先日、知り合った女性と話をしていてすごく気になることがありました。その方はなにかにつけ「すみません」って言われます。例えば、レストランでお箸を取って渡してあげたら「すみません」、ドアを開けてあげたら「すみません」etc…。本来、この場面なら「ありがとう」って言えばいいのですが、日本語ってなかなか難しくて、「すいません」でも通ってしまいます。
ただし、「ありがとう」って言われたら、相手は嬉しくなるのに対して、「すみません」って言われたら、申し訳ない気分になります。相手のことを思って親切にしているのになんだかモヤッとします。「すみません」は本来は相手に迷惑を掛けた時など申し訳なさを示す表現として使われますが時々「ありがとう」と混同して使う方がおられます。
人に道などを尋ねる時は「すみません」で正しいのですが、何かをしてもらったときは「すいません」でなはく「ありがとう」を使いましょう。そうすればお互いハッピーになれます。「すいません」と「ありがとう」は似たような使い方ができてしまいますが、意味としては「謝罪」か「感謝」か大きな違いがあります。
同じことをしてもらっていても相手に対して「謝罪」するのか「感謝」するのかでは気持ちが全く違ってきます。こういう小さなことの積み重ねが人生を楽しく豊かに幸せに生きられるかのポイントになってきます。
娘たちには何かしてもらったら必ず「ありがとう」というように躾をしてきました。夜中に「のどが渇いた」と寝ぼけまなこで言ってるときでもコップを渡す時に「ありがとう」と言うまで手を離さず、必ず「ありがとう」と言った後に水を飲ませるようにしてきました。
二人とも恥ずかしがり屋なので外で知らない人に親切にしてもらっても「ありがとう」と言えない時もありますが、心のなかでは感謝しているはず。少なくとも「すみません」と「ありがとう」の使い分けはできていると思います。
冒頭に紹介した女性とはあまり面識もなく、今後も会うことはないような気がしたので指摘はしませんでしたが、言ってあげた方がよかったかな…。でもこういうことを言うと説教臭くなるしなぁ…。
このブログを読んでいただいた方はできる限り「すいません」ではなく「ありがとう」を使って色んな人に感謝しながら楽しく生きていきましょう。ちなみに「ありがとう」を一日千回言い続けると良いことが起きるとよく言われますが、残念ながらワタクシは継続できず…。
代わりに「アメノミナカヌシ様、お助けいただきありがとうございました!」と毎日何回も唱えています。おかげさまで色々奇跡が起こるとともに災いがほとんどなく、楽しく人生過ごせてます。何か困ったことがあったら「アメノミナカヌシ様、お助けいただきありがとうございました!」と口に出して唱えてみてください。不思議なほどに解決します。
ほな!おおきに!