鬼滅の刃のコミックを6日間で全巻読了!これはヤバい面白さ!







先日、アスナル金山に丸善書店がオープンし、当日に伺ったら鬼滅の刃が全巻揃っていたので一気に購入することができました。アニメはすべて観て、映画も観ましたがコミックはキャナルリゾートで少し読んだだけでほぼ未読の状態。ちょうど最終巻が出たタイミングだったこともあり買い揃えようと思っていたら引き寄せの法則が働きました。ツイてる、ツイてる。

翌日から毎日3〜4冊ずつ読むことにしました。本や漫画を読むのはかなり速い方ですが鬼滅の刃はおおよそ1冊20分、1時間で3冊読めることが判明。全23巻なので8時間あれば読むことができる計算になります。

8巻の途中まではアニメと映画でストーリーは知っているので想定の範囲内でしたが、それ以降は未知の世界。これがヤバいほど面白くてなかなか止まりません。巻末は物語が途中で途切れるため気になってつい次が読みたくなります。本当に戦略が上手い…。

一気に数冊読んでもいいのですがあまりにも面白いため一気に読むのも勿体ないし、次も早く知りたいし…という葛藤をしながら毎日キリのいいところまで読み、また次の日に楽しみを取っておくという繰り返しでしたが、とうとう最終巻を読み終えました。

 

内容はネタバレするといけないので詳細には触れませんが、男性の王道である伝統と女性の感性である新鋭が上手くミックスされており、これだけ過去にヒットした要素がてんこ盛りなら大ブレイクするのは間違いありません。

例えば、伝統(男性の王道)で言えば「鬼」「血統」「呼吸」はジョジョの奇妙な冒険、「侍」、「刀」、「組織」はるろうに剣心、銀魂など、敵の力を持つ味方は「寄生獣」、「デビルマン」など、主人公がどんどん成長し強くなるのは「ドラゴンボール」、「キン肉マン」など。過去に売れた漫画の要素がふんだんに盛り込まれています。

そして新鋭(女性の感性)としては人格者の主人公として「ドラゴンボールの孫悟空」「ワンピースのルフィ」などと共通するものがあります。禰豆子は「恋愛だけの守られるヒロイン」ではなく
「守られつつ戦うヒロイン」として描かれておりアナと雪の女王のエルサ同様、新しい時代のヒロインとなっています。ジャンプ漫画のメインストリームであった「努力」「友情」「勝利」の要素も多少は入っていますが時代が変わっているのを感じます。

作者の吾峠呼世晴さんは神もしくは仏の化身ではないかと思います。キャラクターの姿や名前、世界観などはとても常人では考えつかないようなものばかり。特に柱のキャラクターである「蟲柱…胡蝶しのぶ」「炎柱…煉獄杏寿郎」「音柱…宇髄天元」「霞柱…時透無一郎」「岩柱…悲鳴嶼行冥」「蛇柱…伊黒小芭内」「水柱…冨岡義勇」「風柱…不死川実弥」「恋柱…甘露寺蜜璃」など一筋縄では読めません。

おそらく柱のモデルは「煩悩を断つ」仏教の基本的な考え方である「十二因縁」ではないかと考察されます。上弦の鬼のモデルは六道輪廻図とも関連しており、このことからも神もしくは仏の化身ではないかと。

細かいウンチクはさておき、鬼滅の刃は誰にでも楽しめる素晴らしい作品であり、全巻読んでみて世間が大騒ぎしている理由がよくわかりました。もちろん、大ヒットの原因は作品のクオリティの高さに加えて周到なマーケティング、宣伝広告、メーカーとのコラボレーションなどによって成し遂げられていますが、元の作品が良くなければここまでの大ヒットにはならなかったことでしょう。

もし、まだ手元に鬼滅の刃が揃っていない方はぜひ手に入れて読んでみてください。今なら最終巻が出たばかりなので出遅れていたとしても追いつけます(笑)

Amazonではコミックは1-21巻までのセットが販売されてますがかなり値段が上乗せされていますので転売ヤーの餌食になることなく定価で購入してください。Kindleなら全巻で10,139円なのでこれがオススメ。場所も取りませんし。

 

映画は映像、ストーリーともに素晴らしかったのでまた時間をみつけて観に行く予定。


そして12月20日(日)18時59分〜続編のTVアニメ柱合会議、蝶屋敷編が放映されますのでお見逃しなく!録画セットしておきましょう!

 

ほな!おおきに!