書評 〜成功を習慣化する3つの記憶〜

絶対達成シリーズの著者でありコンサルタントの横山信弘氏の最新刊「成功を習慣化する3つの記憶」を読了しました。

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横山信弘氏と出会ったのは5年以上前。 名古屋市の吹上ホールで行われていた文具の展示会で開催された講演会をたまたま聴いていたのですが会場が拍手喝采で沸いたのを覚えています。今から思えばまだ駆け出しの頃だったようですが、当時から話がわかりやすく熱い方でした。

それからは本業のコンサルタントはもちろん、本を出せばベストセラー、講演会も大好評とまさに順風満帆。仕事だけでなく、家庭も大切にされており私が尊敬する経営者のひとり。

最新刊「成功を習慣化する3つの記憶」は今までの絶対達成シリーズと作風が違いますした。ビジネス書というよりはどちらかというと自己啓発本。ビジネステクニックよりは基本的な精神面にスポットを当てております。この手の本は嫌いではないし、納得できる話ばかりですが今までの著書と違うので若干戸惑いました。

多々、参考になることがありますが冒頭で書かれていたことは私が実際行っていること同じでした。

人間は「短期記憶(ワーキングメモリ)」「長期記憶」「外部記憶」の3つの記憶装置を使って情報を処理しています。
世間で言う「引き寄せの法則」は長期記憶にある「願望」というデータを短期記憶に転送することにより発動します。

なりたい未来像をわかりやすく簡潔に口に出して每日言ってみることが大切。インドに古くから伝わる瞑想のテクニックである「サンカルパ」と同じこと。 もっと分かりやすく言うと「抱負」・「願い事」・「目標」と言ったところでしょうか。

私は毎晩10分間の瞑想の後、寝たまんまヨガをしており、その中で毎回3回ずつ「願望」を唱えております。3つの事柄を願っており、2つはすでに叶っておりますがあと一つはまだ成就できておりません。

本の後半では夢や目標は「点」で、幸せは「線」であると書かれておりまさにその通りだと思います。幸せは「点」と「点」を結んで一本の「線」に繋いでいくことでしょう。さらに言えばそれらを広げて「面」になったら強い。だから夢は多いほうがいいし大きなほうがいい。

今回の「成功を習慣化する3つの記憶」は私としては今まで得た知識の復習でしたが色々学びがありました。ずっと手元に置いておきたい本というレベルまではいきませんが読む価値は十分にあります。書かれていることを実践すれば横山氏がいつも言っている「絶対達成」は可能でしょう。

まずは「やってみる」。失敗をおそれずチャレンジしてみることが何よりも大切。どの世界も成功するのは全体の1%と言われておりますがセミナー、講演会などで話を聴いてすぐやる人は20%未満、その中で3ヶ月継続できる人はそのうちの20%未満だそう。行動に移して3ヶ月継続するのは100人のうち4人しかいないことになります。ということはやりつづけさえすれば4人に1人、すなわち25%の確率で成功できることになります。
1%の確率ではなく25%の確率なわけですからこれなら成功できそうな気がしませんか。

明日から「夢」に向かって進んでみてはいかがでしょうか。私はすでに進み始めており少しずつ結果がでてきています。続けることは生半可なことではありませんが大量行動すれば必ず結果はついてきます。夢と夢を繋げて幸せになりましょう。

ほな!

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