雑誌評 Newsweek 6.28号 英国はどこへ行く?







今年からNewsweek日本版を購読し始めました。国際情勢を把握するにはこれが一番。ただし堅い内容が多いので面白くはありません。仕事には直接関係ありませんが取引先などとの話のネタとして国際情勢を知っておくことは大切。

今週号は「英国はどこへ行く? EUはBREXITを生き残れるか イギリスの決断」という特集でした。
23日に英国の国民投票、24日に開票の結果、欧州連合(EU)離脱派が勝利し世界の金融市場が大変な事態になっております。

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24日の欧州株式市場は、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことを受けて暴落して始まった。経済の先行き不透明感が広がり、リスク資産を売る動きが加速した。英FT100種平均株価指数はロンドン時間午前8時10分ごろの時点で前日終値比8.20%安。仏CAC40種指数は6.75%安、ドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)は9.31%安。

【ロンドン時事】

24日の国際金融市場では、英国の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が確定したことを受けて、世界経済への悪影響に対する懸念が高まり、株式が投げ売りされる一方、安全資産とされる円や国債を買う動きが急速に進んだ。日経平均株価の終値は前日比1286円33銭(7.9%)安の1万4952円02銭と暴落し、約1年8カ月ぶりの安値水準になった。アジアや欧州の株価も急落し、「英国ショック」をきっかけに世界同時株安の様相を呈してきた。 東京株式市場では、英国のEU離脱を機に欧州の景気が停滞し、世界的に経済成長が鈍化するとの見方が広がった。トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループなど主力株を中心に、東証1部銘柄の99%が下落。日経平均の下げ幅は一時1300円を超えた。

東京外国為替市場では、円相場が急騰。一時約2年7カ月ぶりに1ドル=99円台を付けた。ロンドン時間午前9時現在は102円90銭~103円00銭と、前日午後4時比2円75銭の円高・ドル安。円は対ユーロで同時刻現在、1ユーロ=114円80~90銭と、5円15銭の円高・ユーロ安。対ポンドで1ポンド=140円95銭~141円05銭(前日午後4時ごろは156円台)。

【時事ドットコムニュース】

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Newsweek日本版
イギリスがEU国民投票で離脱を決断へ──疑問点をまとめてみた

リーマン・ショック以来の一大事の模様。リーマン・ショックの時と違うのは「金融危機」か「政治危機」か。落ち着いたところで株を買おうっと。ここで買っておいて東京オリンピック前に売ればおそらく一番いいタイミング。はてさて、どの銘柄を買おうか思案中。

この他、今週号で気になった記事としてはライフスタイルテクノロジー「意外に長いDVDの賞味期限」「ハンズフリー通話も危険運転になる」の両記事。

「意外に長いDVDの賞味期限」

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オンラインの動画配信が急成長する一方でDVDの売上は減少しているがアメリカでは未だにDVDの購入・レンタルに約84億ドルの市場があるとのこと。もっと急速にオンラインの動画配信が普及するかと思われましたが意外とDVDの息の根が長い。DMMの社長はレンタルビデオ店が予想外に長く生き残っていると仰っていましたので日本の市場も同様でしょう。

 

「ハンズフリー通話も危険運転になる」

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自動車を運転しながら携帯電話を片手に話をすることは危険で多くの国で禁止されています。そこで重宝されているのがハンドルから手を離さずに使えるイヤホンマイクなどのハンズフリー通話用の機器。しかしこれは安全ではないと英サセックス大学の研究チームが発表しました。ハンズフリー通話でもドライバーが道路状況に十分な注意を払いないことがわかったとのこと。携帯電話での通話はもちろん、スマホの操作は相当意識がそちらに行き注意散漫になることは間違いありません。日本でもハンズフリーも含めて運転中の携帯電話、スマホの使用は禁止すべきでしょう。ただしハンズフリーのヘッドセットで通話しているかどうかの見分けはつかないので自主性に任せることになるとは思われます。携帯電話の通話による事故で犠牲者が出ないことを願います。
Newsweekはなかなか興味深いく良い記事が多いので今後も定期的に紹介していきます。

ほな!