる ジャンルで活躍する女優・石田ゆり子。 運命に翻弄されながらも、六年の歳月を歩んだ男女の姿を二人が情感豊かに演じる。 さらに、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行ら、まさに実力 派俳優陣が集結。
愛とは何か、人生とは何か。 今冬、切なくも美しい大人の愛の物語が、ついにスクリーンへ。
交錯する想い、あらがうことの出来ない運命・情熱と現実の間で揺れ動く二人の愛の行方とは。

 

ただいま(11月22日現在)AmazonKindleで96円のセールを開催中。読んだ方もまだ読んでいない方もとりあえず買っておきましょう。


 

ほな!おおきに!