新型コロナウイルスの感染を防ぐためということで政府が全国一斉休校を決めました。神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授は「感染症対策の観点から、この施策の効果をどのようにみていますか?」という問いに対して「よくわからない。子どもたちは感染リスクが低く、重症化や死亡リスクがほとんどないと言われている。感染伝播の中心でもないと言われている。その中で学校だけ一斉に休むというのは理解できない。
例えば、イタリアでも学校が休みになっているが、保育園も大学も全部休んでいる。感染が急速に広がっている地域では活動がストップしている企業もある。その一環として学校も休ませているわけだ。台湾や香港も同様で、日本だけが小中高のみ休ませるのは意味がよくわからない」と仰っています。
今回の休校は全く専門家の意見を聞かず勝手に政府、もう少し詳しく言えば一部の無能な官僚にそそのかされた安倍首相が独断で決定した最悪の愚策。
我が家は長女が小学6年生、次女小学3年生になったので子どもだけでも数時間なら何とか過ごせる年頃になりましたが、二人だけの日はやはり不安らしく帰宅したら以前より甘えてくるようになり、寝る前は「マッサージして欲しい」と言うようになりました。楽しそうにしていますが、どこかでストレスが溜まっているのでしょう。
仕事の日は出かける前に早起きして一緒に朝食を食べてからテニスの練習をして運動不足を解消しています。日中は事前に時間割を作りできるだけそれに従って活動するようにしています。一応、計算ドリルや漢字ドリルなどの勉強をカリキュラムに入れていますが、そればかりではしんどくなってきますので読書をしたり、映画を観たりするように伝えています。
休みの日は勉強が終わったら外へ出かけるようにしていますが雨の日などは美術館などの施設も休業しているので自宅で過ごすしかありません。そんな時に楽しめるのがカードゲーム。ニンテンドースイッチなどのテレビゲームも決して悪くはありませんが実際に手と頭を使うカードゲームの方が断然オススメ。
娘たちも成長し、たいていのカードゲームを遊べる年頃になりました。そのなかでも今回は超オススメの3つを紹介します。
アルゴ algo
アルゴは相手のカードの数字を当てるゲーム。遊びながら思考力・集中力・記憶力がみるみる向上する、大人と子どもが対等にプレーできる推理カードゲーム。遊べば遊ぶほど集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上。子供から大人まで脳のトレーニングに役立つカードゲーム。
アルゴは、算数オリンピック委員会(会長:広中平祐京都大学名誉教授・文化勲章・フィールズ賞受賞)、東京大学数学科の学生有志、 第一回数学オリンピック優勝者で、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したゲーム。
ルールはカンタンなので、誰でもすぐにプレーでき、プレーするうちにゲームのおもしろさと奥深さに驚きます。集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上。 子どもから大人まで脳のトレーニングにもなります。
集中力・記憶力・分析力と論理的思考能力がかなり重要な要素を占めますが運の要素もあるため、大人が子どもに負けることもあります。必ずしも年上が勝つとは限らず集中力・記憶力・分析力がないと勝てません。
小さな頃からこの「アルゴ」で遊んでいれば、集中力・記憶力・分析力が相当鍛えられます。1回10〜15分前後で終わりますが、いつも4セット遊びます。次女は幼稚園の時から見よう見まねで始めましたが、最近はかなり強くなってきています。めちゃくちゃ面白い一番オススメのカードゲーム。
ドブル Dobble
「ドブル」は、2009年にフランスで発売された、リアルタイム・パーティーゲームで、アメリカでは「Spot It! 」という商品名で、大ヒットしています。
ドブルは、それぞれに50種類以上のマークの内から8つが描かれた55枚のカードで遊びます。全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれており、それを探すことがゲームの目的。このゲームでは、先に2枚のカードの間に共通するマークを見つけて宣言し、そのカードを遊んでいるミニゲームのルールで決められた通りに獲得したり、捨てたり、別の場所に置いたりします。
ドブルは全てのプレイヤーが同時に行動する、素早さが重要な5種類のミニゲームが集まったカードゲーム。ミニゲームは好きな順番に遊んでもいいですし、同じものを何度も遊んでも構いません。ゲームはリアルタイムで進行していきます。スピード、観察力、そして反射神経を競って、にぎやかにミニゲームを遊ぶ、大人から子供まで楽しめるパーティゲーム。
アルゴとは違って、スピードと観察力、反射神経が重要になってきます。絵を瞬時に認識して、同じマークを見つけるのは意外と難しく、脳のコンディションが良くないと勝てません。一度集中力が途切れると、全く勝負にならないので、集中力を高める訓練にもなります。
数学的要素はありませんが、これも脳をフル回転させるカードゲーム。声を出しながら遊ぶのでとても盛り上がります。ミニゲームの中ではあつあつポテトとタワーリング・インフェルノがオススメ。
ウノ UNO
発売以来、不動の人気を誇るカードゲームの定番中の定番「UNO(ウノ)」。配られたカードを誰よりも早く場に切っていくカードゲーム。場に積まれているカードの同じ色か同じ数字のカードを切ることができます。最後の1枚になったら「UNO!」と宣言。手持ちのカードがなくなった人が勝ちとなります。
ウノは最近、フルリニューアルされ、ポップになったパッケージデザインだけでなく、カードもより見やすくアップデート。 さらに、新たに4枚のワイルドカード(特殊カード)が追加されました。 大逆転を可能にする、指定したプレイヤーと全部のカードを取りかえできる「とりかえっこワイルド」。好きなルールをなんでも書き込める「白いワイルドカード」。 戦略を立てながらゲームを進めてよりエキサイティングに楽しめます。もちろんワイルドカードなしの、オリジナルウノと同じルールでもプレイ可能。大人から子供まで、家族や友達みんなで楽しめます。
逆方向になるリバース、ひとり飛ばされるスキップ、2枚取らなくてはならない+2、4枚取らなくてはならない+4などの特殊カードがあります。
さらに持っているカード全てを隣の人と交換しなければならないとりかえっこワイルドカードがあることにより、大逆転が起こり得るので、最後まで気を抜けません。
ウノは今回紹介した中では一番娯楽的要素が高いカードゲーム。ルールは簡単なので、トランプができれば遊べます。
休校になってからまだ10日ほどしか経っておらずまだまだ休みが続きます。家庭によっては子どもが「そろそろ限界…」と言い出したりしていると思いますので、ぜひこういった楽しいゲームで気分転換しながら前向きに乗り切りましょう!
なお、NHK NEWS WEBで「もう限界! 休校ストレス」という記事の中に対策が紹介されていましたので、小学生がいる方は読んでみてはいかがでしょうか。
ほな!おおきに!