いけばな展の本当の楽しみ方







彼岸花が咲き乱れている今日この頃。
咲く時期が短く綺麗なのはあっという間。
近くに名所がある方は今週末がチャンス。

これからの時期、あちらこちらでいけばなの展覧会が開催されます。
秋の花や草木を使ったいけばなはまさに芸術。
流派によって使う花や花器、形なども様々ですが一様に楽しめます。

今回はツウないけばな展の楽しみ方を紹介します。

◆流派の違いを楽しみましょう
池坊を筆頭に小原流、石田流など140を超える流派があります。
それぞれに特徴があり、それの違いをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
やはり歴史のある池坊が抜きん出てる感はあります。

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◆写真を撮影しましょう
ぜひ一眼レフデジカメで撮影してみましょう。
本来、いけばなを写真に収める際は端から端まで全てを入れ込るのがルールですが、個人で楽しむ分には自由に撮影してみましょう。
肉眼では見ることのできない映像を撮影することができます。
マクロレンズで撮影すると特に面白い映像を切り取ることが可能。

いけばな2 いけばな1

◆続けて展示会を訪れましょう。
いけばなは生きもの。
草木を使ったいけばなはあまり変化がありませんが、
生花を使ったいけばなは時間とともにどんどん変わっていきます。
この変化がとっても楽しい。
時間が許せばぜひ続けて訪れてみてください。
また、たいていのいけばな展は会期中にいけかえがあり、作品が入れ替わりますのでそのタイミングで訪れるのもいいでしょう。

同じいけばなですが、左が初日、右が翌日。
つぼみだったユリが見事に咲いています。
変化

こういう変化に気づくとさらにいけばなを楽しむことができます。
芸術の秋を楽しみましょう!

ほな!