子どもが大きくなる前に読んで本当に良かった!書評「戦略子育て」三谷宏治著

Facebookのお友達の投稿で知った三谷宏治著「戦略子育て」という本を読み終えました。結論として子どもが小学生のうちにこの本を読んで本当に良かった。ここに書かれていることを知らずに子育てをするのと、知って実践するのとでは子どもの将来は大きく違ってくることは間違いありません。


 
もし、あなたに小学生ぐらいのお子さんがいるなら、絶対に読んでおくべき一冊。書いてあることを全て実践するのはなかなか難しいかもしれませんが、そのうちのいくつかを実践するだけで、子どもの未来は確実にいい方向へ変わります。
 

 
楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方というサブタイトルがついています。未来を生きる子どもたちに必須な試行錯誤する力は、「発想力」「決める力」「生きる力」の3つから成り立ちます。それぞれの力を鍛える方法が丁寧に実例を交えて書かれています。

この「戦略子育て」の素晴らしい点は父親である著者三谷氏の話だけではなく、実際に教育を受けた3人の娘さんたちの体験談が載っていること。一方的な体験談だけでなく、子どもからの視点で書かれているので、説得力があると同時にとてもわかりやすい内容になっています。


 

様々な実践例の中で、早速取り入れたのが1分間自分の好きなことを話せる「1分間スピーチ合戦」。1分間スピーチ合戦でやることは簡単。親子での1分ずつのスピーチと質疑応答、たったそれだけ。

まずは準備。1分間、何を話すか考えます。テーマは「今日のできごと」など何でも構いません。次は実際にスピーチをします。キッチンタイマーやスマホで1分間測ります。オーバーしても足りなくてもOK。ただし、何秒かかったかはしっかり伝えます。プラスマイナス5秒以内に収まったら拍手をします。

そして質疑応答。聴いていたほうは、ひとつだけ質問をします。話したほうはそれに答えます。終わったら今度は交代して1分間のスピーチと1回の質疑応答をします。ポイントは話している最中は絶対に口を挟まないこと。

「1分間スピーチ合戦」では1分間は邪魔されず、自由に話せます。しかも相手は質問をしなくてはならないので真剣に聴いてくれます。これが会話の基礎練習になります。ちゃんと話して、ちゃんと聴く、素晴らしい練習になります。

すでに始めて10日間ほど経ちましたが、どんどん話し方が上達しています。内容もまとめ方が上手くなっており、見違えるようにわかりやすくなっています。また、「えっと〜」「あの〜」などの「余分語」を入れないように指摘したら、さらに聴きやすくなりました。

その他、とても参考になったのは、子どもを安易に塾に行かせないこと、習い事はひとつだけに制限すること、ケータイやテレビに時間制限などのルールをつくること。大人同様、子どもも暇な時間がないとクリエイティブな発想力は育ちません。

先日、長女の誕生日プレゼントとして、ニンテンドースイッチを購入しました。ずっと躊躇っていたのですが、仲良し4人組で遊ぶ時一人だけ持っておらず、とても切ない思いをしているのを知り、時代の流れと割り切って与えることに。ただし、なにか制約は必要だろうと考えていたところ、この本に出会って、参考になるルールが書かれていたので、ほぼそのまま実践しています。

ルール1:テレビとゲームとスマホを合わせて1日30分以内。ただし、1週間の合計で3時間半(210分)であればOK。

ルール2:いずれも基本は21時まで。それ以降の番組は録画するなりすべし。スマホは21時以降禁止。

ルール3:ただし、早起きして学校に行く準備などが完了した上で、朝食前に見る分はカウントしない。

ルール4:ゲーム機を使う時は許可を得ること。

ルール5:約束を破った場合は一週間テレビ、ゲーム、スマホ禁止。

 
長女、次女ともこのルールをしっかり守っています。もっとスイッチの「スプラトゥーン2」にのめり込むかと思いましたが、それほどでもなく、ちゃっと時間内で遊んでいます。女の子ということもあるかもしれませんが、こんなに素直に守ってくれるとは思ってなかったので嬉しい誤算。

その他、おこづかいの渡し方、対処方法などもとても参考になりました。お年玉をどう管理し、どのようにおこづかいと棲み分けすればいいのか迷っていたので、スッキリしました。

そして、まだしばらく先の話にはなりますが、高校を卒業したら家を出て、一人暮らしをさせるというのにも共感しました。妻に話したところ、就職して1年目は貯金もなくたいへんだから、2年目から一人暮らしをさせてはどうかという話になりました。妻自身が、2年目から一人暮らしを始めたので説得力があります。全く真似をする必要はないので、多少融通は利かせようかと考えています。

これ以外にも、実践したら間違いなく3つの力を伸ばせるノウハウが惜しみなく書かれています。小学生のお子さんがいる親御さんはもちろん、中学生でもまだなんとか間に合います。子育てに関する本の中ではナンバーワンなので、まだ読んでない方はぜひ「戦略子育て」を読んでみてください!
 

 
ほな!おおきに!