先日、2泊3日で東京・横浜へ行ってきました。
3日目は「カヤバ珈琲」で絶品のたまごサンドと美味しい珈琲を気の合う友人といただいた後、国立西洋美術館へ。
今回の企画展は国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」 フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで。
国立西洋美術館は先日、リニューアルされ、企画展会場をはじめ、常設展会場も生まれ変わりました。
今回の企画展は国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館になります。
二人の生涯は入口にある動画でうかがい知ることができます。
今回の展覧会では開館から現在にいたるまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真を通じ、近代における自然に対する感性と芸術表現の展開をご覧いただけます。
産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちも新たな知識とまなざしをもって自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していきます。
足元の草花から広大な宇宙まで、そして人間自身を内包する「自然」の無限の広がりから、2つの美術館のコレクションという枠で切り出したさまざまな風景の響き合いを楽しめます。
今回の展覧会はほとんどの作品が撮影可能だったので、一部をご紹介します。
撮影できるのは、ブロガーとしては、とっても嬉しいのですが、未だにiPhoneのシャッター音を鳴らしているアンポンタンがいます。
静かに観たい人にとっては大迷惑なので、必ず無音カメラアプリをインストールしておきましょう。
素晴らしい作品がたくさんありましたが、個人的に一番良かったのは、会場の中ほどにあった、「クロード・モネ」と「ゲルハルト・リヒター」の作品が並んでいるブース。
いやはや、この二人の作品を同じ視界の中で観られるとはなんという贅沢…。
ゲルハルト・リヒター展は6月に東京へ行ったときに鑑賞しましたが、めっちゃ良かったので、また豊田市美術館へ巡回してきたら必ず観に行きます。
この「自然と人のダイアローグ」の企画展のほか、「調和にむかって」ル・コルビュジエ芸術の第二次マシン・エイジ ― 大成建設コレクションより、「西洋版画を視る」
―エッチング:線を極める、線を超える−、そして常設展も相当ボリュームがあり、脳みそがお腹いっぱい?になります。
この二つの企画展は「自然と人のダイアローグ」の展観覧当日に限り同展観覧券で観ることができますので、めっちゃお得。
所要時間は「自然と人のダイアローグ」でゆっくり観て1時間、それ以外の企画展、常設展をサラッと観て40〜50分程度かかります。
じっくり観たい方は2時間は確保しておきましょう!
土日は事前予約をしていった方が確実ですが、平日なら事前予約なしでも、待つことなく入れると思います。
ただし、団体が入ったりした場合は待たされることもありますので、できるだけネットで事前予約してから訪れることをオススメいたします。
会期
2022年6月4日(土)~9月11日(日)開館時間
9:30〜17:30
毎週金・土曜日:9:30〜20:00
※入館は閉館の30分前まで休館日
月曜日、ただし8月15日(月)は開館
会場
企画展示室観覧料金
一般2,000円、大学生1,200円、高校生800円
※混雑緩和のため、本展覧会は事前予約制(日時指定券)を導入いたします。チケットの詳細・購入方法は、 展覧会公式サイトのチケット情報外部リンクをご確認ください。
※中学生以下は無料
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)
ほな!おおきに!