先日、居酒屋奥志摩代表の中村文也さんが名古屋能楽堂で講演されました。中村文也さんの講演は今まで何度も聴いていますが毎回学びになることがたくさんあります。今回は獅子舞で登場し、カルロス・ゴーンの時事ネタで笑いを取ったあと、1時間半淀みなくお話をされました。
話の内容は過去ワタクシが聴いた講演とほぼ同じ内容で復習のような感じになりました。後ほど過去のブログも紹介しておきますが、簡単にまとめて紹介します。
生まれてくるときの神様との約束事は「親切にすること」「楽しく生きること」の二つだけ
とか
人は何のために生まれてきたのか、その答えは「魂を磨くために生まれてきた」ということ
とか
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」と言っていると神様がそうなるように手助けしてくれる一方、「ウザイ」「ムカつく」「最悪」などと言っていると悪い神様がそうなるよう手助けしてきて、人生が悪い方向へ向かいます。ムカつく人と同じ土俵に乗らないことが大切。
とか
神様は否定形の言葉が理解できないので、何か決意するときは肯定形で願いを伝えましょう。「負けたくない」→「勝ちたい」、「嫌われたくない」→「好かれたい」など。また神様は主語がわからないので、悪口は全部自分に返ってきます。同様に他人を褒めたら全部自分に返ってきます。
とか
最高の言葉は「ありがとうございます」。この反対語は「当たり前」。何事も当たり前と思わず有り難し、「ありがとう」と思って口に出しましょう。日本一の個人投資家だった竹田和平さんは一日3,000回ありがとうと言っておられました。そこまででなくても毎日100回言えば、人生好転します。
とか
成功して幸せに生きるための3つの法則は
1.自分はすごい!必ず成功する!という揺るぎない自信を持つ。鏡を見て自分を褒めることも効果的。
2.成功しているイメージを持つ。
自分が何かを作り上げたり、サービスを提供したりして大勢の人に喜んでもらっているイメージをもつ。イメージしたものは必ず現実化します。成功する前に「予祝」をしましょう!
3.感謝する
ありがたいと思って感謝していると好転します。宗教心を持って、お墓参りに行ったり、神棚に手を合わすことも大切。
感謝することなんて無いと言ってる人が時々いますが、それまで育ててくれただけで感謝に値するし、五体満足なだけでも感謝すべき。
などなど。
そして今回、刺さったのは「許す」ということについて。どんなことをされても「怒らない」「ムカつかない」「イライラしない」「悩まない」ようにしましょうと仰っていました。普段、喜怒哀楽の「怒」「哀」はほとんどないタイプなのですが、先日怒り心頭でどうしても許せないことがありました。
ワタクシの友人が朝活を主催しており毎週月曜日に各分野の詳しい人を招いて話をしてもらっています。ワタクシ自身も何度か登壇されていただきましたが、お話できそうな人を紹介することもあります。3ヶ月ほど前にパーソナルスタイリストをされている女性が某セミナーで講演されていたのをきっかけに知り合い「朝活に登壇してみませんか」と声をかけたところ「ぜひ話をしてみたい」というので深く素性も知らないまま朝活の主催者に紹介してしまいました。身なりもしっかりしておられましたし話した感じでは一見まともだったので安心していたのですが後々これが失敗に…。
まず朝活に登壇される方と主催者で事前に打ち合わせをするのですが、最初の打ち合わせが決まっていた日程の2日ほど前に「急に都合がつかなくなった」とのことで延期になりました。この時はまだ公演当日までかなり日にちもあるので特に気にせず延期しました。そして先日打ち合わせの日程が決まり、その日の朝活に参加したあと打ち合わせをしたいとのことだったので主催者にも連絡しその予定で動いていました。ワタクシが講演を依頼したのは本人だけだったのですがなぜか教え子も一緒に朝活に参加したあと同席させて欲しいと言ってきて、この時に少々「?」が点灯しましたが理由を聞いたら今後の勉強のため一緒に話を聞かせてほしいとのことだったので主催者にも連絡し4人で打ち合わせをすることに。
この日の朝活はテーマが「はちみつ」という身近なものかつ内容が興味深かったことと登壇者の仲間が大勢おり満員御礼となり、数名のキャンセル待ちが出ていました。登壇者の方はワタクシの友人でもあり、講演のタイトルや講演内容の文章をはじめ、プレゼン資料作成のお手伝いをしており、かなり力を入れたので満員御礼になってご本人共々喜んでいました。
しかし当日開演5分前になっても、打ち合わせを予定していた女性2人が見えません。主催者に聞いても欠席の連絡はないとのこと。もしやと思ってスマホを見たらワタクシのInstagramにメッセージが入っておりその日の夜中の2時に「風邪をひいて体調が悪くなりました。インフルエンザかもしれず移してはいけないので欠席します」とのこと。いやいや、あり得ない、あり得ない。そんなに急にインフルエンザになるわけないし、もしそうであったとしてもまずは主催者に連絡をいれるのが常識ではないでしょうか。
百歩譲って本人が体調が悪くて行けなかったとしても同席する予定の女性は来れたはず。前日の21時までに連絡してくれていれば主催者がキャンセル待ちの方々に連絡して他の方に参加してもらえたと思うと本当に悔しくて怒りがこみ上げてきました。空席がある状態であればまた少し気持ちも違っていたと思いますが…。
最低限の常識は持っている方だと思っていたのですが完全に裏切られました。ワタクシの選択眼が鈍っていたようで悔しいやら情けないやら…。講演の依頼は主催者と相談し取り下げることにし、その女性には今回の態度は非常識であること、キャンセル待ちの方々に申し訳ないこと、講演依頼はキャンセルすることを伝えて、信用がない人とは関われないので絶交することにしました。
ただ、今回の中村文也さんの講演を聴いたらこういったことをされても許さなければならなかったのかも…と考え直しました。まだまだ魂の磨き方が足りないのかもしれません。このブログを読んでくれているあなたにもし今回のようなケースが起こったら許せますでしょうか。それともワタクシと同じような感情になりますでしょうか。ご意見をいただければ幸い。
中村文也さんの講演は何度聴いても毎回何かしら学びがあり、今後も定期的に追いかけていくつもり。中村文也さんに出会ってから、毎日欠かさず朝起きたら「60兆の細胞さん、今日もありがとうございます!」と自分の身体に感謝し、日中は1時間おきに「アメノミナカヌシ様お助けいただきありがとうございます」と言い、寝る前には「守護霊様、今日も一日ありがとうございました」と感謝をするようになりました。それ以来、大きな事故や病気などになることもなく、幸せに過ごせています。そして子どもたちには「うちに生まれてきてくれてありがとう。◯◯ちゃんは天才!なんでもできるすごい子だね」と声をかけています。10年後どんな大人になってくれるでしょうか。
中村文也さんは毎日ブログをかかれており、とてもユニークで楽しい話をアップされています。また定期的に講演をされておりますのでぜひ参加してみてください。
ほな!おおきに!