MacBookAirなどにREALFORCE などの外付けキーボードを付けた際、親指シフトの一部のキーが認識されない時の対処方法







先日、オンラインサロンで出会った方がワタクシのブログを片っ端から読んでくれて、紹介した本やガジェットをどんどん購入してくれています。すでにオススメした本が届いて読んでいただき「めっちゃ良かった!面白かった!」と言っていただきました。書き手としてはこんなありがたく嬉しいことはありません。

勝間塾に入っておられたので親指シフトについて話をしたところ興味はあるけど、やり方がわからないとのことだったので、この世界へ誘いました。事前に親指シフトで必須となる「Karabiner-Elements」「Lacaille」をダウンロードしてもらった上でZoomで導入のお手伝いをいたしました。

IT系の企業に勤務されていることもあり、リテラシーが相当高いのでインストールから設定まで驚くほどスムースに進みました。ただし、ワタクシが躓いたところと同じところで戸惑っておられたので、自力だけでは難しかったと思います。

その後、やる気が加速したらしくワタクシがブログでオススメしていた外付けキーボードの東プレのREALFORCEをメルカリで購入されました。親指シフトはスペースキーが短くないと打鍵しにくいのですが、最新のREALFORCE は残念ながらスペースキーが伸びてしまい親指シフトには向きません。スペースキーが短いタイプのキーボードは廃盤になっており中古もしくはプレミアがついた高価な新品で手に入れるしかありません。

 

タイピングコンテストの映像がありますが、ヤバい速度。実況がうるさくて耳障りなので音を消して鑑賞してみてください。


 

早速キーボードが届き繋いだところ、右親指シフトが機能しないとのこと…。またZoomで繋ぎ、状況をお聞きしたところ、ほぼ解決策が見えたので画面を見せつつ設定をしてもらったら見事動きました!

「まるで神様です〜!」と言っていただき感無量。ワタクシも色々今まで試行錯誤して、ここまで来たので、大体の不具合は解決できる自信があります。ましてや同じキーボードなので不具合の原因もおおよそ特定できるので今回の案件は易しい部類に入ります。

他にも同じような不具合で行き詰まっている方がおられる方もいるかもしれませんので情報共有のためブログに書いておきます。

外付けキーボードを付けた場合は「Karabiner-Elements 」のSimple modificationsの設定を下記のような設定にします。なお、下の2行はCtlキーを入れ替えるためのものなので無くても大丈夫。

 

そしてVirtual keyboardのカントリーコードは「1」にしておきます。

 

おそらくこれで右親指シフトが機能しないという不具合は解決できるはず。お役に立てれば幸い。

なお、REALFORCE をはじめて使った感想は「これ、凄いですね。今まで何を使っていたんだろうっていう感じです。別次元の打ちやすさですね〜」とのこと。ワタクシ自身、HHKBをはじめ、様々なキーボードを試しましたがREALFORCE が一番しっくりきています。2008年からREALFORCE 108UBKを使い続けていますが全く不具合なく使えています。多少キートップが薄くなってきたぐらいで操作には全く問題ありません。ただしこの機種はプレミアが付いており購入した金額の3倍ほどの値段が付いています。


 
一応、このキーボードが壊れた場合を想定してREALFORCE 91BKをストックとして保管してありますのであと20年ぐらいは大丈夫だと思います。その頃には脳波で文章が打てるようになっているかもしれませんので、これが壊れたときにはその時考えます(笑)

REALFORCE 91BKは中古ではありますが108BKと比べると安価で手に入りますので、テンキーをあまり使わないのであればこちらをオススメします。


 
コ口ナの影響によりテレワークを導入する企業が一気に増え、コミニュケーション手段としてチャットが主流になりキーボードでいかに速く、ラクに正確に打鍵できるかがより一層、重要になっています。

親指シフトはローマ字入力に比べて1.7倍ほどの速度で打つことができる上、脳内でローマ字変換しなくていいので日本語を楽に自然に紡ぐことができます。一文字一打鍵の快適さは体感してみないとわからないと思いますが、もうローマ字入力には戻れません。

親指シフトに移行して5年半が経った結果 一生使えるスキルになっています!


 

そしてREALFORCE などの高級キーボードと組み合わせればさらに快適になります。親指シフトをマスターするには少々ハードルが高いのですが、一度身につけてしまえば一生使えますので、興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてください。オンラインで導入のお手伝いができることがわかりましたので「チャレンジしてみたい」という方はお声がけください。

ほな!おおきに!