書評 「何を捨て何を残すかで人生は決まる」 本田直之著

先月もたくさんの本を読みましたが、まだまだ読みたい本が溜まっております。今回紹介する本ではデュアルライフを実現している本田直之氏がその生き方を綴っています。自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案。それが持たない生き方。ただ断捨離をすればいいという訳ではありません。心に刺さった点を紹介します。

柵の内側と外側、2つの視点を持つこと

独立事業主として生きるか会社員として生きるか、どちらがいいのかは自分がどういうタイプの人間かを把握することが重要。指示待ち人間か、やるべき仕事を見つけているか、指示待ち人間は柵の外に出る準備が不足している。

どちらかというと「仕事を見つける」タイプなので、この点については柵の外に出ても大丈夫だとは思いますが相当たいへんなことはわかっています。そこを超えられる覚悟を持たないとなりません。

旅という実験は日常のルーティンを打ち破る絶好の機会

この本で引用されていた矢沢永吉さんの言葉

2種類の人間がいる。
やりたいことをやっちゃう人とやらない人。
やりたいことをやってきたこの人生。
おかげで痛い目にもあってきた。
散々恥もかいてきた。
誰がの言うことを素直に聞いてりゃ、
今よりずっと楽だったかもしれない。

でもね、これだけは言える。
やりたいことをやっちゃう人生の方が、間違いなくおもしろい。
俺はこれからもやっちゃうよ。
あんたはどうする?

大事なのは、本気で自分で考えを突き詰め、小さなことから試していくこと。一度きりの人生、やりたいことをやらないと。

持つことで幸せになれた時代、持たないことで幸せになれる時代

これから大事になってくる価値観は「持てるけれど、持たない」という感覚。「持たないことで自由が広がる」「お金は物にではなく、新しい経験をたくさんするために使う」と前向きにシンプルに捉えること。そして「持とうと思えばいつでも持てるけれど、自分の判断として持たない道を選んだ」と誇りに思うこと。変化の時代は、自分が先手を取り、動き出すことで大きく変われるチャンス。

これからはできる限りお金は「モノ」ではなく「経験」に使います。必要最低限の「モノ」だけ厳選して買います。

わたしが「貰い物」を断るわけ

銀行の窓口や駅などで粗品を渡されても受け取らない。なぜなら、貰うという行為は完全に受け身だから。小さな妥協がいずれは習慣化され、「ま、いいか」という範囲が広がる。

早速、これからは無料の粗品を受け取らない人生を歩みます。

労働時間が「ムダに長い」人に共通していること

労働時間が長い人には2つの共通点があります。1つ目は、成果に繋がらない作業の多さと、それにかける時間の長さ。長時間労働に悩む人の多くは「作業時間=仕事」だと思い込んでいる。

2つ目はやらされ感を持って仕事をしていること。作業にムダがないか洗い出し、作業そのものとそれにかけていた時間を捨てましょう。人間は時間があると思うと、効率化の努力や工夫をしなくなり、やらされ感を持ちながら、どんどん時間をかけるようになります。

毎日の終わりの時間を決めて、それまでには何としても終わるよう徹底的に効率化することが大切。

デジタルツールを使うスキルは、一生役立つストック型のスキル

デジタルツールとの付き合いで貫いているルールは、機器を厳選し、これと決めたら徹底的に使いこなすこと。しかも、集中的に初期投資をして、入手後すぐに機能を完全にマスターします。MacBook を購入し、キーボードのタッチタイピング、iPhoneなどスマホのフリック入力などを徹底的に使えるようにしてきました。

これには共感しまくり。キーボードは親指シフトを習得しローマ字入力の人には絶対勝てます。フリックも相当速く打てます。ただし、最近は音声入力がかなり精度が上がってきましたので今後は打つ必要はなくなるかもしれません。行く行くは脳波を読み取って頭に浮かんだことがどんどん文字になる時代が来そう。

好きなことを仕事にするのではなく、好きなことが仕事になる

好きと仕事の関係で大前提となるのは、生成好きなことを仕事にしてはいけないということ。まずは個人としてきちんと稼げるビジネスのスキルを身につけ、好きなことを趣味として自由に楽しめるライフスタイルを作り上げていきましょう。それができていないまま「好きなことを仕事にしよう!」「嫌いな事はしたくない!」と理想を追いかけていても道が開けません。人生には何かに焦点を合わせて、徹底的に頑張る時期が必要です。「今が楽しければいい」と思って切なく的に見ていたら、何の能力が身に付きません。自分に強な能力を身に付けてからでも、人生はたっぷり楽しめます。

生活する上で好きなことが仕事になるのは理想的。みんながここを目指せば世の中は幸せになります。

「なんでもやります!」という人ほど替えがきく

20代はあえて「なんでもできます」「なんでもやります」というスタンスを大切にしていきましょう。30代以降は自分の「やらないことリスト」を作っていく必要があります。自分にとっての「仕事」と「作業」は何かを区別し、「仕事」に労力を注いでいきましょう。「仕事」と「作業」を見分ける判断基準となるのは「それが成果につながるか?」という視点。

これにはハッとさせられました。今まで「仕事」だと思っていたことが「作業」でしかないものもいくつもありました。成果に繋がらない「作業」はできるだけ減らすよう努力するようになりました。

「人生で本当に大切なこと」は何?

人生で大切にしている点は次の4つ。
・自分で考え続けること
・過去の常識をリセットすること
・実験をし続けること
・少しの勇気を持つこと

この本を読んで大事なのは「自分にどう落とし込むか」と考えながら、実践し、取捨選択していくこと。何を捨て、何を残すか」。その選択が、あなたらしい人生を形作っていくのです。

まさにその通り。今回得た内容をいかに実践していくか、習慣にできるか。少しずつ、1つずつでも実践していきます。この本で一番ぐっときたのは「好きなことを仕事にするのではなく、好きなことが仕事になる」というフレーズ。いつか「好きなことが仕事になりました」と言えるようになりたい!

ほな!