先日、「お金のいらない国」の著者である長島龍人の落語講演会に参加しました。
以前、オンラインで拝見したことがありますが、やはりリアルで聴くのとは違います。
落語のあとは、ギターの弾き語りも…。
「お金のいらない国」は2003年に出版され、2021年に11刷と息の長い人気作品となっています。
主人公の男性が、ある日突然、お金のいらない国にワープしたら、なんの問題もなく、平和で幸せな世界が広がっていたというストーリー。
戦争や競争、自殺は、ほぼお金の問題によって、もたらされているということがわかります。
お金は便利だと思いますが、腐らないのが大問題。
いつまでも使えて、消費期限がないため、富が一極に集中します。
もし、お金に消費期限があったら、貯めても仕方がないので、分配され、今よりは平和な世界がやってくるのは間違いありません。
暗号通貨を始めとしたフィンテックが使えるようになった昨今、お金に消費期限を付けることは可能になりました。
あとは、既得権益を持った人たちがそれを許すかどうか。
風の時代に入り、お金や物質が優先される時代から、人脈や情報が価値を持つ時代になりました。
海外では、ほぼ現金は流通せず、キャッシュレス決済が主流になっており、数字だけの話になっています。
現金という物質は存在せず、概念でしかありません。
お金がなくなれば、確定申告をはじめ、保険商品も要らなくなり、大変革が訪れます。
人間が、より人間らしい生活ができるようになるはず。
SFではなく、本当にお金のいらない国になったら、いいのになぁ…。
現実はさておき、ぜひ長島龍人氏の「お金のいらない国」を読んでみてください。
シリーズで4部まであります。
個人的には2の「結婚って?家族って?」が気に入っています。
先日、第5話がnoteで公開されましたので、ぜひこちらもどうぞ。
ほな!おおきに!